【プレスリリース】ユニセフ・シリア事務所 学校への攻撃を強く非難 授業中の学校への追撃砲、子ども1名が死亡
※本信は ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所の発信を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、
独自に編集したものです
※原文は下記でご覧いただけます。
http://childrenofsyria.info/2014/04/16/statement-attributed-to-unicef-syria-2/
【2014年4月16日 ダマスカス発】
4月15日火曜日、ダマスカス旧市街の学校へ迫撃砲が撃ち込まれました。授業時間による
攻撃で、子ども1名が死亡、多数が負傷しました。この攻撃は、シリアの子どもたちが
日々さらされている暴力の恐ろしさを、改めて浮き彫りにしました。
シリアでは、教育の権利が壊滅的な影響を受け、紛争により学校システムが崩壊して
います。この事態は、シリアの子どもたち世代すべての成長と健やかな発展に長期に
わたり影響を及ぼします。
ユニセフは、紛争に関わるすべての当事者とこれらの当事者に影響力を及ぼすことの
できる者に対し、何百万人もの子どもたちの生活を崩壊し、シリアと地域一帯の未来
の安定性を長期にわたり脅かし続けている暴力の連鎖を直ちに断つことを重ねて
求めます。
ユニセフは、学校を決して攻撃の対象としないこと、学校は安全と避難が確保されて
いる場所であることを強く求めます。
* * *
ユニセフ・シリア事務所では、教育専門官の日本人スタッフ1名が支援活動に
従事しています。
取材をご希望の際には、広報室までお問い合わせください。
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Kumar Tiku, UNICEF Syria, +963 934202330, ktiku@unicef.org
Razan Rashidi, UNICEF Syria, +963 93 354 9020, rrashidi@unicef.org
Juliette Touma, UNICEF Regional Office for the Middle East and North Africa,
+962-79-867-4628, jtouma@unicef.org
■ユニセフについて
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