16卒学生のインターン、ショートプログラムへの参加が約6割参加の目的は、より就職を意識したものに変化
~2016年度 日経就職ナビ インターンシップ特別調査レポート(2015年4月発行)~
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2016年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)のうち、1社以上のインターンシップ参加経験者を対象に、インターンシップに関する調査を行いました。(調査時期:2015年3月19日~30日、回答数:696人)。
1. 「自由応募型」が9割。5日間未満のショートプログラムが約6割
インターンシップの参加形式は「自由応募型」が88.2%と9割に迫り前年度(80.3%)から8ポイント近く増加しました。「大学公認型」は7.1%、「単位認定型」は4.7%でした。
参加したプログラムで最も多いのは、前年同様「プロジェクトタイプ」で35.2%。「講義タイプ」は20.6%と割合を増やしました。職場に配属され業務を任される「実務・実践タイプ」は23.9%から17.4%に減少し、「就業体験」という本来の意味でのインターンシップが最も少なくなりました。
参加期間は、「2~4日」19.5%、「1日」21.7%、「半日」18.0%と経団連の『「採用選考に関する指針」の手引き』の条件を満たさないショートプログラムへの参加が59.2%と約6割を占めました。
2. インターン参加の目的は「業界研究のため」が過半数。就職を意識したインターンシップへ変化
インターンシップの参加目的は、過去2年間は「自身の成長のため」が4割を超えていましたが、今回の調査では25.2%と急激に減少し、代わりに「業界研究のため」が52.1%と過半数に達しました。「志望企業をより深く知るため」についても、年々割合が増加しています。
参加時期別に見ると、従来からあるサマージョブなど「9月以前」は「自身の成長のため」が3割強あったのに対し、「10月以降」は18.7%に減り、代わりに「業界研究のため」が58.0%と大きく増えるなど、秋以降のインターンはより就職を意識したものへと変化していることが分かります。
3. インターン参加後「この企業に就職したい」と思う学生は倍増
インターン前は「この企業に就職したい」は19.7%でしたが、参加後は40.1%へと倍増しています。
インターン参加前は「就職は意識しなかった」学生が、参加後に「この企業に就職したい」に変化したのは25.6%でした。一方で「この企業に就職したい」と考えていた学生が、参加後に「この企業(業界、職種)には就職したくない」に変化したのは28.9%でした。
その企業に就職したいと答えた理由は、「職場の雰囲気がよかった」が75.0%と突出して多く、「仕事内容が自分に合っていると感じた」51.1%を大きく上回りました。
4. インターンに「満足」8割以上。期間が長くなるにつれ満足度も高まる傾向
インターンシップに参加した満足度は、「大変満足」43.9%、「やや満足」40.7%で、あわせて84.6%と高い数字を示しました。
特に満足度が高いプログラムは「実務・実践タイプ」で、「大変満足」57.6%、「やや満足」34.5%と合計で9割を超えました。一方、「講義タイプ」は最も満足度が低く、「大変満足」は32.0%にとどまりました。
参加期間別に見ると、期間が長くなるにつれ満足度は高まり、相関関係が見られました。
5. インターンを経験し「成長できた」77.1%。特に「実務・実践タイプ」では9割が成長を実感
インターンシップを経験したことで、「大きく成長を実感できた」と回答した割合は28.3%、「やや成長を実感できた」48.8%と合計77.1%でした。成長の実感は、実際の職場に配属されて業務を任される「実務・実践タイプ」において顕著で、9割が「成長を実感できた」と回答しています。
≪調査概要≫
調査対象: 2016年3月2016年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)のうち、1社以上のインターンシップ参加経験者
回答数: 696人(文系男子212人、文系女子215人、理系男子181人、理系女子88人)
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2015年3月19日~30日
サンプリング: 日経就職ナビ2016 就職活動モニター
インターンシップの参加形式は「自由応募型」が88.2%と9割に迫り前年度(80.3%)から8ポイント近く増加しました。「大学公認型」は7.1%、「単位認定型」は4.7%でした。
参加したプログラムで最も多いのは、前年同様「プロジェクトタイプ」で35.2%。「講義タイプ」は20.6%と割合を増やしました。職場に配属され業務を任される「実務・実践タイプ」は23.9%から17.4%に減少し、「就業体験」という本来の意味でのインターンシップが最も少なくなりました。
参加期間は、「2~4日」19.5%、「1日」21.7%、「半日」18.0%と経団連の『「採用選考に関する指針」の手引き』の条件を満たさないショートプログラムへの参加が59.2%と約6割を占めました。
2. インターン参加の目的は「業界研究のため」が過半数。就職を意識したインターンシップへ変化
インターンシップの参加目的は、過去2年間は「自身の成長のため」が4割を超えていましたが、今回の調査では25.2%と急激に減少し、代わりに「業界研究のため」が52.1%と過半数に達しました。「志望企業をより深く知るため」についても、年々割合が増加しています。
参加時期別に見ると、従来からあるサマージョブなど「9月以前」は「自身の成長のため」が3割強あったのに対し、「10月以降」は18.7%に減り、代わりに「業界研究のため」が58.0%と大きく増えるなど、秋以降のインターンはより就職を意識したものへと変化していることが分かります。
3. インターン参加後「この企業に就職したい」と思う学生は倍増
インターン前は「この企業に就職したい」は19.7%でしたが、参加後は40.1%へと倍増しています。
インターン参加前は「就職は意識しなかった」学生が、参加後に「この企業に就職したい」に変化したのは25.6%でした。一方で「この企業に就職したい」と考えていた学生が、参加後に「この企業(業界、職種)には就職したくない」に変化したのは28.9%でした。
その企業に就職したいと答えた理由は、「職場の雰囲気がよかった」が75.0%と突出して多く、「仕事内容が自分に合っていると感じた」51.1%を大きく上回りました。
4. インターンに「満足」8割以上。期間が長くなるにつれ満足度も高まる傾向
インターンシップに参加した満足度は、「大変満足」43.9%、「やや満足」40.7%で、あわせて84.6%と高い数字を示しました。
特に満足度が高いプログラムは「実務・実践タイプ」で、「大変満足」57.6%、「やや満足」34.5%と合計で9割を超えました。一方、「講義タイプ」は最も満足度が低く、「大変満足」は32.0%にとどまりました。
参加期間別に見ると、期間が長くなるにつれ満足度は高まり、相関関係が見られました。
5. インターンを経験し「成長できた」77.1%。特に「実務・実践タイプ」では9割が成長を実感
インターンシップを経験したことで、「大きく成長を実感できた」と回答した割合は28.3%、「やや成長を実感できた」48.8%と合計77.1%でした。成長の実感は、実際の職場に配属されて業務を任される「実務・実践タイプ」において顕著で、9割が「成長を実感できた」と回答しています。
≪調査概要≫
調査対象: 2016年3月2016年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)のうち、1社以上のインターンシップ参加経験者
回答数: 696人(文系男子212人、文系女子215人、理系男子181人、理系女子88人)
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2015年3月19日~30日
サンプリング: 日経就職ナビ2016 就職活動モニター
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