障がい者の8割が「運動の必要性」を実感、一方で「日常的に運動している」障がい者はわずか4割
〜12/9「障害者の日」に向けて、障がい者の運動実態を調査〜
株式会社アニスピホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:藤田英明)は、障がいを持つ方105名に対し、「障がい者の運動実態」に関する調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年10月27日〜同年10月28日
有効回答:障がいを持つ方105名
- 障がい者の8割以上が「運動の必要性」を実感
・かなり感じる:42.9%
・やや感じる:39.0%
・あまり感じない:4.8%
・全く感じない:6.7%
・わからない:6.6%
- 適度な運動の必要性を感じている理由、「健康・体力づくりのため」が81.4%
・健康・体力づくりのため:81.4%
・生活習慣病予防のため:59.3%
・メンタルヘルス改善のため:46.5%
・リハビリのため:22.1%
・その他:1.2%
・わからない:1.2%
- 「将来の自分のため」「コロナ禍で運動不足になったため」などの理由も
<自由回答・一部抜粋>
・35歳:コロナ禍で運動不足になってしまったため。
・24歳:将来の自分のため。
・28歳:子どものころから運動をしてない自分には体力がないから。
・37歳:気分転換。
・39歳:体がだるい。
・40歳:薬の副作用で太ったため。
・31歳:日光を浴びるため。
・40歳:寝付きをよくするため。
・22歳:食欲を出すため。
- 障がい者の約6割が「日常的に運動を行なっていない」という実態
・ほとんどしていない:33.3%
・あまりしていない:22.9%
・ややしている:27.6%
・かなりしている:12.4%
・わからない:3.8%
- 日常的に運動を行っていない理由、「運動が苦手」「腰が重い」の声
・運動が苦手(嫌い)だから:40.7%
・必要性は感じるものの、なかなか腰が重いから:37.3%
・どんな種類・強度の運動が自分に合うのか(良いか)わからないから:22.0%
・安心して運動できる場が身近にないから:18.6%
・ジムなどに通う経済的な余裕がないから:16.9%
・運動の必要性を一切感じないから:6.8%
・その他:6.8%
・わからない:8.5%
- 運動の頻度、「週3回以上」が28.6%、「全くしない」が21.9%
・週3回以上:28.6%
・週2回程度:14.3%
・週1回程度:11.4%
・月1〜3回程度:9.5%
・月1回未満(年に数回程度):7.6%
・全くしない:21.9%
・わからない:6.7%
- 「ウォーキング、軽い筋トレ」や「ストレッチ、ヨガ」など、「強度低め」の運動が主流
・強度高め(ランニング・水泳など):10.5%
・やや強度高め(自転車、早歩きなど):13.3%
・やや強度低め(ウォーキング、軽い筋トレなど):35.2%
・強度低め(ストレッチ、ヨガなど):20.0%
・わからない:21.0%
- 専門家指導のもと、運動を楽しむことができる「障がい者デイサービス」に、約半数が「興味」
・かなり興味がある:19.0%
・やや興味がある:26.7%
・あまり興味がない:21.9%
・全く興味がない:32.4%
- 「障がい者デイサービス」に興味がある理由、45.8%から「心と身体の健康の維持のために、運動は欠かせないと思うから」の声
・心と身体の健康の維持のために、運動は欠かせないと思うから:45.8%
・プロの指導のもと運動できるなら安心だから:41.7%
・運動を楽しめる場はこれまで少なかったから:39.6%
・障がい者専用の施設だったら安心だから:37.5%
・運動を楽しむことができそうだから:20.8%
・コロナ禍をきっかけに運動の必要性を感じているから:12.5%
・その他:2.1%
・わからない:6.3%
- 他にも、「周りの目を気にせず出来るから」や「初めて聞いたので、どんなものか気になる」などの声も
<自由回答・一部抜粋>
・40歳:周りの目を気にせず出来るから。
・34歳:初めて聞いたので、どんなものか気になる。
・38歳:効率よく運動が出来そうだから。
・38歳:自分も高齢者にリハビリなど行っているので、勉強になる。
・29歳:昔利用したことがあるから。
・36歳:サポート体制が整っていそうだから。
・40歳:障害者を理解したサービスなら安心できる。
- まとめ
まず、障がい者の8割以上が「適度な運動の必要性」を感じていることがわかりました。その理由として、「健康・体力づくりのため」が約8割で最多の回答となりました。その他には、「子どものころから運動をしてない自分には、体力がないから」や「動くと体調が悪くなるから」などの具体的な理由も挙げられました。次に、実際の運動習慣について尋ねると、約6割が「日常的に運動を行なっていない」と回答し、運動しない理由として、「運動が苦手(嫌い)だから」や、「必要性は感じるものの、なかなか腰が重いから」という回答が多く見られました。
次に、運動の頻度について尋ねたところ、「週に1回以上」は運動をすると答えた方が54.3%となりました。運動の強度については、「ウォーキング、軽い筋トレなど」が35.2%、「ストレッチ、ヨガなど」が20.0%で、軽度な運動を取り入れている方が多いようです。
最後に、障がい者専用の安心の場で、プロの指導のもと、楽しみながら運動することができる「障がい者デイサービス」について尋ねたところ、約半数の障がい者の方が「興味」を示しました。興味がある理由としては、「心と身体の健康の維持のために、運動は欠かせないと思うから」が45.8%と、運動の必要性を改めて理由に挙げる方や、「プロの指導のもと運動できるなら安心だから」が41.7%など、運動する際の環境に関する意見も挙がりました。他にも、「初めて聞いたので、どんなものか気になる」など、サービス内容への関心も伺えました。
今回の調査では、運動の必要性を理解していても、なかなか自分では腰が重く、実際の習慣として取り組むことが出来ないというジレンマを抱えている方が多いことが明らかになりました。運動に対する苦手意識や習慣化の難しさを克服するため、そして、安心して運動できる環境を確保するためにも、専門家の付き添いがある「障がい者専用の運動環境」が整えられることが、障がいを持つ方の運動不足解消と健康促進へ直結することでしょう。
- 障がい者が安心して運動を楽しめる、デイサービス「ワーカウト」とは
ワーカウトは、「うごく、たのしむ、ハッケンする」をコンセプトに、キックボクササイズ・ファンクショナルトレーニング・ヨガやピラティスを取り入れた新しい形の障がい者デイサービスです。障がい者専用の安心の場で、『運動療法』によって、人間が本質的にもっているアニマルスピリットを活性化させ、心身ともに健康を取り戻し、増強していくことができます。
- 会社概要
設立 :2016年8月5日
代表取締役:藤田 英明
所在地 :〒102-0074 東京都千代田区九段南3-1-1 久保寺ビル3階
事業内容 :人の福祉とペットの福祉に必要とされるトータルサポートを提供
URL :https://anispi.co.jp/
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