美容特化型イノベーションファーム「ampule」×Glowdayz 「日韓美容トレンド予測2025」を発表
トレンダーズ株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:黒川涼子、東証グロース上場:証券コード 6069)が運営する美容特化型イノベーションファーム「ampule(アンプル)」は、韓国最大級のビューティプラットフォーム「GLOWPICK」を運営するGlowdayz, Inc.(所在地:韓国ソウル特別市、代表取締役社長:Kong Junesik)と共同で「日韓美容トレンド予測2025」を発表いたします。
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2025年日韓美容トレンドを表す8つのキーワードを発表
ampuleは美容特化型イノベーションファームとして、2021年4月に誕生いたしました。誕生以来、累計800以上の化粧品ブランドのブランドコンサルティング・プロモーションプランニングを手掛けています。また、40以上の美容メディアも購読する美容業界向けフリーマガジン『ampule magazine』を計11号発行するなど、美容業界向けのトレンド情報の発信にも取り組んでまいりました。
この度ampuleと共同で美容トレンド予測を発表するGlowdayz社は、ユーザーの化粧品レビュー情報を中心とする韓国最大級のビューティプラットフォームであるGLOWPICKを韓国国内で運営しており、アプリダウンロード数は300万、累積レビュー数は520万件を突破するなど人気を博しています。それと同時に、数多くの韓国コスメブランドに対して、GLOWPICKを活用したマーケティング支援などを行っています。
両社の活動を通して培った日韓の美容業界に関する幅広い知見をもとに、この度2025年に注目すべき日韓美容トレンドとして8つのキーワードを発表いたします。
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日韓美容トレンド予測2025 <日本編>
『SHOGUN美容』
―日本由来の成分や、日本らしいブランドに注目―
2024年9月、日本の戦国時代を舞台としたドラマ『SHOGUN 将軍』が「第76回エミー賞」で史上最多となる18部門を受賞したことが大きな話題になりました。また2024年は訪日外国人旅行者の数と消費額が過去最高を突破する勢いで推移しているほか、日本の「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産への登録が決定するなど、世界から日本への注目度が高まっていると言えます。
その流れは化粧品にも波及し、日本由来の成分や日本らしいブランドに注目が集まる予感。日本の発酵技術や古代黒米に着目したスキンケアブランド「FAS」が様々な雑誌でベストコスメに選出されるなど、既に流行の兆しを見せています。
『キッズコスメ』
―美容の低年齢化はさらに進行―
スマホやSNSの普及によって子どもが美容情報に触れる機会が増加しています。そんな中で「子どもに化粧は必要ない」と突き放すのではなく「安全で楽しい美容への向き合い方」を子どもに提示してあげるためのコンテンツが生まれています。
2024年3月には、人気少女まんが誌と人気美容雑誌がタッグを組み「子どもの美容アイディア」を発信するコラボ企画をスタート。12月には、人気メイクアップアーティストのイガリシノブさんが、小学生向けのメイク本を出版予定となっています。
美容情報に触れる機会が急激に増えた子ども世代に対して、親世代のみならず、美容業界全体で向き合っていく流れが強まっていくと考えられます。
『ドラッグストア革命』
―成分重視の品揃えやPBが増加―
化粧品の中身にこだわった商品展開に力を入れるドラッグストアが増加しており、韓国コスメに負けない勢いで国産の高機能成分配合アイテムの取り扱いが増えています。6月には、ウエルシア薬局の新プライベートブランド「IT’S WHAT’S INSIDE THAT MATTERS.」が発売。10月には、成分美容時代の「迷わず使えるスキンケア」がコンセプトの「SHIMBI METHOD」が全国のドラッグストアで取り扱いを開始するなど、高品質なアイテムが気軽にドラッグストアで手に入るように。
これは、美容感度が高い層の中での「成分買い」ブームが身近なドラッグストアまで波及した結果であるとも考えられ、日本の美容リテラシー向上にもつながると考えられます。
『防災コスメ』
―防災意識の高まりは、美容アイテムにも波及―
1月の能登半島地震や8月の南海トラフ地震臨時情報、避難地域での豪雨など、自然災害にまつわるニュースが多かった2024年。避難所生活や被災地域のリアルな声や様子は、SNSなどを通じて広く拡散されました。「命を守る」のはもちろんのこと「生活を守る」重要性が周知されたことで、避難先や災害時も想定した「防災コスメ」に注目が集まると予想されます。手軽にリフレッシュできるドライシャンプーや、コンパクト化・シート化したケアアイテムは、緊急時のみならず夏場の通勤やキャンプなど活用範囲が幅広いのもポイント。災害が多い日本だからこそのアイディアやイノベーションがこのジャンルで生まれる可能性も高そうです。
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日韓美容トレンド予測2025 <韓国編>
『スマートステップ美容』
―複合機能アイテムで日々の美容ステップを縮小―
近年、韓国でも記録的な猛暑が続いています。そんな中で、化粧崩れを防ぐことへの限界を感じる生活者が増加。崩れを防ぐことよりも、必要不可欠なケアを最小限のステップで実現し、重ね塗りを減らせるアイテムのニーズが高まっています。韓国全体のトレンドが「ナチュラルメイク」にシフトしていることも、複合機能アイテムの流行を後押し。中でも日焼け止め領域が大きく拡大し、スキンケアだけでなくメイクアップやボディケア・ヘアケアとの複合機能アイテムが増加すると予想されます。
『セルフカスタムコスメ』
―色やテクスチャをユーザー自身がカスタム―
ここ数年続いてきた「パーソナルカラー」を軸としたコスメの選び方が変わりつつあります。それを象徴するトレンドワードが「追求美」。「自分に合う色」よりも「自分がなりたいイメージ」を追求しようというムーブメントが表れた言葉です。それに伴い、ユーザー自身がミックスして使用することを前提とした色やテクスチャのアイテムが流行の兆し。一人ひとりが理想に近づくためのカスタマイズを見つけることができる「セルフカスタムコスメ」は、今後のスタンダードになるかもしれません。
『新感覚テクスチャ』
―今までにないテクスチャや色味のアイテムが登場―
使用感の良さだけでなく、香りや触り心地、見た目など、立体的な面白さや楽しさがある商品が増えつつあります。ぷにっと弾力のあるリップチークや、ホイップクリームのような見た目の洗顔料がその代表例です。これらのアイテムは、今までにない使い心地や気分の高まりを与えてくれるだけでなく、SNSでの写真映えや拡散性の高さも強み。競争の激しい韓国美容業界での、有効なブランディング要素ともなっています。
『進化系マルチケア成分』
―流行の高機能成分が様々なケア製品に配合―
「成分重視」のトレンドが続く韓国。2024年はレチノールやPDRNといった成分がトレンドとなりましたが、2025年は「ペプチド」に注目です。様々な種類があるペプチドは顔だけでなく、ボディ全体やインナービューティーにも活用ができるマルチさが魅力。一部の研究者やメーカーの間でも来年のトレンド成分と囁かれており、ペプチドと相性の良い成分を配合したアイテムも多く発売される予感。
◆ Glowdayzについて
韓国Glowdayzは、コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営するアイスタイルの100%子会社。アプリダウンロード数300万以上を誇る、韓国最大級のコスメ・美容総合サイト「GLOWPICK」を運営。化粧品ブランドのプロモーション支援や化粧品小売店の仕入れ支援などを行っています。
・Glowdayz HP:http://www.glowdayz.com/
◆ ampuleについて
「ampule」は、“beauty”への愛や想いがある全ての人々を1つにすることで美容業界の挑戦を後押しし、進化をブーストさせる「最強の一滴=ampule」を目指すべく、美容特化型イノベーションファームとして発足いたしました。J-Beautyをエンパワーメントすることで、人々の100年後の未来を明るく照らします。
・ampule webサイト:https://ampule.jp
・ampule magazine電子版:https://ampule.jp/magazine/
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