2025年度グッドデザイン賞を受賞

住宅業界唯一の36年連続受賞

ミサワホーム株式会社

○ 企画住宅2点の受賞により、当社のグッドデザイン累計受賞数は住宅業界最多の176点※

○ 建物と外構を一体化させた「路地庭」のある住まいと、機能的な間取りに「蔵」を設けた住まいが受賞

○まちとの連続性や多様な空間構成など、日本家屋の特性を現代的に規格化した点が評価

「路地庭のある家」(SMART STYLE Roomie 大屋根タイプ)
「世代を超えて住み継げる、『蔵』のある住まい」((SMART STYLE Roomie スキップ蔵タイプ)

 ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 作尾徹也)の企画商品2点が、2025年度グッドデザイン賞(主催 公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。1990年の初受賞以降、住宅業界唯一の36年連続受賞を果たし、住宅商品58点をはじめ、住宅関連部品や個人邸など通算受賞点数が176点と、住宅業界では最多の実績です。

 「路地庭のある家」は、自然や地域との触れ合いが減少する現代において、建築と外構を一体化した大屋根の住まいを提案。建築で構成する高い塀や門扉でアプローチを内包した “まもられたそと”の創出により、かつての路地や縁側のように暮らしを外へ導き、住まいとまちとの新たな関係性をデザインしています。

 また「世代を超えて住み継げる、『蔵』のある住まい」は、機能的な間取りに伝統的な蔵とスキップフロアの要素を織り込むことで、家族やライフスタイルの変化に応じて用途を変える柔軟性を持ち合わせます。住み手が変わっても住みよさ・心地よさが感じられる、時代を超えて継承される住宅です。

 これまでミサワホームは、住まいの快適さや楽しさ、安全性、子どもの成長、人と人とのつながりなど、暮らしを豊かにするための住まいをデザインしてきました。このたび受賞した2点においても、まちとの連続性や多様な空間構成など、日本家屋の特性を現代的に再構築し、規格化した点が高く評価されました。こうした、時代のニーズに応えながらより良い暮らしや社会を目指す住まいづくりへの取り組みが、住宅業界唯一の実績であるグッドデザイン賞の36年連続受賞につながったと考えています。

 ミサワホームはこれからも、当社のパーパスである「“HOME”に満ちあふれた世界をデザインする」という考えのもと、ご家族のニーズはもちろん、時代の変化にも柔軟に対応し、今後も良質な住まいの提供を通じて豊かな住環境づくりに貢献します。

※飛島建設株式会社、住友林業株式会社と共同受賞した2025年度グッドデザイン・ベスト100「丸太打設軟弱地盤対策&カーボンストック工法」を含む

■グッドデザイン賞受賞内容

1.「路地庭のある家」(SMART STYLE Roomie 大屋根タイプ)

 建築と一体化した高い塀や門扉でアプローチを内包した「路地庭」のある住まいを提案。 外との接点を増やすように1階のボリュームを広げた大屋根形態と、路地庭による「隔たり」と「つながり」を両立する“まもられたそと”により、内部空間を拡張しながら暮らしを自然と外へ導き、家族の暮らしを地域にやさしくにじませます。

【審査員評価】

かつての日本家屋には、街路〜垣根〜庭〜軒先〜縁側〜障子〜居室、と都市から室内空間に至るまでグラデーショナルなパブリック↔︎プライベート間の階調が存在した。そのことによって、住戸内に暮らしは閉ざされることなく、都市と住居の健全なつながりが保たれていた。しかし十分な敷地面積が確保できない中でこの連続性は失われ、その結果、閉じた住居が立ち並ぶことで、街は賑わいを、人々は縁を失うことになった。特に「縁」が失われた街は災害等、有事の際の危険度が高いことは、広く指摘されている通りだ。 この商品住宅はかつての街路〜居室までの、グラデーショナルな中間領域を、現代の敷地状況に適した形でコンパクトに再現したものと捉えることができる。こういった都市と接続性を保った住宅が普及することで、都市の賑わいと人々の縁が取り戻される可能性があり評価した。

中庭アプローチ空間「路地庭」

2.「時代を超えて住み継げる、『蔵』のある住まい」(SMART STYLE Roomie スキップ蔵タイプ)

 機能的な間取りに、“大収納空間「蔵」®”を設けることにより、将来に引き継ぎたいモノを大切に保管できる「捨てない暮らし」を可能にしました。日本家屋の連続性・多用途性を取り入れ、5層のスキップフロアで構成した2階建は各階が緩やかにつながり、1.5階に設けたマルチルームは居間にも寝室にも視線が抜ける開放的な空間です。

【審査員評価】

蔵があることで、家の階高が多様になり、同じ高さの画一的な2階建ての家と比較すると、暮らし方の可能性が大きく広がる優れた計画であることを評価した。リビングと接続するように、玄関と隣接した大収納空間「蔵」があり、階高はリビングの半分程の高さで、子供が外で遊ぶものや小型自転車など内部空間から拡張する生活を可能にしている。「蔵」を低くした分、上部のマルチルームは階高が高く世代の変化に合わせた使い方が可能で、子供部屋にしたり、図書ルームとすることもできる。コンパクトに建築の大きさを抑えながら、人々の生活の質の向上に寄り添う姿勢は素晴らしい。

視線が抜ける「マルチルーム」/日常的な出し入れも容易な「蔵」

■ミサワホームのグッドデザイン賞受賞歴

https://www.misawa.co.jp/design/award/good-design/

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会社概要

ミサワホーム株式会社

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URL
https://www.misawa.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル16階
電話番号
03-3349-8088
代表者名
作尾徹也
上場
未上場
資本金
-
設立
2003年08月