生産性向上って？実践したことのある行動１位は○○だった

皆さんは「生産性向上」という言葉を耳にしたことがありますか？
厚生労働省などでも大きく取り上げられている「働き方改革」でも、この「生産性向上」が大きく関わっているとも言われているため、皆さんの中にも聞いたことはあるという人がいるのではないでしょうか。
今日は、その「生産性向上」とは何かを知りながら、皆さんがどのように取り組んでいるのかを見ていきたいと思います。
（⇒http://katte2q.com/understand/8985/）

 

• そもそも、「生産性向上」って何？

「生産性向上」と言われても、いまいちピンとこない人もいるのではないでしょうか。
（ちなみに筆者は、ピンとこない１人です……）
まず、「生産性」という言葉を調べてみると、一定時間内にどれほどの成果が出せたのかなどの意味をもつようです。
……つまり、仕事での生産性向上を考えてみると「決められた時間内に、効率よく行動をし、より多くの利益を生むように働きかける」ということでしょうか？
……なかなか難しそうな内容ですね。

「生産性向上しよう」と言葉にするのは、簡単そうですが、実際に行動に移すのは……少し難しそうとも思いません？
実際、生産性を向上させるために、調べたり試している人ってどれ位いるのでしょうか？
 

実際に生産性を向上させるために、何かを行っている人は29.3％いるのに対し、していない人は52.0％。そもそも、「生産性向上」なんて考えたことはないと回答した人は18.7％もいました。
「していない」「生産性向上なんて考えたことがない」という方々の意見の中で、最も多かったものは「生産性向上の意味が、そもそも分からない」「生産性を向上させて何が良くなるのか、具体的なイメージがつかない」などでした。

確かに筆者も、そのあたりの想像が全く出来ないです……。
それではもう少し分かりやすくなるように、先程のアンケートで「している」と回答した人たちの中で、生産性を向上させるために実際に行ったことのあることはどんなものがあるのかを見ていきましょう。

 

〈あなたは仕事で生産性を向上させるために、やめたことなどはありますか〉
1位 無駄な時間と捉えられる業務をやめた
2位 定例化していた業務の見直し
3位 仕事とプライベートの切り替えをきちんとする
4位 数より質を優先させた
5位 アナログではなくデジタルでの管理


 

• 3位：仕事とプライベートの切り替えをきちんとする

「生産性向上」と言われ、難しく考えてしまう人は、ここから実践してみると良いかもしれませんね。
どうしても業務内での作業内容で効率をあげるような方法ばかり考えてしまいがちですが、実は「仕事」と「プライベート」を切り替えるように気をつけるだけで、作業効率があがるとも言われています。
例えば、仕事中に「今日、この後の予定だけど……○時に待ち合わせだから～」などを考えてしまうと、作業する手が止まり、時間内にこなせる仕事も停滞してしまいますよね。そういったことの積み重ねにより、生産性が低下していくとも考えられるのです。
そのため、仕事とプライベートの切り離しは、良いとも考えられます。


 

• 2位：定例化していた業務の見直し

毎日同じ作業を時間を決めて行うことは効率が良いようにも思えますが、実はその反対だったりすると皆さんは考えたことがありますか？
毎日の作業になっているため、「正しい」と思いがちですが、実はその作業が「無意味で非効率」なものかもしれませんよね。その場合、皆さんは1日のうちに数分～数時間、無駄な時間をすごしていることになります。その為、定例化している業務に関しても、適度に見直しをし、本当に必要な作業であるかどうかを判断する方が、生産性向上にもつながると言われております。


 

• 1位：無駄な時間と捉えられる業務をやめた

こちらは、2位とつながっているような意見ですね。
2位の「定例化していた業務の見直し」も含め、自分が行うべき作業を一度並べてみて、「無駄」「不必要」と捉えられる業務はカットしていく方が、決められた時間内に行える作業の質が上がるとも言われています。


どうやら、様々な考えがあるようですね。
「生産性向上」についてはあまり難しく考え過ぎず、一度自分が行なっている作業を洗い出して業務の見直しをする所から始めるのが良いのかもしれませんね。



■アンケート期間：2017年10月23日～10月25日
■アンケート対象：20歳以上／男女約7,000人／全国を対象に、インターネットを通じアンケートを実施


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