ServiceNow、2026年度第1四半期決算を発表
※本資料は、2026年4月22日(米国時間)付けで米国ServiceNow, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。原文は参照情報として組み込まれており、こちらからご覧いただけます。本社プレスリリース
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ServiceNowは、2026年度第1四半期におけるすべての売上成長および収益性の指標において、ガイダンス上限を上回り、通期サブスクリプション売上の見通しを上方修正
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2026年度第1四半期のサブスクリプション売上高は36.71億ドル、前年同期比22%増、為替変動の影響を除いた場合は19%増
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2026年度第1四半期の総売上高は37.7億ドル、前年同期比22%増、為替変動の影響を除いた場合は19%増
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2026年度第1四半期末の当期残存履行義務(cRPO)は126.4億ドル、前年同期比22.5%増、為替変動の影響を除いた場合は21%増
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2026年度第1四半期末の残存履行義務(RPO)は277億ドル、前年同期比25%増、為替変動の影響を除いた場合は23.5%増
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年間契約価値(ACV)が100万ドルを超えるNow Assist利用顧客数は、前年同期比で130%以上増加
カリフォルニア州サンタクララ – 2026年4月22日 - ビジネス変革を支える“AI コントロールタワー”であるServiceNow(NYSE:NOW)は本日、2026年3月31日に終了した2026年度第1四半期の業績を発表しました。2026年度第1四半期のサブスクリプション売上は36.71億ドルで、前年同期比22%増、為替変動の影響を除いた場合は19%増となりました。
ServiceNowの会長兼CEOであるビル・マクダーモット(Bill McDermott)は次のように述べています。
「ServiceNowの第1四半期の業績は、ガイダンス上限を再び上回りました。当社は創業以来、お客様が成し遂げるべき業務を起点にプラットフォームを構築してきました。今日、お客様はビジネス変革を支える"AIコントロールタワー"としてServiceNowを信頼して活用されています。お客様が当社のプラットフォームを信頼する理由は、お客様が選択するあらゆるモデル、クラウド、インターフェース、データ、システムと統合できるからです。新たなテクノロジーが機会とリスクの両方を生み出す中、当社は20年にわたるエンジニアリングの蓄積と深い業務文脈への理解を組み合わせることで、エージェンティックエンタープライズのオーケストレーション(統合管理)とセキュリティを実現します。この基盤のもと、当社のAI事業の成長は自社の予想さえも大きく上回って推移しており、史上最も急成長しているエンタープライズソフトウェア企業の一社としてのポジションをさらに確固たるものにしています」
2026年3月31日現在、当期残存履行義務(cRPO)、つまり向こう12ヶ月間に計上予定の契約売上は126.4億ドルで、前年同期比22.5%増、為替変動の影響を除いた場合は21%増でした。ServiceNowは2026年度第1四半期に、新規純年間契約価値(ACV)が500万ドル以上の取引が16件で、前年同期比約80%増、ACVが500万ドル以上の顧客が630社となり、前年同期比約22%増となりました。
ServiceNowのプレジデント兼CFOであるジーナ・マスタントゥオーノ(Gina Mastantuono)は次のように述べています。
「第1四半期において、当社は売上高および収益性のガイダンス指標の上限を上回り、フリーキャッシュフローを拡大させるとともに、株主への資本還元を行いました。Armis買収を当初想定より早期に完了したことで、当社のTAM(獲得可能な市場規模)は大きく拡大し、サブスクリプション売上の成長軌道が加速しています。エージェンティックAI、ワークフローオーケストレーション、セキュリティ、データファブリックが単一のプラットフォームに集約される中、ServiceNowの成長ストーリーにおいて最も魅力的な章はまさにこれから始まると確信しています」
最近のビジネスハイライト
イノベーション
第1四半期、ServiceNowはエンタープライズAIを、新たな製品カテゴリー、新たな働き方、そして新たなコマーシャルモデルへと進化させました。
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4月、ServiceNowは、あらゆる製品とコマーシャルモデルにわたって、AI、データ接続、ワークフロー実行、セキュリティ、およびガバナンスをデフォルトで組み込み、完全にAIネイティブな体験を提供開始しました。その中心となるのがContext Engineであり、これはすべてのAIの意思決定をライブのエンタープライズコンテキスト(どの資産が規制プロセスに関連付けられているか、どの承認チェーンが適用されるか、どの決定先例が結果を支配するかなど)に基づかせる組織知能です。新しいBuild Agent Skillsでは、開発者は既存の任意のツールから構築を行い、ServiceNowに直接展開できるようになります。
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ServiceNowはまた、組み込みのガバナンスと人間による監督の下で、エンタープライズ業務をエンドツーエンドで実行する新しいクラスのAIスペシャリストであるAutonomous Workforceを発表しました。すぐに利用可能な(out‑of‑the‑box)初のAIスペシャリストとして、一般的なITサポートリクエストを自律的に診断・解決するレベル1サービスデスクAIスペシャリストを発表しました。
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ServiceNowは、MoveworksのAIおよびエンタープライズ検索とServiceNowの自律型ワークフローを組み合わせることで、平易な言葉によるリクエストを完了したアクションへと変換し、あらゆるシステムにわたって意図と管理されたアクションをつなぐ、組織の会話型フロントドアであるServiceNow EmployeeWorksを発表しました。
パートナーシップ
ServiceNowのパートナーエコシステムは第1四半期に大幅に拡大し、世界のリーダー企業がServiceNowのプラットフォーム上で世界規模のAIを提供するために構築を進めています。
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ServiceNowとGoogle Cloudは、5Gネットワーク、小売、およびIT運用にわたる一連の共同AIソリューションを発表しました。これにより、組織は顧客側で問題が発生する前に検知し、解決することが可能になります。ServiceNow AI Control Towerは、両社のエージェントに対する共通のガバナンスレイヤーとして機能します。またGoogle Cloudは、ServiceNowを「2026 Partner of the Year for Global Business Applications and Agentic Innovation」に選出しました。
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ServiceNowとNVIDIAは、3月に開催されたNVIDIA GTCにおいて、管理されたエンタープライズAIという共通のビジョンを前進させ、ServiceNow Autonomous WorkforceがNVIDIAの最新AIインフラストラクチャをどのように活用できるかを発表しました。両社はまた、NVIDIA Enterprise AI FactoryとServiceNow AI Control Towerの新しい統合のプレビューに加え、音声およびマルチモーダルAI導入のための共同ベンチマークフレームワークを公開しました。
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ServiceNow、NTTドコモ、およびStarHubは、ServiceNow CRMを活用し、通信事業者間をまたぐ障害の検知・診断・解決をリアルタイムに自動化することを可能とする自律型ローミング・レゾリューションのモデルを、業界で初めて発表しました。
業界での展開拡大
第1四半期、ServiceNow AI Platformは複数の業界にわたって測定可能な成果をもたらし、業界における深い知見を業務上の成果へと転換しました。
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TridentCareはServiceNow CRMを導入し、年間540万件の患者訪問とほぼ全50州にわたる手作業のスケジューリングおよび断片化された運用を置き換えました。その結果、96%のスケジューリングを自動化し、患者の待ち時間の57%削減を実現しました。
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ServiceNowは、電子カルテに直接組み込まれる新しいソリューションであるHealthcare Operationsを発表しました。これにより、ケアチームを施設、バイオメディカル、ITサポートと単一のプラットフォーム上で接続し、臨床医は患者のケアに、より多くの時間を割けるようになります。
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カナダの大手電気通信事業者であるBellは、ServiceNow Autonomous CRMを活用したServiceNow AI Agents in Telecomの導入後、顧客対応時間が25%改善し、AIの正確性に対して90%のポジティブなフィードバックがあったと報告しました。
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ServiceNowは、Industrial Connected Workforceを発表しました。これにより、断片化された品質、保証、注文、見積システムを単一の運用ビューで接続し、紙ベースのプロセスをリアルタイムのデジタルガイダンスに置き換えることで、熟練労働者の退職に伴う組織知の維持を可能にします。
買収
ServiceNowは、企業がテクノロジーフットプリント全体にわたって可視化、判断、実行を行える、統合されたエンドツーエンドのセキュリティスタックの提供を目指す2件の買収を完了しました。
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ServiceNowは、2026年4月20日にArmisの買収を完了しました。Armisのリアルタイムのアセットディスカバリーおよびサイバーエクスポージャー管理と、ServiceNowのAIコントロールタワーおよび自動化されたワークフローを組み合わせることで、両社は環境全般にわたって可視化、判断、実行が可能な統合されたエンドツーエンドのセキュリティプラットフォームの提供を目指します。
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ServiceNowは、2026年3月2日にVezaの買収を完了しました。この買収により、ServiceNowのセキュリティ機能が拡張され、企業が重要なデータ、アプリケーション、およびAIエージェントに「誰が、何が」アクセスできるかについて、完全な可視性を持って制御を行えるようになることを目指します。
投資
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ServiceNowは、株式希薄化の影響管理を主目的として、2026年度第1四半期に普通株式を合計約2,010万株取得しました。これには、以前に発表した20億ドルの自社株取得加速プログラム(ASR)(1)を通じた1,850万株の取得、および市場買付による160万株(2.25億ドル)の取得が含まれます。四半期末時点において、自社株買いプログラムの残り取得枠は約42億ドルとなっています。
評価
AIイノベーションと職場文化におけるServiceNowのリーダーシップは、業界全体のアナリストや機関から評価されました。
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ServiceNowは、複数のアナリストレポートにおいてリーダーに選出されました。これには、「The Forrester Wave™: Industry Cloud Solutions for Public Sector, Q1 2026」(2)、「The Forrester Wave™: Customer Service Solutions, Q1 2026」(3)、「IDC MarketScape: Worldwide AIOps 2026 Vendor Assessment」(4)、「2026 ISG Buyers Guide™ for Application Platforms」(5)、および「2026 ISG Buyers Guide™ for Field Service Management」(6)が含まれます。
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ServiceNowは、Fast Companyの「Most Innovative Companies (世界で最も革新的な企業) 2026」リストのApplied AI(応用AI)部門、およびEthisphereの「2026 World’s Most Ethical Companies (世界で最も倫理的な企業)」に選出されました。これは、責任ある最先端のAIイノベーションに対するServiceNowのコミットメントを反映したものです。またServiceNowは、Glassdoorの「Best Places to Work in Tech and AI 2026 (テック・AI業界の働きやすい企業2026)」リスト、および第1回「American Opportunity Index: Where You Work Matters」リストにも名を連ね、従業員の成長と機会に投資する雇用主として評価されました。
1. 本プログラムには終了日が定められておらず、いつでも中断または終了される可能性があります。また、ServiceNowに対して自社の普通株式を一定数取得する義務があるわけではありません。買戻しの実施時期、方法、価格、金額については、ServiceNowの裁量により決定され、事業環境、経済・市場状況、株価動向、企業および法規制上の要件、その他さまざまな要因に基づいて判断されます。
2. 2026年2月19日、Forrester Research, Inc., 「The Forrester Wave™: Industry Cloud Solutions for Public Sector, Q1 2026」。
3. 2026年3月10日、Forrester Research, Inc., 「The Forrester Wave™: Customer Service Solutions, Q1 2026」。
Forrester 免責事項:Forresterは、その調査刊行物に掲載されているいかなる企業、製品、ブランド、またはサービスを推奨するものではありません。また、そのような刊行物に掲載されている評価に基づいて、特定の企業やブランドの製品またはサービスを選択するよう、助言するものでもありません。情報は入手可能な最良のリソースに基づいています。意見は作成時点の判断を反映したものであり、変更される可能性があります。詳細については、https://www.forrester.com/about-us/objectivity/ にてForresterの客観性に関する記述をご確認ください。
4. 2026年3月、IDC MarketScape: Worldwide AIOps 2026 Vendor Assessment (doc #US54116226)。
5. 2026年2月、ISG Research®、ISG Buyers Guide™ for Application Platforms, 2026。
6. 2026年2月、ISG Research®、ISG Buyers Guide™ for Field Service Management, 2026。
2026年度第1四半期GAAPおよびNon-GAAP業績
以下の表は2026年度第1四半期の業績を要約したものです。


1. 当社は、GAAPに準拠して算出された財務指標に加えて、Non-GAAP財務指標を報告していますが、これらはGAAP財務指標の代替や、それを上回るものとして使用するものではありません。Non-GAAP指標の説明については、『Non-GAAP財務指標の使用に関する声明』セクションをご参照ください。
2. Non-GAAPベースのサブスクリプション収益および総収益は、為替レートの変動による影響や外貨ヘッジ契約による損益を除外し、為替変動の影響を除いた場合の数値に調整されています。プロフェッショナルサービスおよびその他の収益、cRPO、およびRPOは、為替変動の影響を除いた場合の数値にのみ調整されています。Non-GAAP指標の説明については、『Statement Regarding Use of Non-GAAP Financial Measures』のセクションをご覧ください。
3. GAAP指標とNon-GAAP指標の調整については、『GAAP to Non-GAAP Reconciliation』と題された表をご参照ください。
注:数値は表示の都合上端数処理されており、合計が一致しない場合があります。
業績見通し
当社の業績見通しには、GAAPおよびNon-GAAPの財務指標が含まれています。Non-GAAPベースのサブスクリプション売上の成長率は、為替レートの変動による影響や外貨ヘッジ契約による損益を除外し、為替変動の影響を除いた場合の数値に調整されています。また、Non-GAAPベースのcRPOの成長率についても、為替変動の影響を除いた場合の数値にのみ調整することで、基礎的な事業動向をより明確に示せるようにしています。
2026年第1四半期のサブスクリプション売上成長には、中東における紛争の継続に起因する複数の大型オンプレミス案件のクローズ遅延により、約75ベーシスポイントの逆風が含まれています。本見通しは、2026年度の残りの期間における案件タイミングに対する地政学的な逆風を慎重に評価したものです。
2026年第2四半期のサブスクリプション売上成長、2026年第2四半期のcRPO(現在残存履行義務)成長、および2026年通年のサブスクリプション売上成長に関するガイダンスには、それぞれArmisからの約125ベーシスポイントの貢献が含まれています。Armisの顧客契約の一部には任意解約条項(termination-for-convenience provisions)が含まれており、これにより当期残存履行義務(cRPO)に反映される契約価値が制限されます。
また、同買収により、2026年度通期のサブスクリプション粗利益率に約25ベーシスポイント、2026年度通期の営業利益率に約75ベーシスポイント、2026年度通期のフリーキャッシュフローマージンに約200ベーシスポイント、および2026年度第2四半期の営業利益率に約125ベーシスポイントの逆風が見込まれています。2026年度においては、事業統合に伴い短期的にマージンへの逆風が生じる見込みですが、Now on Nowによる社内でのAI効率化の進展と、当社プラットフォームの本質的なレバレッジ効果により、FY2027には営業利益率およびフリーキャッシュフローマージンの拡大軌道が回復する見通しです。
本プレスリリースの全文は、以下よりご覧いただけます。
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