これからも、家族のいない犬たちを守るために。シェルターを増やしたい。クラウドファンディング開始!
ピースワンコ・プロジェクトでは、殺処分予定だったワンコたちをこれまで3000頭以上新しい里親さんの元へ送り出してきました。今も神石高原シェルターを含む全国8箇所の譲渡センターで、個性豊かなワンコたちが里親さんとの出会いを待っています。
その一方、シェルターに暮らす犬たちは現在約2600頭。保護犬たちの中には病気、障がい、気性難、高齢などの理由により、家族ができにくい子たちも多く住んでいます。このたび全国の「殺処分ゼロ」へ向けた取り組みの基盤をより強固なものにするため、保護犬たちの暮らす部屋の増築を決断しました。約7000万円の予算を見込み、完成予定の今年5月に向け、既に着手しています。
- 増設を決断したのには、様々な理由があります。ー神石高原シェルターの課題ー
1、保護犬たちも高齢化が進んでいます。
ピースワンコが保護活動を始めてから10年が経ち、シェルターでの生活が数年間に及ぶ犬も増えています。ピースワンコで暮らす10歳以上の老犬は約120頭、身体の大きさによりますが一般的に「シニア犬」と呼ばれる7歳以上の犬を含めると約300頭に上ります。
介護を必要とするようになる保護犬の高齢化にこれからも対応し、設備を整えた「オレンジ犬舎」のような、より丁寧にお世話できるような体制を整えた居住スペースの増設を行う必要があります。
2、家族のいない「野犬」「捨て犬」の保護
私たちピースワンコの保護の対象であるワンコのほとんどは、動物愛護センターや他団体などでも譲渡活動が難航した、気性難の「野犬」や人との信頼関係に深いトラウマを抱えてしまった「捨て犬」です。保護したあと、彼らには安心して過ごせる環境を用意し、長い時間をかけて心身共にケアを行う必要があります。
- どんな子も見捨てないことが「最後の砦」としての、ピースワンコ・ジャパンの使命です。
2016年4月以降、広島県の殺処分機は一度も稼働していません。
全国の殺処分数も年々減少傾向にあります。それは、この社会問題に多くの方が関心を寄せ、啓発活動に参加し、私たち保護団体を支えてくださっているからこその結果です。
それでも未だに、保護しても保護しても、終わりの見えない保護活動が続いています。2022年2月は、75頭の犬たちを引き取りました。
■クラウドファンディング概要
・プロジェクトページ:https://a-port.asahi.com/projects/wankoshelter/ ・期間:4月6日(水)14時00分~2022年07月29日23時59分まで ・目標額:1000万円(期間内に達成した場合はネクストゴールを目指します) ・リターン:オリジナルグリーティングカード、フェアトレードコーヒー、保護犬の命名権、犬舎にお名前プレートの掲示など。 ・その他:このプロジェクトは寄付型です。確定申告の際に必要な寄付金受領証明書をお送りします。 |
皆さまからのご支援は、ピースワンコで暮らす犬たちが安心して暮らせるよう、以下の費用に充てさせていただきます。 ◆電気工事費(照明器具含む) 1箇所 1万5千円 ◆フェンス 1mあたり 1万8千円 ◆新しいケージ 1個 2万円 ◆エアコン取り付け工事費(寒冷地仕様、品代含む) 1台 18万円 ◆スーパーハウス1棟(工事費込み) 70万円 |
■団体概要
●特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
代表理事兼統括責任者:大西 健丞
設立年月:1996年2月
所在地:広島県神石高原町近田1161-2 2F
主な活動:災害緊急支援、海外人道支援、地域復興・開発支援、犬の保護・譲渡活動
団体URL :https://peace-winds.org/
ピースワンコ・ジャパン・プロジェクトURL:https://peace-wanko.jp/
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