産業医の約7割が、働き方改革による「長時間労働の改善を感じる」と回答

組織的な業務改善、強制的な残業規制など、企業の施策による改善効果を実感

メドピア株式会社

メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)の連結子会社で、産業保健支援サービス「first call」(※)を提供する株式会社Mediplat(東京都中央区、代表取締役 CEO:林 光洋、以下当社)は、この度、産業医500人を対象に、働き方改革による「長時間労働の改善を感じるか」についてのアンケート調査を実施し、改善が上手くいっている企業の事例などを取りまとめました。
※「first call」(https://www.firstcall.md/onlineIndustrialPhysician/Contact)では、産業保健支援サービスとして「オンライン医療相談」「オンライン産業医」「ストレスチェック」を提供しており、現在300社以上に導入いただいています(2019年6月時点)。

  • 調査結果のサマリー

・働き方改革による企業の「長時間労働の是正」に向けた取り組みの成果について、産業医の52%が「少し改善されていると感じる」と回答し、「かなり改善されていると感じる」(14%)と合わせて、約7割の産業医が「長時間労働の改善を感じる」と評価した。

・長時間労働の改善が上手くいっている企業の施策としては、「組織的な業務改善」「意識改革」「ノー残業デーなど、強制的な残業規制」「長時間労働者の管理・指導の徹底」など、意識や仕組み、ルールを変更して徹底させている事例が挙げられた。
 
  • 調査結果の詳細

Q1.働き方改革によるここ最近での企業の実態として、「長時間労働の改善」は感じますか?(単一選択式)
 


Q2.長時間労働の改善が上手くいっている企業において、効果が出ているのはどんな施策ですか?

・「この人しか、この仕事ができない」という環境を、「複数の人が、この仕事に対応できる」という環境にした。
・個人ではなく、職場全体での業務のスリム化をした。
・無駄な作業の見直し。アウトソーシング化。
・管理者や上長の意識改革と人事評価の見方の是正。
・法令順守の姿勢がある企業は上手くいっている。また、長時間労働になる前に、月の途中で人事が本人と上司に警告している会社は、時間を意識して働けていると思います。
・上手くいっているかどうかは、企業・管理者からの周知が徹底しているかどうかの違い。
・もともとはお付き合い残業が多く、就労効率が高くなかった。時間の制限で、無理やりにでも作業効率が若干改善された。
・週2日の定時退社日を設定し、時間になったら管理職から積極的に帰宅する。部下へも「帰りなさい」と呼びかける。
・強制的な終業時刻の設定。
・勤務時間、休憩時間、休日取得の把握。長時間労働者には注意勧告する。産業医出席の安全衛生委員会で毎月議題として取り上げる。
・長時間残業時の産業医面談での指導を徹底。
・有給休暇を5日以上必ず取らせる。
 
  • 調査概要

・調査対象:医師専⽤コミュニティサイトMedPeerに会員登録をする医師の内、産業医資格があり、現在産業医として事業所で従事している医師
・有効回答:500人
・調査期間:2019/6/4~2019/6/7
・調査方法:インターネット調査
 
  • 記事引用時のお願い

本調査結果の引用・転載時には、必ず下記のとおりクレジットを明記いただけますようお願い致します。
・産業保健支援サービス「first call」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、「first call」に https://www.firstcall.md/ へのリンク付与をお願い致します。
 
  • 産業保健支援サービス「first call」について

「first call」では、法人向けに以下3つの産業保健支援サービスを提供しています。従業員のメンタルヘルス対策や健康管理をワンストップでサポートすると同時に、オンライン化と管理システムの導入により人事労務担当者の業務負担を軽減いたします。

①オンライン医療相談
日常生活における自身や家族の健康上の不安や悩みについて、チャットやテレビ電話でいつでもどこからでも医師に相談ができるサービスです。一般内科や小児科、産婦人科、精神科など全12科目での相談に医師が実名で回答します。

②オンライン産業医
産業医の定期訪問からオンラインでの面談まで、産業医業務を受託するサービスです。産業医面談をオンラインでも可能とすることで、国内外の支社の従業員など、面談調整が困難であった従業員とも早期に面談が設定できることに加えて、日程調整など人事の業務負担も軽減します。

③ストレスチェック
Webやアプリで簡単に従業員のストレスチェックや、部門やチームなど職場毎のストレス状況を可視化するサービスです。オンライン医療相談の無料オプションとして提供し、オンライン産業医と合わせて導入することで、ストレスチェック後の産業医面談までをオンライン上でワンストップで実施することが可能となります。

【メドピア株式会社の概要】
会社名 : メドピア株式会社
所在地 : 東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル11階
設 立 : 2004年12月
代表者 : 代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士)
事業内容: 医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営、その他関連事業
URL : https://medpeer.co.jp

【株式会社Mediplatの概要】
会社名 :株式会社Mediplat(メドピア株式会社子会社)
所在地 :東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル11階
設 立 :2015年11月
代表者 :代表取締役 CEO 林 光洋
事業内容:産業保健支援サービス「first call」の運営、ライフログプラットフォーム事業
URL :https://firstcall.md/Home/About

◆本プレスリリースに関するお問い合わせ先
メドピア株式会社 広報担当
電話:03-4405-4905
メール:pr@medpeer.co.jp

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会社概要

メドピア株式会社

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URL
https://medpeer.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア8階
電話番号
03-4405-4905
代表者名
石見 陽
上場
東証プライム
資本金
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設立
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