gumi Cryptos Capital Fund IIより投資する0G がBINANCEに上場

株式会社gumi

当社の持分法適用会社であるgumi Cryptos Capital Fund IIにおいて投資する0Gが9月22日に暗号資産の24時間の取引量が世界最大級の規模を誇る暗号資産取引所「BINANCE」に上場しましたのでお知らせいたします。0Gの完全希薄化後の評価額は、9月28日時点において約37億米ドル(約5,580億円)となります。

0Gの概要

0G は、AIを特定の組織の支配下におかず、誰もが公平かつ安全にAIを利用できるようにすることを目指して設計された技術であり、①低コスト、②透明性、③検証可能性の実現を目標としています。

1. 従来のAIとの違いと0Gの目標

 従来のAIの多くは、高コストで不透明かつ安全でないクローズドなブラックボックス内で実行されています。これに対し、0Gは、以下3つの主要な技術的な仕組みを組み合わせることで、上記目標を達成します。

a) モジュラー型ストレージ(部品化された保存庫):

 AIのデータを柔軟に、必要な分だけ保存できる仕組み

b) スケーラブルなデータアベイラビリティ(必要なデータにいつでもアクセスできる仕組み):

 データ量が増えても、重要なデータにアクセスし、その正しさを検証できるようにする仕組み

c) 検証可能なコンピューティング(計算過程を確認できる仕組み):

 AIが行った計算や判断の過程が正しいかどうか、誰もが確認できるようにする仕組み

従来のAIの課題

0Gの解決策と目標

高コスト

①低コスト

a),b),c)を導入することで、AIの運用コストをわずかなコストに抑えることが可能

不透明
(ブラックボックス)

②透明性(中身が見える)

b)スケーラブルなデータアベイラビリティや、c)検証可能なコンピューティングにより、AIのデータや計算過程を公開・確認できるようにし、透明性を確保

安全でない/特定の組織に制御される

③検証可能性 (正しいか確認できる)

c)検証可能なコンピューティングにより、AIの判断が正しいかを誰もが確認できる設計

2. 0Gエコシステムの構造:4つの核となる構成要素

上記目標(①低コスト、②透明性、③検証可能性)を具体的なインフラとして実現するために、0Gエコシステムは相互運用可能な以下4つの主要な構成要素で成り立っています。

レイヤー名

役割と機能

Chain (チェーン)

AIの論理やプログラム(スマートコントラクト)を動かす高性能な実行場所

Storage (ストレージ)

AIの学習データや、計算が正しいことを示すための証明などの記録を保存する、分散型で処理能力の高い倉庫

Data Availability (データアベイラビリティ)

規模が拡大しても、重要なデータセット(例:ゲームの状態、AIの学習データ)に、正しさを検証できる形でアクセスするための仕組み

Storage (GPU-powered) (GPU搭載ストレージ)

AIが実際に何かを推論したり、性能調整 を行ったりするために使う、検証可能な高性能な計算リソース(GPU)

3. 成長実績とコミュニティ基盤

0Gエコシステムは、現在までのどのAIブロックチェーンよりも速くスケーリングしており、グローバル規模での牽引力を発揮しています。

取引実績: Testnet v2およびv3で4億件以上のトランザクションを達成。最初の1ヶ月以内に日次ボリュームが1,000万件を超えました。

パートナーシップ: エコシステムには、Alibaba、NTT Docomo、Stanford、Plume、Optimismといった著名な企業を含む300以上のパートナーが参画しています。

専門家集団: AIとブロックチェーンの最先端研究を推進する10名以上のコンピューターサイエンスの博士号取得者を含む優秀なリーダーたちによって支えられています。

4. 信頼性を保証する仕組みと投資

AIアライメントノード (安全装置)

AIアライメントノードは、0GのオンチェーンAIを透明性、検証可能性の状態に保つ重要な役割を担います。検証作業を数千の参加者に分散することで、AIが特定の「ブラックボックス」によって制御されるのではなく、一般の人々に対して説明責任を負い続けることを保証します。

0G FundationのHP

https://www.0gfoundation.ai/

■gumi Cryptos Capital Fund IIの特徴:

gumi Cryptos Capital Fund IIは、Web3関連のゲーム、NFT、DeFi、メタバース、各種DAO関連、マルチチェーン、マルチリージョン、クロスチェーンソリューション、インフラ、開発者向けのツール、アプリケーションなどの分野を対象に投資を実行しております。

同ファンドは、1号ファンドに引き続き、クリプト分野でグローバルに活躍するパートナーによって運営されており、ファンド規模は110M USDとなっております。

■会社概要:株式会社gumi

gumiは、「Wow the World! すべての人々に感動を」をMissionに掲げ、モバイルオンラインゲーム事業とブロックチェーン等事業の二つの事業を展開しています。モバイルオンラインゲーム事業では、『当社ゲームエンジン×IP』を軸とした収益性の高いタイトル開発を推進するとともに、開発受託にも注力しております。ブロックチェーン等事業では、ブロックチェーンゲーム等のコンテンツ開発、暗号資産を基盤にしたプラットフォーム構築、有力ブロックチェーンのノード運営、グローバルにおけるファンド投資等を行っております。

会社名

株式会社gumi

所在地

〒160-0023 
東京都新宿区西新宿4-34-7 住友不動産西新宿ビル5号館

代表者

川本寛之

設立

2007年6月13日

資本金

14,617百万円(2025年4月末時点)

事業内容

モバイルオンラインゲーム事業

ブロックチェーン等事業

URL

https://gu3.co.jp/

名称

gumi Cryptos Capital Fund II

ファンド総額

110百万米ドル

主な投資対象

Web3領域全般 (エクイティ&トークン)

主な対象ステージ

シード・アーリー

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会社概要

株式会社gumi

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URL
https://gu3.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿4-34-7 住友不動産西新宿ビル5号館3階
電話番号
03-5358-5322
代表者名
川本 寛之
上場
東証プライム
資本金
146億1723万円
設立
2007年06月