電通デジタルと電通、「Red Dot Award: Design Concept 2025」において最高位「Best of the Best」を受賞
メタジェンセラピューティクスの「うんちのドネーション」支援サービス「ちょうむすび」
株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役執行役員:瀧本 恒 以下、電通デジタル)は、株式会社電通(本社:東京都港区 代表取締役 社長執行役員:佐野 傑 以下、電通)と共同で、メタジェンセラピューティクス株式会社(本社:山形県鶴岡市 代表取締役CEO:中原 拓 以下、メタジェンセラピューティクス)が提供する「うんちのドネーション」支援サービス「ちょうむすび」※1のサービスデザインの企画・制作を支援し、世界的に権威のあるデザイン賞の一つ「Red Dot Award: Design Concept 2025」において、最高位の「Best of the Best」を受賞しました。

「Red Dot Award」は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター(Design Zentrum Nordrhein Westfalen)が1955年に創設した、世界有数の国際デザイン賞です。毎年60カ国以上から2万点超の応募があり、専門家審査によりイノベーション/デザイン性/社会的インパクトが評価されます。中でもDesign Concept部門は、国際的な業界専門家や著名デザイナーが審査し、革新的で創造的なデザインコンセプトを表彰します。
今回受賞した「ちょうむすび」は、メタジェンセラピューティクスが提供するもので、健康な人の腸内細菌を活用し、難病治療や創薬につなげる腸内細菌ドネーションの取組みをサポートするサービスです。健康状態や腸内細菌の検査を経て認定された「腸内細菌ドナー」の、専用トイレで便を提供するという「献便」体験を、一体的に提供します。
腸内細菌ドナーとして認定を受けるまでには多くの検査や手続きが必要ですが、「ちょうむすび」ではそのプロセスを、自分の腸内環境を知り、日々の健康を管理する機会と再定義しました。アプリを通じて検査結果や記録をフィードバックすることで、ドナーは継続的な健康管理を行いながら、前向きな動機づけを得ることができます。
本サービスは2025年4月に山形県庄内地域で提供を開始し、わずか3カ月で500人を超えるドナーの応募を獲得しました。

電通デジタルと電通で構成された本プロジェクトのクリエイティブチームは、メタジェンセラピューティクスの「ちょうむすび」のブランド体験の構築から社会実装までを支援しました。腸内細菌ドネーションの意義を生活者に伝わる言葉とデザインに翻訳し、サービスのブランドコンセプトを明確化しました。今後も、「献便」を持続可能な社会貢献の仕組みとして定着させることを目指し、プロトタイプ検証やユーザーテストを重ね、ユーザーが実際に腸内細菌ドネーションのプロセスを体感できるようなUXデザインなどの支援を行ってまいります。
電通デジタルは今後も、デジタルテクノロジーを用いたクリエイティブの創造と新しいサービスの開発・提供を通し、さまざまな課題解決に貢献してまいります。
※1:「ちょうむすび」について https://chomusubi.metagentx.com/
<電通デジタルについて>https://www.dentsudigital.co.jp/
電通デジタルは、国内最大規模の総合デジタルファームです。「人の心を動かし、価値を創造し、世界のあり方を変える。」をパーパスに、生活者に寄り添うクリエイティビティとテクノロジーを統合的に活用することで、あらゆるトランスフォーメーションを実現しています。クライアントの事業成長パートナーとして、共に新たな価値を創造することで、経済そして社会の「変革と成長」を目指しています。
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