鈴与㈱・鈴与カーゴネット㈱ モーダルシフト RORO船 清水-大分航路活用でエコシップマーク優良事業者に認定
鈴与㈱(本社:静岡市、代表取締役社長:鈴木健一郎、以下、鈴与)と鈴与カーゴネット株式会社(本社:静岡市、代表取締役社長:松山典正、以下、SCN)は、国土交通省や学識経験者などから組織するエコシップ・モーダルシフト事業者選定委員会において、令和4年度の「エコシップマーク」認定事業者に選ばれました。
「エコシップマーク認定制度」は、一般貨物の輸送に関し、海運事業者、荷主企業等が一体となって、環境負荷が少なく省エネ・CO2削減に効果のあるフェリー、RORO船、コンテナ船、自動車船の利用を促進することにより、海上貨物輸送への一層のモーダルシフトを図ることを目的に、モーダルシフトを積極的に推進する優良事業者に対しエコシップマークの使用を許可する制度です。
今回、洗剤・石鹸・歯磨きなどのトイレタリー用品、医薬品、通販、ペット用品、化学品を手がける生活用品メーカーの製品輸送において、大型車利用による静岡県富士市-福岡県糟屋郡間の長距離幹線輸送を、清水港-大分航路のRORO船利用による海陸一貫輸送へと転換。モーダルシフトを行うことで、年間のCO2排出量を、陸上輸送の場合と比較し約62%削減しました。その他にも3社のお取引先様と共にモーダルシフト推進に取り組み、エコシップマーク優良事業者の認定を受けました。
働き方改革関連法施行によって、自動車運転業務における時間外労働時間の上限規制が適用されることで運送・物流業界に生じる『2024年問題』の解決策として、RORO船を活用した海陸一貫輸送によるモーダルシフトに注目が集まっています。鈴与とSCNは、このモーダルシフトを積極的に推進する事業者として、平成27年度より7回連続でエコシップマークの認定を受けており、環境負荷低減と、ドライバーの労働環境改善に取り組んでいます。今後も同提案を通じ、社会とお客様のニーズに応えてまいります。
令和4年度 エコシップ・モーダルシフト事業 優良事業者27社に国土交通省開示局長表彰 についての詳細は以下よりご確認ください。
http://ecoship.jp/pdf/eco-news20230519.pdf
以上
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