島根県立石見美術館 開館15周年記念 企画展「北斎―永田コレクション名品展」の開催について

島根県

島根県立石見美術館では、企画展「北斎―永田コレクション名品展」を下記の通り開催いたします。
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況を考慮し、開会式・内覧会は中止いたします。
※9月25日(金)14:00より記者レクチャー会を展示室D・Aに於いて開催いたします。

江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849)は、国内外で最も高く評価されている浮世絵師の一人です。90年に及ぶ生涯の中で、《冨嶽三十六景》などの錦絵、『北斎漫画』や読本(文章が主体の長編小説)の挿絵などの版本、肉筆画といった各ジャンルで多種多様な作品を生み出しました。北斎に関する個人コレクションの中で、質・量ともに世界屈指の水準を誇っているのが、島根県津和野町出身の北斎研究者、永田生慈氏(1951~2018)が蒐集した作品群です。総数2,400点に近い「永田コレクション」は、2017年に島根県に一括寄贈されました。
当館15周年を記念する本展では、「永田コレクション」の主要な作品約330点を前期・後期に分け、北斎の生涯と画業を紹介します。同コレクションが島根県へ一括寄贈されてから、本県西部では初公開となります。また、津和野藩主・亀井家に伝わった摺物(主に私的目的で少数部制作された稀少な版画)も紹介します。

《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 天保初期(1830~34)頃[前期展示] 《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 天保初期(1830~34)頃[前期展示]

 

《冨嶽三十六景 凱風快晴》 天保初期(1830~34)頃[後期展示] すべて島根県立美術館(永田コレクション) 《冨嶽三十六景 凱風快晴》 天保初期(1830~34)頃[後期展示] すべて島根県立美術館(永田コレクション) 


 企画展「北斎」公式サイト
 http://www.grandtoit.jp/museum/hokusai_nagata_collection/

【基本情報】
会期/令和2年9月26日(土)~11月23日(月・祝)
   前期:9月26日(土)~10月26日(月)
   後期:10月28日(水)~11月23日(月・祝)
休館日/毎週火曜日(ただし、11月3日は開館)、11月4日(水)
開館時間/9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで)
会場/島根県立石見美術館 展示室D・A(グラントワ内)
観覧料/一般:1,000円  企画展・コレクション展セット1,150円
    大学生:600円  企画展・コレクション展セット:700円
    小中高生:300円 企画展・コレクション展セット:300円 
   
【関連プログラム】
●永田生慈氏が語った「北斎」-永田コレクションの概要紹介を合わせて
過去に島根県立美術館で開催された故永田生慈氏の講演会映像(約90分)を、精細な作品画像と共に上映します。あわせて永田コレクションの概要について、所蔵館の担当学芸員が紹介します。
[日時]9月27日(日)14:00~16:00
[集合]グラントワ講義室(当日先着25名/聴講無料)
[講師]大森拓土(島根県立美術館 専門学芸員)
申込不要、参加無料
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、定員を通常の半分にしています。

●MUSEUM×THEATER Vol.14 大駱駝艦 HOKUSAI×BUTOH 北斎とをどる
舞踏集団 大駱駝艦(だいらくだかん)による北斎をテーマにしたオリジナルパフォーマンス。日本独自の伝統と革新の融合によって誕生した「舞踏」と「北斎」の異色のコラボレーションをお楽しみください。
[開催日]10月31日(土)
[会場]グラントワ中庭広場
[パフォーマンス/振付・演出]村松卓矢(大駱駝艦 舞踏家)
※上映時間等の詳細は、後日グラントワ公式ホームページ等で発表します

新型コロナウイルスの影響により、施設の開館状況・展覧会の会期・関連プログラムなどが変更になる場合があります。

【お問い合わせ】
島根県芸術文化センター「グラントワ」内 島根県立石見美術館
総務広報課 担当:吉岡、田原
学芸課:角野、川西
TEL:0856-31-1860  FAX:0856-31-1884
 

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会社概要

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URL
http://www.pref.shimane.lg.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
島根県松江市殿町1番地
電話番号
0852-22-5111
代表者名
丸山 達也
上場
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資本金
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設立
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