タイ/コロンビア/アフリカで「市民ジャーナリスト」になるってどういうこと? 『Global Media Camp』Zoom説明会

5月29日(木)と6月30日(月)の夜9時から! 無料ですのでお気軽に

「ミャンマー/ベネズエラ難民や、コロンビアの国内避難民、先住民などを直接取材し、ネットに載っていない『彼らの生の声』を聞きたい」

「アジアやラテンアメリカ、アフリカで将来働きたい」

「JICA海外協力隊に興味がある」

「ジャーナリストになって、海外を取材したい」

「短期間で可能な限り、自らの足を使って途上国(アジアやラテンアメリカ、アフリカ)を深掘りしたい」

「現地の信頼できる人と知り合い、ネットワークを作りたい」

「他人と違うこと/チャレンジングなこと/ESに書けることをやりたい」

こういった社会人&学生におススメなのが、タイ/コロンビア/アフリカ(現在調整中)で「市民ジャーナリスト」になること。市民ジャーナリストになって、現地の人を取材し、記事を書き、それを発信する――。こんなユニークなプログラムの名前は『Global Media Camp』(GMC)。主催するのは、途上国・国際協力を専門とするNPOメディアの「ganas」です。

GMCはこれまでに、世界9カ国13カ所で43回開催してきました。参加者は累計211人。年齢が18~59歳と幅広いのも特徴です。取材は個人単位でやるので、参加者の専門性もさまざま(学生からJICA職員などまで)。

今年の夏(8、9月)のGMCの開催地は、東南アジアのタイ(古都チェンマイ)、南米のコロンビア(「革新的な都市」にも選ばれたことのあるメデジン)、アフリカ(現在調整中)。この中から希望の場所を選べます。

GMCの無料説明会を5月29日(木)と6月30日(月)の夜9時から、Zoomで開催します。途上国を専門とするメディア「ganas」の編集長で、GMCの講師も務める長光大慈が直接お話します。無料で、また出入りも自由ですので、お気軽にPCの前までお越しください。

日時

① 5月29日(木)21~22時

② 6月30日(月)21~22時

*質問時間を設けますので、終了時間が22時を過ぎる可能性もあります。出入りは自由です。

会場

オンライン(Zoomを使います)

*Peatixのメッセージ機能を使って、当日の正午をめどにZoomのURLをお送りいたします。

参加費

無料

申し込み方法

Peatixの下のサイトからお申し込みください

https://20250510-gmc.peatix.com/view

Global Media Campとは?

Global Media Camp(GMC)のイメージがわくようにQA方式で説明してみました。「話を聞く受け身のスタイル」をとるスタディツアーとはまったく違うということがおわかりいただけると思います。もっと詳しい内容は5月29日/6月30日の説明会で!

Q)記事を書いたことはありませんが、GMCに参加できますか?

A)もちろんできます。最初から記事を書ける参加者は皆無です。取材の仕方、記事の書き方といった基礎スキルも同時に徹底的に学べるのがGMCです。ご安心ください。

Q)どんなスキルを具体的に学べますか?

A)ネタや切り口の見つけ方、聞き出せる質問の仕方、内容を薄めず(抽象化せず)に要約するやり方、伝わる文章の書き方などです。頑張れば頑張るほどスキルアップできます。いずれも「一生もののスキル」ですね。

このほか、取材を通して得た知識も頑張ったぶんだけ格段に増えます。「一度の訪問を濃く」を強く意識するプログラムです。

Q)取材では何語を使いますか?

A) タイとアフリカは英語です。コロンビアのみ日本語でもOK。英語または日本語を話す現地の若者が「通訳兼ヘルパー」として参加者ひとりひとりに付きます。スペイン語やタイ語、ビルマ語、フランス語などでチャレンジしてみてもいいですね。

「通訳兼ヘルパー」は言語面だけでなく、現地の事情についてもサポートしてくれます(現地のことは現地の人が一番知っています)。取材する際も心強いですね!

Q)どれぐらいの英語力が必要ですか?

A)少し高度な日常会話ができれば大丈夫です(途上国の人が話す英語はゆっくりです。ネイティブではないので)。ただし取材準備は必須です。そのやり方はGMCの事前研修でもご説明します。英語に自信のない方は、日本語で取材できるコロンビアをおススメします。

Q)どんなところを取材しますか?

A) 国連やJICAといった日本からアポを入れられるところには基本行きません。もっとローカルなところ/人を取材します。そのほうがその国のことを深く知れると考えているからです。具体的にはミャンマー難民、ベネズエラ難民、コロンビアで50年以上続いた内戦から逃れた国内避難民、コロンビアの先住民、ミス・コロンビアなど(アフリカは調整中)。ご希望があれば教えてください。詳しくは説明会で!

Q)「市民ジャーナリスト」になるメリットを教えてください!

A)ニュースの「現場」に足を運び、当事者から話を直接聞ける意義はとてつもなく大きいです。記事を書くには自分自身が本当に理解しないといけません。また取材&書くプロセスを通じて深く考えます。この結果、現地に対する理解度が上がります。世界で起きるさまざまなことを「他人事」ととらえている限り、世界が良くなるわけありませんよね?

さらに自分が書いた記事が不特定多数の読者に届くのも嬉しいですよね。大手メディアがカバーしないオリジナルの記事(その土地で生きる個人のストーリーに焦点を当てた記事)の発信は社会的な意義もあります。

Q)取材の醍醐味は何ですか?

A) ニュースが他人事から「自分事」に近づくということです。取材相手が壮絶な過去を思い出して泣き出すこともあります。それをどう受け止めるか。そういった人たちのことは一生忘れません。世界に対する見方や価値観、人によっては人生が変わるといっても過言ではありません。

Q)現地のネットワークはできますか?

A)できます。取材相手とは、取材が終わった後にSNS(主にWhatsApp)のアカウントを交換しますし、追加の質問もします(関係性が深まります)。「通訳兼ヘルパー」の若者とも一緒に取材するので仲良くなります。日本に帰ってからも関係が続くのは嬉しいですね。その国が身近になるので、10年、20年、30年とその国をウォッチする基盤ができます。

Q)過去の参加者はGMCを経て、どんな仕事に就いていますか?

A)いろいろです。大手メディアの記者として活動する人もいれば、起業した人も、また普通に就職した人ももちろんいます。ちなみにGMCに2回参加された方も5人以上いいます。途上国に関心のある方にとって、好奇心を知識に変換してくれるGMCは特別なプログラム。ハマるようです。フィールドワークの練習にもなります。

Q)参加者の声を教えてください。

A)この告知文の一番下のほうに一部書きました。詳しくは、GMCのそれぞれのページ(タイ、コロンビアなど)をご覧ください。

Q)日本からGMC開催地への飛行機代はいくらぐらいですか?

A)5月初め時点の往復チケットの値段をみると、タイは6万円前後、コロンビアは19万円台からあります。値段はどんどん変わっていくので、早めに購入したほうが得になる可能性が高いです。チケットの買い方に不安のある方はサポートしますのでご安心ください。

Q) GMCに参加すると特典はありますか?

A)あります。ganasが主催する「2025年秋 グローバルライター講座」(5万5000円相当)、またはganasのボランティア記者として継続して活動したい方は「2025年秋 77日記者研修」(6万9000円相当)に1万円で参加できます。継続的にスキルアップしたい方にとっては劇的にお得です(利益を度外視したNPOメディアだからできる)。いずれも、ganasサポーターズクラブに入っている/入ることが条件です。

*説明会にどうしても来られない方は個別でのご相談にも乗ります。ご連絡はdevmedia.ganas@gmail.comまで。

2025年の8~9月に開催するGlobal Media Campの詳細

【早割6/2】チェンマイに逃れたミャンマー難民を取材しよう!『Global Media Camp in タイ』参加者募集

場所:タイのチェンマイ

期間:2025年8月2日(土)~8月9日(土)、7泊8日(現地集合・現地解散)

特徴:数十年前からいるミャンマー移民&軍政・徴兵制から逃れてきたミャンマー難民(タイ全土で暮らすミャンマー人は700万人といわれます)を徹底取材! “普通のミャンマーの人たち”のストーリーを追います。どんなことを考えているのか、どんな暮らしをいましているのか、母国で何があり、どうやって逃げてきたのか‥‥。

費用:一般19万9800円、学生17万9800円(いまなら最大4万円の割引あり)+飛行機など(ミャンマーの蓮100%の高級ストールも特別プレゼント!)

【早割6/24】内戦避難民 ベネズエラ難民 先住民 ミス・コロンビアを取材しよう!『Global Media Camp in コロンビア』参加者募集

場所:コロンビアのメデジン(世界最大の麻薬組織がかつてあった街)

期間:2025年8月24日(日)~9月2日(火)、9泊10日(現地集合・現地解散)

特徴:主な取材対象は、経済崩壊で困窮したためコロンビアに流入してきたベネズエラ難民(コロンビア全土におよそ280万人)、50年以上続いた内戦でピーク時には700万人以上を出した国内避難民(内戦は終わったといえるのか)、先住民(先住民保護区)、日本語を学んでいる2024年のミス・コロンビアなど。魅惑の南米で、日本語を使って取材できる機会はレア。

費用:一般25万4800円、学生23万4800円(いまなら最大4万円の割引あり)+飛行機など

■アフリカ

(調整中。詳細が決まり次第、掲載します)

参加者の声(一部抜粋)

「特に印象に残ったのは、予想外に多くのベネズエラ難民たちと出会えたこと。生きることに前向きなパワーを直接感じ取れた。またコロンビアの国内避難民へのインタビューでも心が揺さぶられた」(社会人)

「難民や国内避難民を取材できた。逆境にいる人たちは、想像していたよりも落ち着いていて、よく笑うなと思った。ただ、悲しみの片鱗が時々垣間見えることが気になった」(学生)

「『英語×途上国×書く力』という3つの学びがそろうのがGlobal Media Camp。ハードだったけれど、これまでの大学生活では積めなかった経験」(学生)

「Global Media Campは、参加者の裁量に任される部分が大きく、思う存分取材できたのが良かった。他人の言葉を情報としてただ得るのではなく、なぜそうなったのかを考える姿勢が身についた。スキルアップしたい人におススメ」(学生)

「取材する際に、オープンクエスチョンに頼りすぎない必要性を身にしみて感じた。知識がなくても『なぜ』『どのように』を使えば、簡単に質問できる。でもそれでは相手は答えにくいし、なにより自分の頭で考えることを放棄することになる」(学生)

「暮らしている人たちから実際に話を聞き、記事を書くことでその国の歴史や人々の考え方に対する理解が深まる。自分がしっかり理解していないと他人に伝えられないから。ただの旅行では絶対に味わえない学び」(学生)

「最大の収穫は『情報の聞き出し方』を学べたこと。インタビューしながら見出しをイメージし、それに基づいて必要な情報を収集するのは大変だった。でも徐々にコツをつかめたことが達成感につながった」(学生)

「スラムや国内避難民居住区など、自分一人ではアクセスが難しいところにも行け、またアウトプットの機会も用意されているのは貴重」(学生)

「コロンビアの先住民の取材が印象的。自分がもっていたイメージとかけ離れていて驚いた。日ごろからニュースを見て、疑問に思ったことを調べる癖をつけると、世界は広がるんだなと感じた」(社会人)

「南米へ行ったのは初めて。麻薬都市から平和都市へと変貌を遂げたコロンビア・メデジンを見てみたかった。取材を通して、隣国ベネズエラとのかかわりの深さ、難民が流入するリアルについて知ることができた」(社会人)

「毎日がおもしろすぎた。そして大変すぎた。あの人にも取材したい、こんなことも知りたいという好奇心と、記事をたくさん書いて発信したいけれどなかなかできないという葛藤。これからも書き続け、自分をスキルアップさせたい」(社会人)

「外国人とここまで蜜にコミュニケーションをとったことはなかった。良い記事を書くためには、少しでも多くその国のことを知ることが必須だから、必死に取材した」(学生)

主催&問い合わせ先

NPO法人開発メディア(「ganas」の運営団体)

・ウェブサイト:https://www.ganas.or.jp/
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会社概要

URL
https://www.ganas.or.jp/
業種
情報通信
本社所在地
埼玉県入間市小谷田 1666-4-412
電話番号
-
代表者名
長光大慈
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年08月