「第一回妖怪画大賞」グランプリは「出勤時」に決定!
各賞受賞作品も「妖怪万博2025」(2025年2月2日)で決定しました。
香川県・小豆島の「迷路のまち」(土庄本町)の妖怪美術館(小豆島ヘルシーランド株式会社)は、自由な発想で描く妖怪画のコンテスト「第一回妖怪画大賞」の一次審査を通過した50作品を「妖怪万博2025」(2月2日、小豆島の土庄町総合会館フレトピアホールにて)の会場に展示。審査員長の柳生忠平(妖怪画家・妖怪美術館館長)と審査員の平良志季(日本画家)の2名がその場で最終審査を行い、大賞(グランプリ)及び各賞の受賞作品を選出し発表しました。
▼ファイナリスト(一次審査通過作品は)こちら
https://meiro-youkai.com/painting2024finalist
大賞グランプリ受賞作品「出勤時」(京都市在住・木山武さんの作品)
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※東學(墨絵師・アートディレクター)審査員はご都合により欠席となり、柳生忠平と平良志季の2名での審査会となりました。
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優秀賞
作品タイトル|かはづかげらう皇啼く
作者名|ササキヨウスケ
北海道
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審査員特別賞
作品タイトル|側溝の秘密
作者名|江原悠馬
兵庫県
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キッズ部門賞
作品タイトル|はっけよいごせんぼう
作者名|ぴーちゃんけいけいwith りりー
東京都
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応募総数205点。1次審査を通過した作品は審査員を悩ませる秀作揃い
審査員長の柳生忠平が2024年12月にじっくり時間をかけて最終審査会にすすめる50作品を選出しました。画力やアイデアだけでなく、作者の作品解説や意気込み、ストーリーも選考の参考にしています。
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現代社会の闇に潜むひとつ目の妖怪。その迫力と不気味さ、時代性を高評価
【大賞グランプリ受賞者ご本人の作品解説】
朝の出勤で気だるそうに歩いているサラリーマンが、まるで妖怪に気を吸い取られているようだったので、それを絵で表現した。
【審査員長・柳生忠平の講評|妖怪画大賞総評及びグランプリ作品について】
妖怪画大賞総評及びグランプリ作品について 205点もの素晴らしい作品が届き、こんなにも絵を描くという行為で妖怪たちを表現する人がいるのかと、ただただ嬉しく思いました。
子供の頃は妖怪が好き、妖怪の絵を描いているということだけで理解を得られず、悲しい思いをしただけに感動しました。 みなさんそれぞれの表現方法で審査の間も平良先生と共に ワクワクさせていただきました。 おっ!と驚くものからクスッと笑えるものまで。本当にすごいです。
第一回のグランプリ作品 『出勤時』 はまさにここ近年の日本を表しているかのような作品でした。 出勤する前の働く人々の疲れや絶望感など作品の色と構図で とてもリアルに表現できているなと思いました。 そして画面右に大きくびっしり描かれた妖怪の顔。 この存在感がなんとも言えません。 目が我々人間の心の内を見透かしているかのような・・・ そして嘲笑っているかのような・・・
妖怪博士の異名を持つ 兵庫県立歴史博物館の香川雅信さんはこう言います 『現代に新しく生み出された妖怪作品の多くは目が特徴である。しかも たくさんの目がある妖怪が多い』と。 監視カメラやSNSが最盛期のこの時代、見る、見られる、見せるが 当たり前の時代になってきたことの象徴かなと私自身もそう思います。 (現に私もそういう作品も多く描いています)
まさにこの妖怪は現代に生まれた妖怪と言っても過言ではないでしょう。 その他の作品群を拝見していても、日常生活の中での風刺や細やかな出来事に 視線を向けたものが多かったように思います。 (ゴミの問題や冷蔵庫の中での出来事などなど・・・)
もしかしたら妖怪という、闇、暗、黒といったどちらかというと負の属性を持つ彼らがいるおかげでこの世界は成り立っているのかもしれません。 この妖怪画大賞を通じてより妖怪たちを愛して行こうと心に決めた所存です。
そして何よりも受賞された木山武様、本当におめでとうございます。
今後の作品も見せていただきたいと思います。
また、その他の賞を受賞された方々、残念ながら賞は取れなかったけど 作品応募してくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。
審査員長|妖怪画家・柳生忠平
秀作が多く急遽受賞部門を当日新設。「心の忠平賞」「心の平良賞」
最終審査に進んだ50作品は甲乙つけがたい秀作が揃い、審査員の頭をかなり悩ませました。そこで審査会当日「どうしてもなにかしらの賞をあげたい!」という作品をそれぞれが選出。「心の忠平賞」「心の平良賞」が当日新設されました。これらの作者には、柳生忠平と平良志季それぞれの所有する「私物」が送られることになりました。
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心の忠平賞
作品タイトル|すいこみ
作者名|ショトウ
京都府
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心の平良賞
作品タイトル|ヨルノピーマン
作者名|SHOKO SAITO
東京都
応募総数205点。最終審査・発表は2月2日「妖怪万博2025」にて
妖怪画大賞(10月1日(火)作品応募の受付~11月30日の締切)には、日本全国のみならず香港・台湾からも応募作品が集まりました。応募総数(有効エントリー数)は205点。妖怪画家・妖怪美術館館長の柳生忠平が12月16日に審査を行い、最終審査会にノミネートされる50作品(小学生以下6点含む)を選出いたしました。
【第1回妖怪画大賞|概要】
「妖怪」をテーマに自由な発想で描く「絵画」作品を募集
【応募要項】https://meiro-youkai.com/painting
主催:小豆島・迷路のまち 妖怪プロジェクト実行委員会 、妖怪美術館
協力:小豆島ヘルシーランド株式会社、小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM
後援:土庄町、土庄町教育委員会、小豆島観光協会
妖怪万博2025|のべ3,500人の来場者を集めて
2月2日に小豆島で開催しました
妖怪万博は、妖怪と妖怪文化を愛する人々が一堂に会するイベント。妖怪をテーマに地域振興をする団体、研究者、アーティスト、クリエイター、コスプレイヤー、パフォーマーなど、あらゆる妖怪文化を育む人々が集い世界に向けて妖怪文化を発信します。フリーマーケット、フードなども複合的に楽しめる一大イベントです。
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・場所:土庄町総合会館 フレトピアホール 香川県小豆郡土庄町甲267-78
・主催:小豆島・迷路のまち 妖怪プロジェクト実行委員会
・共催:一般社団法人 小豆島観光協会、妖怪美術館
・後援:土庄町、小豆島町、土庄町教育委員会、小豆島町教育委員会
・協力:小豆島ヘルシーランド株式会社、小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM
株式会社パオ・フィール
・来場:のべ3,500人
・入場料:無料
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【妖怪万博2025公式サイト】
https://www.yokaiexpo.com/home
妖怪画大賞の応募作品はすべて妖怪美術館に所蔵し、随時展示していきます。
【妖怪美術館とは】
香川県・小豆島の迷路のまちで900体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館。まちの中に点在する4つの古民家をスマホガイドアプリを使いながらめぐる。妖怪の起源から現代の妖怪まで「妖怪造形大賞」に応募された900体を超える作品を展示・保管しています。「妖怪を世界へ」私たちは「妖怪(=Yokai)を世界語にしたいと考えています。館長は小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平。
妖怪美術館 香川県小豆郡土庄町甲398 0879-62-0221 mail@meipam.net
【小豆島ヘルシーランド株式会社とは】
瀬戸内・小豆島で、オリーブの栽培や研究、化粧品や食品の開発・製造、通信販売などを行うMeiPAM 小豆島・迷路のまちアートプロジェクトの共同運営。地域活性化事業の企画・推進・運営。
社名:小豆島ヘルシーランド株式会社
所在地:香川県小豆郡土庄町甲2721-1
代表取締役社長:柳生敏宏
設立:1985年 HP:https://shl-olive.co.jp/
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