<メルカリ物価・数量指数からわかる8月トレンド通信>7月に続き、「イベント(チケット)」が前年同月比1位をキープ
“中古スマホ”の需要増は「メルカリ」上でも顕著?スマートフォン・携帯電話の物価指数は前年同月比126.1%
メルカリ総合研究所より、「メルカリ物価・数量指数からわかる8月トレンド」をご紹介いたします。
- 「メルカリ物価・数量指数」について
本ニュースレターでは、「メルカリ」の“中カテゴリー”に限定し、前年同月比で物価および数量指数が上昇、または下落した商品カテゴリーを紹介しています。
※1:メルカリおよびUTEcon調べ
- 8月のポイント
1. 7月に引き続き「イベント(チケット)」が、前年同月比物価上昇1位をキープ |
2. スマートフォン・携帯電話の物価指数は前年同月比126.1% “中古スマホ”の需要増は「メルカリ」上でも顕著か |
- 2022年8月、物価指数が上昇・下落した商品カテゴリーTOP10(前年同月比)
※前年同月比 物価下落 TOP10は、100%未満のカテゴリーを掲載しています
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<ピックアップ>スマートフォン・携帯電話の物価指数は前年同月比126.1% “中古スマホ”の需要増は「メルカリ」上でも顕著か
- コメント
株式会社メルカリ メルカリ総合研究所研究委員
志和あかね
8月のメルカリ物価指数の傾向を見ると、前年同月比100%割れのカテゴリーが8カテゴリーのみと言うことは、二次流通市場の価格にもインフレの影響が出ている可能性が読み取れます。
また、ピックアップした「スマートフォン/携帯電話」に関しては中古スマホは半導体不足の影響を受け、一部では新品価格を上回ることもあると言われており、「メルカリ」上でも影響を受けていることを示唆しています。
具体的には数量指数の推移を見ると、半導体需要が増加したと言われる2020年4月に符号して上昇し、その後高い水準を維持していることから「メルカリ」上で安定的な取引数があることがわかります。
さらに物価指数の推移を見ると、2020年9月以降、大手キャリアによる中古スマホの取り扱い開始に合わせて上昇しています。市場の供給増加が想定されるにも関わらず、「メルカリ」上でもより高い価格帯で取引されており、"中古スマホ”の需要自体が伸長していることがうかがえます。
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