【6/8(日)@JICA地球ひろば】ベナンの村/タイに逃れたミャンマー難民を取材して何が見えたか?『Global Media Camp』報告会
途上国の深さを100倍楽しむ方法

「途上国で市民ジャーナリストになってみたい!」「現地取材をして、(感想ではなく)エビデンスが入った記事を書いて発信したい!」
こうした社会人&学生が参加するのが、途上国を専門とするNPOメディア「ganas」が開講する『Global Media Camp』です。2014年以来、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの9カ国13カ所で43回開いてきました。
「現地へただ行くだけ」では絶対にわからない、「(暮らしぶりなどを)目で見るだけ」でもわらからない――人生でめったにできない「市民ジャーナリストになって現地取材」を経験した参加者の声の一部を下で紹介します。
「観光では行けない場所に行け、しかもインタビューまで通訳付きでたっぷりできた。また取材中や記事を書く際に講師(ganas編集長)から具体的なフィードバックまでもらえる。さらに参加者同士お互い切磋琢磨できるので、自身の成長につながった」
「途上国にはもともと興味があったし、いくつかの国を訪問したこともあったけれど、現地取材は全然違う。途上国を知るおもしろさと大切さを改めて知った」
「取材という形をとるから、相手のパーソナルな部分まで深く聞ける(初対面の相手に日常会話だと遠慮して聞けない)」
「『難民』と一口にいっても、それぞれ事情が違うことを実感できた。特に印象に残ったのは、自分と1歳しか変わらないタイ在住のミャンマー人の若者が大学に通えず、故郷に残る家族を支えるために異国の地(タイ・チェンマイ)で働かなければならないこと」
「途上国により強く興味をもった。今回訪れたタイは発展度合いが高い途上国なので、今度はアフリカにも行ってみたい」
「取材と記事の執筆が現地のさまざまなことを深く知る有効な手法だと身に染みてわかった。大変だったけれど、頑張れば頑張るほど深掘りできる。すごく良かった」
「難民は仕事がなくお金もなく、支援を待っている受け身の人たちというイメージだった。だが取材をし、(少なくとも話を聞いた相手は)違っていたことに驚いた」
「(途上国の人、スラムの人、農村の人などと)属性で一括りにするのではなく、ひとりひとりのストーリーを細かく聞けたのは貴重な経験。授業やニュースで知るのとは大違い」
「在住者でも行ったことがない(知らない)ところに取材で行け、しかも知らないことを短期間で知れた。すごく価値の高いプログラムだと思った」
Global Media Campの前回(今年2~3月)の参加者が登壇する「Global Media Campの報告会」を6月8日(日)の午後2時15分から、東京・市ヶ谷のJICA地球ひろばで開催します。入場無料。
現地取材(インプット)と記事執筆(アウトプット)のプロセスを通して参加者は何を見たのか、何を考えたのか。イベントに来てくださる皆さんと一緒にインタラクティブに対話できたらと考えています。
交流タイムも設けています。西アフリカのベナンや東南アジアのタイなどで手に入れたちょっとした飲み物・食べ物もご用意する予定です。それらを軽くつまみながら、みんなで気軽に「途上国トーク」をしませんか?
ふらっと来て、きっと何かが変わる日曜日。ぜひお越しください!
日時
6月8日(日)14時15分~16時30分
<タイムライン>(予定)
14:10 会場
14:15 バオバブクイズ!
西アフリカのベナンの意外な一面を知れるユニークなクイズを出します。正解者のうち数人にはバオバブをプレゼント!
14:25 ベナンでインタビューしたら答えが深すぎた!Global Media Camp in ベナンの参加者が登壇
・「服、脱がなきゃだめです」 村の女王宅で女子トーク(山方由香利さん、社会人)
・ブードゥー教とは?人々に尽くす「最高指導者」の役割に迫る!(前田惟名さん、大学生)
・「お金がないからできない」ってホント? アフリカで生き方を考えた(加藤裕斗さん、当時は大学院生・いまは社会人)
15:10 Wi-Fiないけど人生ある、ガイドブックに載ってない村の風景(写真、動画)お見せします!
・店名なし、値札なし。まっすぐなんて歩けやしない。ローカル市場に潜入
・手が最高のカトラリー! ベナンのご飯
・四輪なんて甘えだ!ベナン流・二輪ライフ
15:30 交流タイム(途上国のちょっとした飲み物・食べ物を体験してください!)
16:00 クーデター後指名手配され、タイへ逃れる中でジャーナリストを目指すミャンマーの女子大生が思う未来(神谷友子さん、社会人)
16:15 2025年夏の『Global Media Camp』のご案内(ganas編集長 長光大慈)
16:30 終了
*お時間のある方は終了後、近くのお店に二次会へ行きましょう(実費はご負担ください)!
会場
JICA地球ひろば セミナールーム 201AB
(東京都新宿区市谷本村町10-5、最寄り駅は市ヶ谷)
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map/index.html
参加費
無料
申し込み方法
下のPeatixのページからお願いいたします。
https://20250517gmc.peatix.com/view
定員
30人程度(先着順)
こんな学生&社会人におススメ
・アジア、アフリカ、ラテンアメリカが好き!
・他人が行かない場所や会わない人に行って/会ってみたい!
・途上国に詳しくなるために現地取材したい!
・難民や国内避難民など、ひとりひとりの知られざるストーリーを知りたい!
・情報発信やジャーナリズムに興味がある!
・現地にネットワークを作りたい(取材に同行する通訳、取材先と仲良くなれます)!
・途上国で将来働きたい!
・聞き出す力と伝える力を集中的に高めたい!
・英語やスペイン語、フランス語などで取材したい(コロンビアは日本語でも取材可能)!
・フィールドワークのやり方を学びたい!
・エントリーシート(ES)に書けるレベルのレアで実践的な経験を積みたい(頑張った証として記事が残ります)!
・世界のことにも関心のあるバックパッカー!
Global Media Campとは
Global Media Campとは、途上国の専門メディア「ganas」が途上国(アジア、アフリカ、ラテンアメリカ)で開講する、現地を本格的に取材できる唯一無二のプログラム。通訳付きで現地取材をし、記事を書きます。取材先は、難民、国内避難民、NGO、社会起業家、先住民、貧困地区、ミス・コロンビア(2025年夏のみ)など、いずれも日本からはアポがとれないところばかり。Global Media Campは2014年の春以来、アジア、ラテンアメリカ、アフリカで合計43回(9カ国13カ所)開くなど、10年以上にわたって広く支持されてきました。
Global Media Campの全日程にはganas編集長が同行します。ですので、取材から記事を書くまでのプロセスで直接指導してもらえます。本気でスキルアップ、知識アップしたい方には最高の環境です。
Global Media Campで学べる「情報を引き出す力」「要点をまとめる力」「伝える力」などのコミュニケーションスキルは、ジャーナリストとしてはもちろん、就活・営業・マーケティング・企画・プレゼン・報告書作成などさまざまなシーンで活用できます。まさに“一生ものの技術”!
取材はまた、その土地のことを短期間で可能な限り深く、また多角的に知ることができる有効な手段のひとつです。日本市場が縮小していく時代、アフリカやラテンアメリカ、アジアを少しでも知っておくことは必須ですよね!
2025年8~9月に開催するGlobal Media Campの詳細
■【早割6/2】チェンマイに逃れたミャンマー難民を取材しよう!『Global Media Camp in タイ』参加者募集
<場所>タイのチェンマイ
<期間>2025年8月2日(土)~8月9日(土)、7泊8日(現地集合・現地解散)
<特徴>数十年前からいるミャンマー移民&軍政・徴兵制から逃れてきたミャンマー難民(タイ全土で暮らすミャンマー人は700万人といわれます)を徹底取材! “普通のミャンマーの人たち”のストーリーを追います。どんなことを考えているのか、どんな暮らしをいましているのか、母国で何があり、どうやって逃げてきたのか‥‥。
<費用>一般19万9800円、学生17万9800円(いまなら最大4万円の割引あり)+飛行機など(ミャンマーの蓮100%の高級ストールも特別プレゼント!)
■【早割6/24】内戦避難民 ベネズエラ難民 先住民 ミス・コロンビアを取材しよう!『Global Media Camp in コロンビア』参加者募集
<場所>コロンビアのメデジン(世界最大の麻薬組織がかつてあった街)
<期間>2025年8月24日(日)~9月2日(火)、9泊10日(現地集合・現地解散)
<特徴>主な取材対象は、経済崩壊で困窮したためコロンビアに流入してきたベネズエラ難民(コロンビア全土におよそ280万人)、50年以上続いた内戦でピーク時には700万人以上を出した国内避難民(内戦は終わったといえるのか)、先住民(先住民保護区)、日本語を学んでいる2024年のミス・コロンビアなど。魅惑の南米で、日本語を使って取材できる機会はレア。
<費用>一般25万4800円、学生23万4800円(いまなら最大4万円の割引あり)+飛行機など
■アフリカ
(調整中。詳細が決まり次第、掲載します)
前回(2025年2~3月)のGlobal Media Camp参加者が書いた記事一覧
<ベナン>
ベナン田舎の食堂店主の口癖「お金があったらやりたい」、挑戦できない裏に潜む“諦め社会”
ベナン女性はヘアサロンに週3回行く! 髪は女のいのち
カゴ作りと日用品販売、二刀流で生き抜くベナン人女性「カゴ作りは簡単だが儲からない」
ガソリンの高騰でウハウハ! ベナンの屋台でガソリンを売る青年は結婚&2号店オープンと絶好調
チップは不要! そこらへんの枝と葉っぱで魚の燻製をする村がベナンにあった
赤ヤシ油を作るベナン人女性の販売方法、収穫期以外に売ると2.5倍の価格に
伝統社会の変化を憂うベナンの村の長老「子どもには都市に行って稼いでほしい」
生後間もない2人の子どもを失ったブードゥー教の最高指導者、「呪いで苦しむ人たちを救いたい」
水道も井戸もタンクもないベナンの村の小学校、給食作りは300リットルの水くみから
6つの神に祈りを捧げるブードゥー教指導者、寄進された肉は貧しい村人に分配
農民から女王になった女性がベナンにいた! 8畳一間で4人の世話係と濃い暮らし
ナイジェリアの出稼ぎからベナンに帰ってきた綿花農家の男性、「子どもに同じ仕事はしてほしくない」
<タイ>
ミャンマー民主化運動に誰もがかかわれる雑貨店がチェンマイにあった! 20円のステッカーから2900円のワンピースまで
月の生活費2万7000円のうち4500円を毎月送金、在タイ・ミャンマー人権活動家
職務をボイコットしたミャンマー人の元公務員、支援する側から「される側」へ
母は刑務所・年老いた台湾移民の父はミャンマーに残る、「私はタイでメディア・コーディネーターを続けたい」
「大学進学か、家族のための仕事か」軍事クーデターが生んだミャンマー出身22歳の葛藤
63年続くミャンマーの民主化運動、「血と革命のシャツ」が世代をつなぐ
ミャンマーの元公務員、民族衣装ロンジーで1000キロの国外逃亡
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