難民の子どもたちに教育を! トーク・イベント「サヘル・ローズさんが出会った『ウガンダ・難民キャンプの子どもたち』」を開催:AAR Japan
東アフリカに位置するウガンダには、隣接する南スーダンやコンゴ民主共和国などから逃れてきた約150万人の難民が暮らしています。難民の人々は難民居住地で厳しい生活を強いられており、教育環境も十分ではありません。今年2月、俳優のサヘル・ローズさんにこのウガンダの難民居住地を訪問していただきました。2000人以上の子どもたちにノートと鉛筆を配付するなど、AARの支援活動にも参加いただきました。
トーク・イベントではサヘルさんがウガンダで何を見て、何を感じたのかをご報告いただき、来場者とともに難民となった子どもたちの未来について私たちに何ができるかを考えます。
会場での取材を承ります。ぜひ、ご検討ください。
◆トーク・イベント「サヘル・ローズさんが出会った『ウガンダ・難民キャンプの子どもたち』」◆
日時:2024年3月31日(日) 午後2時~午後3時30分
会場:モンベル御徒町店4階サロン(東京都台東区上野3-22-6 コムテラス御徒町)、
もしくはオンライン
※会場参加は定員50名。先着順です。
会場アクセス https://store.montbell.jp/search/shopinfo/?shop_no=678541
参加費:無料(ご寄付によるご協力をお願いいたします)
お申込み方法:当会のサイトよりお願いします。https://aarjapan.gr.jp/event/13716/
主催:AAR Japan[難民を助ける会]
協賛:株式会社モンベル
<サヘル・ローズさん プロフィール>
イラン出身。イラン・イラク戦争(1980~88年)のさなかに両親ときょうだい12人を失い、7歳まで孤児院で育つ。その後、養母とともに来日し、日本語を学んで、現在は俳優・タレントとして活躍している。「自分の原点を忘れてはいけない」と世界各地の孤児院や学校を訪問し、個人的な支援活動を続けている。
参考 サヘル・ローズさんウガンダ訪問記1 https://aarjapan.gr.jp/report/13865/
<ウガンダの難民の子どもたちを取り巻く状況>
ウガンダは難民に寛容な政策で知られています。しかし就学率を見ると、全国では初等教育約110%※、中等教育約27%(いずれも2016年)に対し、AARが支援するチャングワリ難民居住地では初等教育が約80%、中等教育はわずか4%(2020年)に過ぎません。貧困による児童労働、早期結婚・妊娠、学費・学用品購入費が払えないことなどが理由です。また難民居住地には学校が少なく、通学に時間がかかるうえ、1教室に100人以上が詰め込まれ、トイレも足りないなど教育環境も整っていません。AARは学用品の配付のほか、教室や女子寮、トイレの建設、学校保護委員会の設立など、子どもたちの学びを支援するさまざまなプロジェクトを展開しています。
※初等教育を受けられなかった人たちが、学齢期を過ぎてから初等教育校に入り直すため、就学率が100%を超えています。
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