「空飛ぶクルマ」のプラットフォーム開発のAirXと資本業務提携を締結〜 航空ネットワークを活用した、訪日観光客向けのインバウンドプロモーション支援事業を強化 〜
株式会社マイクロアド(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:渡辺健太郎、以下マイクロアド)のCVC事業を専門とする子会社、株式会社マイクロアドベンチャーズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:榎原 良樹)は、地域の渋滞やオーバーツーリズムなどの解消が期待される『空飛ぶクルマ』(※1)の機体製造以外の全ての要素を統合するバーティカルプラットフォームを開発する株式会社AirX(所在地:東京都千代田区、代表取締役CEO 手塚 究、以下AirX )に資本参加し、業務提携を締結したことをお知らせいたします。
AirXが保有するエアモビリティ事業を軸とする航空ネットワークを活用したインバウンドマーケティングサービスを開始いたします。本提携により、当社の訪日観光客に対するインバウンドプロモーション事業のさらなる拡大を推進するとともに、顧客の課題解決を実現し、企業価値の最大化を目指してまいります。

■AirX社及び、バーティカルプラットフォームについて
AirX社
AirXは日本国内で、ヘリコプター及びビジネスジェットなどを総称した「エアモビリティ」を活用し、心が躍動する絶景や地上交通の1/5の移動時間の短縮、というエアモビリティが持つ本質的な価値を、独自の仕組みで利便性高く提供する空の旅客サービス(移動/遊覧)を展開しています。関東、関西を中心に全国11ポートで展開し、国内最大規模のサービスとして、累計25,000組以上のお客様に利用されています。
「空飛ぶクルマ(eVTOL)」においては、2018年設立の「空の移動革命に向けた官民協議会」に当初から参画し、2023年には無操縦者航空機(パイロットが搭乗しない航空機)の離島間飛行に国内で初めて成功しています。現在17の自治体と連携しており、今後も連携拡大を進めるとともに、2027年にシェアリングサービスの運航を開始する予定です。

バーティカルプラットフォーム
エアモビリティの旅客サービス(移動/遊覧)に必要な、機体・格納・ヘリポート・地上接客・運航・予約管理・マーケティング・決済・システムなど、分離した要素を垂直統合するワンプラットフォームサービスです。また、あらゆる分野のサービスや社会インフラと接続することで、自社のプラットフォームに止まらない空のインフラ構築とアライアンス強化を行なっています。
■AirXの、ヘリコプター遊覧予約サービス「AIROS Skyview」について
AirXが提供するヘリコプター遊覧予約サービス「AIROS Skyview」は、国内最多のヘリコプターフライト実績を誇り、国内利用者のほか訪日観光客からの需要も高まっています。現在も国内主要都市における提携ヘリポートの拡大を進めており、シェアを順調に伸ばしています。
・ヘリ遊覧飛行プラン
関東・関西・近畿・九州エリアなどの観光地のクルージングが可能です。
・ヘリコプター移動便
ご希望の場所まで、関東・中部・関西エリアから出航することができます。
詳細はこちら
ヘリコプター遊覧予約サービス「AIROS Skyview」 https://skyview.airos.jp

■エアモビリティ市場について
今後運用が本格化されるeVTOL(空飛ぶクルマ)の市場は、2040年には世界規模で約230兆円(※2)、日本国内においても2.5兆円規模に達すると予測されています(※3)。
またヘリコプター観光の市場規模は、世界的に見ても、2020年の約1,117億円から、2028年には約1,522億円に達するとされており、年平均成長率は4.4%と見込まれています(※4)。
■資本業務提携の目的
マイクロアドは、展開するデジタルマーケティング及び、インバウンドプロモーション支援事業を通じ、さまざまな企業のマーケティング活動を支援してまいりました。
成長著しいエアモビリティ市場への早期参入に加え、AirXの航空ネットワークを活用し、今後も増加する訪日観光客に対する新たなビジネスモデルを創出することで、更なる事業展開が期待できると考え、資本業務提携を締結いたしました。
本連携により、インバウンドプロモーション事業のさらなる拡大を推進するとともに、顧客の課題解決を実現し、企業価値の最大化を目指してまいります。
■提携による事業展開について
AirXの航空ネットワークを活用した、オンライン・オフラインによる訪日観光客向けのインバウンドプロモーション施策を展開してまいります。
・航空機内やヘリポートにおける広告事業
訪日観光客とのタッチポイントとして、機内やヘリポートなどを活用した独自のプロモーションサービスを共同開発し、事業展開を推進いたします。
・AirXの保有データを活用した広告配信
AirXの会員データや予約データ等を活用した広告配信を行います。
※取り扱うデータに個人情報は含まれません
・支援先企業を含めた事業展開を推進
これまでマイクロアドが支援してきた訪日観光客向けの事業展開を行う企業と連携し、新たな事業展開を推進いたします。
また今後、訪日観光客のみならず、国内のAirX利用者・観光客も対象とした、幅広い層へのプロモーション事業を展開してまいります。
■投資先企業概要
会社名 :株式会社AirX
所在地 :東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5F Wework 麹町
代表者 :代表取締役 手塚 究
設立 :2015年2月23日
事業内容 :旅行手配事業、航空運送代理事業
会社URL :https://airx.co.jp
■AirX社のプレスリリース
『空飛ぶクルマ』プラットフォーム開発のAirX、シリーズBラウンドで合計12.5億円の資金調達。2027年の運航開始へ
西武グループ等の参画により、地域 / 都市全体での事業化の実現を目指す
URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000028531.html
今後もマイクロアドグループは、CVC事業による国内外の様々なベンチャー・スタートアップ企業への積極的な投資やアライアンスを通じて、企業価値向上に努めてまいります。
※1)空飛ぶクルマとは:明確な定義はないが、「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」が一つのイメージ。諸外国では、eVTOL(Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft)や UAM(Urban Air Mobility)とも呼ばれ、新たなモビリティとして世界各国で機体開発の取
組がなされている。モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでおり、日本においても2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、2030 年代の本格普及に向けたロードマップ(経済産業省・国土交通省)が制定されている。
引用元:国土交通省(令和 3 年 3 月付)https://www.mlit.go.jp/common/001400794.pdf
引用元:経済産業省(令和 4 年 3 月付)https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/air_mobility/pdf/008_01_02.pdf
※2)モルガンスタンレー「Are Flying Car Preparing for Takeoff」
※3)PwC “空飛ぶクルマ”の産業形成に向けて
※4)株式会社グローバルインフォメーション 市場調査レポート「ヘリコプター観光の世界市場予測

株式会社マイクロアド 概要
社名 株式会社マイクロアド
代表者 代表取締役 社長執行役員 渡辺健太郎
本社所在地 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー13F
事業内容 データプラットフォーム事業
URL http://www.microad.co.jp/
株式会社マイクロアドベンチャーズ 概要
社名 株式会社マイクロアドベンチャーズ
本社所在地 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー13F
代表者 代表取締役社長:榎原 良樹
事業内容 CVC事業
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