【調査】シミ治療経験者の78%が「もっと早く始めれば」と後悔|肝斑とシミの見分け方、治療法選択の正解を300名調査で徹底解明
レーザー・内服薬・外用薬の使い分けガイド|皮膚科医監修のもと治療選択の実態と満足度を調査
【結論】本調査のポイント
結論から言うと、シミには主にレーザー治療が有効ですが、肝斑にはトラネキサム酸内服薬が第一選択となります。両者の見分け方として、肝斑は左右対称に頬骨付近に現れ、妊娠・ピル服用・ストレスで悪化する特徴があります。レーザー治療は1回3,000〜30,000円程度で1〜5回の照射が目安、トラネキサム酸内服は3ヶ月程度の継続で効果を実感する方が多いです。
・シミ・肝斑治療経験者の78.3%が「もっと早く治療を始めればよかった」と回答
・肝斑をシミと誤認してレーザー治療を受けた人の62.5%が「悪化した経験がある」と回答
・内服薬と外用薬の併用療法で満足度が最も高く、満足と回答した割合は81.7%
用語解説
■ 肝斑(かんぱん)とは
肝斑とは、30〜40代女性に多く見られる後天性の色素沈着症である。頬骨に沿って左右対称に現れる褐色のシミで、女性ホルモンの影響や紫外線、摩擦刺激が主な原因とされる。通常のシミと異なり、強いレーザー治療で悪化するリスクがあるため、トラネキサム酸内服薬が第一選択となる。
■ 老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)とは
老人性色素斑とは、紫外線の蓄積によって生じる最も一般的なシミである。日光黒子とも呼ばれ、境界が明瞭で円形〜楕円形の褐色斑として現れる。レーザー治療やIPL光治療が有効であり、1〜数回の施術で除去が可能である。
■ トラネキサム酸とは
トラネキサム酸とは、メラニン生成を抑制する作用を持つ内服薬である。肝斑治療において日本皮膚科学会ガイドラインで推奨されており、通常1日750〜1500mgを2〜3ヶ月以上継続服用することで効果を発揮する。抗プラスミン作用により、メラノサイトの活性化を抑制する。
シミ・肝斑治療法の比較(レーザー・内服薬・外用薬)

|
比較項目 |
レーザー治療 |
内服薬(トラネキサム酸) |
外用薬(ハイドロキノン等) |
|
適応症状 |
老人性色素斑、そばかす、ADM |
肝斑(第一選択) |
肝斑、炎症後色素沈着、シミ予防 |
|
効果実感までの期間 |
1〜2週間(1回で効果) |
2〜3ヶ月 |
1〜3ヶ月 |
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治療回数・期間 |
1〜5回(種類により異なる) |
3〜6ヶ月の継続服用 |
継続使用が必要 |
|
費用目安 |
1回3,000〜30,000円 |
1ヶ月2,000〜5,000円 |
1ヶ月3,000〜8,000円 |
|
ダウンタイム |
3〜10日(かさぶた形成) |
なし |
ほぼなし(赤み程度) |
|
肝斑への使用 |
単独使用は避ける |
推奨(第一選択) |
併用で効果的 |
|
副作用リスク |
色素沈着、炎症 |
まれに胃部不快感 |
刺激感、白斑(長期使用時) |
※一般的な目安であり、個人差があります。治療法の選択は必ず医師の診断に基づいて行ってください。
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、シミ・肝斑治療に関する実態調査を実施いたしました。本調査では、シミや肝斑に悩みを持つ300名を対象に、治療法の選択や満足度、後悔した点などについてアンケートを行い、皮膚科医監修のもと治療選択の正解を明らかにします。
調査背景
近年、美容医療の普及に伴い、シミ治療を検討する方が増加しています。しかしながら、「シミ」と「肝斑」は見た目が似ているものの治療法が大きく異なり、誤った治療選択により症状が悪化するケースも報告されています。特に肝斑は、通常のシミ治療用レーザーで悪化するリスクがあるため、正確な診断と適切な治療法選択が不可欠です。そこで当院では、治療経験者の実態を調査し、これからシミ・肝斑治療を検討される方への情報提供を目的として本調査を実施いたしました。
調査概要
調査対象:シミまたは肝斑の治療経験がある、もしくは治療を検討している全国の20〜60代の男女
調査期間:2026年4月20日〜4月29日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】78%が「もっと早く治療を始めればよかった」と後悔
設問:シミ・肝斑治療を始めた時期について、どのように感じていますか?

約8割の方が治療開始時期について後悔しており、シミや肝斑は放置すると濃くなる傾向があることから、早期の受診・治療開始が重要であることがわかります。特に肝斑は紫外線を浴び続けることで悪化するため、気づいた時点での対策が推奨されます。
【調査結果】6割以上が「シミと肝斑の違いを知らなかった」と回答
設問:シミと肝斑の違いについて、治療前にどの程度理解していましたか?

シミと肝斑の違いを正しく理解していた人は約2割にとどまり、多くの方が自己判断で誤った治療を選択するリスクがあることが示唆されます。肝斑は通常のシミ取りレーザーで悪化する可能性があるため、専門医による診断が不可欠です。
【調査結果】肝斑レーザー治療者の62%が「悪化した経験がある」
設問:肝斑にレーザー治療を行った経験がある方にお聞きします。治療後の症状はどうでしたか?(肝斑治療経験者n=128)

肝斑に対するレーザー治療経験者の6割以上が悪化を経験しており、肝斑に対しては内服薬治療が第一選択であることの重要性が裏付けられました。レーザー治療を行う場合は、レーザートーニングなど肝斑に適した低出力の機器を使用し、内服薬との併用が推奨されます。
【調査結果】「内服薬と外用薬の併用」で81%が効果を実感
設問:シミ・肝斑治療で最も効果を実感した治療法は何ですか?

複数の治療法を組み合わせることで高い満足度が得られており、特に内服薬と外用薬の併用療法は肝斑治療において最も推奨される方法です。レーザー治療は老人性色素斑には単独で効果的ですが、肝斑には併用療法が効果的です。
【調査結果】約7割が「3ヶ月以内」に効果を実感
設問:シミ・肝斑治療で効果を実感するまでにかかった期間はどのくらいですか?

レーザー治療は比較的早く効果が現れる一方、内服薬治療は2〜3ヶ月の継続が必要です。約7割が3ヶ月以内に効果を実感していることから、適切な治療を選択すれば比較的早期に改善が期待できることがわかります。
調査まとめ
本調査により、シミ・肝斑治療において「早期治療開始の重要性」「正確な診断の必要性」「複合治療の有効性」の3点が明らかになりました。特に、シミと肝斑を誤認してレーザー治療を受けた方の6割以上が悪化を経験していることから、自己判断での治療選択は避け、皮膚科医による正確な診断を受けることが不可欠です。また、治療経験者の約8割が「もっと早く始めればよかった」と回答しており、気になる症状がある場合は早期の受診が推奨されます。
医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師
皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、シミと肝斑は見た目が似ていても治療法が全く異なるため、正確な診断が治療成功の鍵となります。特に肝斑に対して通常のシミ取りレーザーを照射すると悪化するリスクが高く、まずはトラネキサム酸内服薬による治療が第一選択です。
シミの中でも最も多い「老人性色素斑」は、Qスイッチレーザーやピコレーザーによる治療が非常に効果的です。1〜2回の照射で除去でき、ダウンタイムも1〜2週間程度のかさぶた形成のみです。一方、肝斑は女性ホルモンや慢性的な刺激が関与しており、強いレーザー照射によりメラノサイトが活性化して悪化するリスクがあります。
肝斑治療の第一選択はトラネキサム酸の内服です。日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨されており、2〜3ヶ月の継続服用で約7割の方に改善が見られます。これにハイドロキノンやビタミンC誘導体などの外用薬を併用することで、さらに高い効果が期待できます。
最近では肝斑に対して低出力のレーザートーニング治療も行われていますが、単独での使用は推奨されず、必ず内服薬との併用が原則です。また、レーザートーニングを繰り返しすぎると白斑(色素脱失)のリスクがあるため、治療回数の管理が重要です。
シミ・肝斑治療において最も重要なのは、紫外線対策です。どの治療法を選択しても、紫外線対策を怠ると再発や悪化のリスクが高まります。SPF30以上の日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘での物理的な遮光も心がけてください。
【エビデンス】日本皮膚科学会の「美容皮膚科ガイドライン」では、肝斑に対するトラネキサム酸内服療法は推奨度Bとして位置づけられており、臨床試験でもプラセボと比較して有意な改善効果が報告されています。また、ハイドロキノンは美白外用薬のゴールドスタンダードとされ、2〜4%濃度での使用が一般的です。
シミと肝斑の見分け方
・肝斑は頬骨に沿って左右対称に現れる
・肝斑は30〜40代女性に多く、妊娠・ピル服用で発症・悪化しやすい
・老人性色素斑は境界明瞭で円形〜楕円形、左右非対称
・そばかすは幼少期から発症し、小さな点状の色素斑が散在
治療法選択のポイント
・老人性色素斑・そばかす:Qスイッチレーザー、ピコレーザーが有効
・肝斑:トラネキサム酸内服+ハイドロキノン外用が第一選択
・炎症後色素沈着:ハイドロキノン、ビタミンC誘導体外用が有効
・混在している場合:段階的治療と医師による定期的な評価が必要
治療中・治療後の注意点
・紫外線対策は全ての治療において必須(SPF30以上を毎日使用)
・ハイドロキノンは長期連用で白斑リスクがあるため、3ヶ月ごとに休薬期間を設ける
・レーザー後のかさぶたは自然に剥がれるまで触らない
・治療効果判定は最低2〜3ヶ月の継続後に行う
髙桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. シミと肝斑はどうやって見分ければいい?
A. 肝斑は左右対称に頬骨付近に現れ、境界がぼんやりしているのが特徴です。
肝斑は30〜40代女性に多く見られ、頬骨に沿って左右対称に広がる褐色の色素斑です。本調査では66.7%の方が治療前にシミと肝斑の違いを知らなかったと回答しており、自己判断は難しいことがわかります。特に両方が混在しているケースも多いため、正確な診断のためには皮膚科医の受診をおすすめします。
Q2. 肝斑にレーザー治療をしても大丈夫?
A. 通常のシミ取りレーザーは肝斑に使用できず、悪化するリスクがあります。
本調査では、肝斑にレーザー治療を行った方の62.5%が「悪化した」と回答しています。肝斑治療の第一選択はトラネキサム酸内服薬であり、レーザーを使用する場合は低出力のレーザートーニングを内服薬と併用する方法が一般的です。必ず医師の診断のもとで治療法を選択してください。
Q3. シミ取りレーザーの費用と必要な回数は?
A. 費用は1回3,000〜30,000円程度、回数は症状により1〜5回が目安です。
シミの大きさや深さ、種類によって費用と回数は異なります。小さな老人性色素斑であれば1回5,000〜10,000円程度で除去可能ですが、大きなシミや複数箇所の場合は費用も高くなります。本調査では約7割の方が3ヶ月以内に効果を実感しており、適切な治療選択で比較的早期の改善が期待できます。
Q4. ハイドロキノンとトラネキサム酸の違いは?使い分けは?
A. ハイドロキノンは外用薬でメラニンを淡色化し、トラネキサム酸は内服薬でメラニン生成を抑制します。
ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも呼ばれ、すでにできたシミを薄くする作用があります。トラネキサム酸は内服することでメラニンの生成自体を抑制し、特に肝斑治療に有効です。本調査では両者の併用で81.7%が効果を実感しており、それぞれの作用を組み合わせることで高い効果が得られます。
Q5. シミ・肝斑治療で効果が出るまでどのくらいかかる?
A. レーザー治療は1〜2週間、内服薬治療は2〜3ヶ月程度で効果を実感する方が多いです。
本調査では約7割の方が3ヶ月以内に効果を実感したと回答しています。レーザー治療は照射後1〜2週間でかさぶたが剥がれ、その下からきれいな肌が現れます。内服薬治療は即効性はありませんが、2〜3ヶ月の継続服用で徐々に肝斑が薄くなっていきます。治療を途中でやめずに継続することが重要です。
放置のリスク
・シミは放置すると紫外線の蓄積で濃くなり、範囲が広がる可能性がある
・肝斑は適切な治療をしないと慢性化し、改善が難しくなる場合がある
・誤った自己判断での治療(特にレーザー治療)により症状が悪化するリスクがある
・一部のシミは皮膚がんの初期症状と類似しているため、専門医による鑑別が必要
こんな方はご相談ください|受診の目安
・シミの形が不整形で境界がギザギザしている場合
・シミの色がまだらで均一でない場合
・短期間で急速に大きくなった、または濃くなった場合
・出血やかさぶたの形成を繰り返す場合
・セルフケアで改善しない、または悪化している場合
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚科医・形成外科医による正確な診断と治療法の提案
・複数のレーザー機器を完備し、シミの種類に応じた最適な治療を提供
・内服薬・外用薬処方からレーザー治療まで一貫した治療が可能
・土日祝日も診療、複数院展開で通いやすい環境を整備
アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
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アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画
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