AI inside、独自開発LLM 「PolySphere-4」にメジャーアップデートー 日本語LLMの精度と汎用性が飛躍的に向上

AI inside 株式会社(代表取締役社長CEO:渡久地 択、本社:東京都港区、以下「AI inside」)は、独自開発の大規模言語モデル(LLM)「PolySphere-3」を「PolySphere-4」へメジャーアップデートしました。
本アップデートにより、業務活用からシステム開発領域まで、より幅広い応用が可能な汎用LLMとして進化しました。
PolySphere-4 の主な特長
「PolySphere-3」は、日本語の帳票処理に特化し、実データでの検証において高精度な読取性能と業務利用に適した安定性を実現してきました。今回の「PolySphere-4」では、これらの強みを継承しながら、より汎用的な能力を強化しました。
1. 非定型帳票の読取精度で平均99.6%を記録 *1
非定型帳票や手書き書類を含む多様な文書に対して、「PolySphere-3」の平均精度95.1%を上回る平均99.6%という高い読取精度を実現しました。
*1 10月29日発表: AI inside、独自開発LLM 「PolySphere-4」を「DX Suite」に実装― 読取精度99.6%を実現
2. 情報の認知・構造化によるRAG生成と連携
情報の認知・構造化を強化し、生成・要約・分類・抽出など多様な知的処理に対応。RAG生成とデータ連携を実現し、データ化から活用までをシームレスに支援します。
3.Web・社内データベース検索による正確性の向上
Web情報や社内データベースと照合し、情報の正確性を自ら検証。Web・社内データを参照しながら、回答や抽出内容の信頼性を高めることが可能になりました。
4.ソースコード生成によるアプリケーション開発
自然言語からソースコードを生成し、アプリケーションや業務コネクタの開発を実現。システム構築や業務連携を効率化します。
AI inside は今後も、「AIで人類の進化と人々の幸福に貢献する」という理念のもと、LLMの性能向上と製品への実装を通じて、AI技術の社会実装と価値創出を推進してまいります。
AI inside 株式会社について
AI inside 株式会社は、生成AI・大規模言語モデル(LLM)や自律型AIの研究開発と社会実装を推進するテックカンパニーです。日本語のドキュメント処理に特化したLLM「PolySphere」の開発をはじめ、政府機関・地方公共団体・民間企業など6万ユーザ超への導入実績を持ち、独自のAI基盤の構築と普及を進めています。主力プロダクトである「DX Suite」は、データ入力業務に特化したAIエージェントとして、前後工程全体の自動化を実現しています。これらの取り組みを通じて、人とAIの協働を推進し、生産性向上と業務効率化によって創出された時間を、より付加価値の高い業務へ移行する「VALUE SHIFT」を実現します。
※文中の製品またはサービスなどの名称は、AI inside 株式会社の商標または登録商標です。
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