全米の話題作! サム三谷が放つカーサスペンス小説『ザ・プロトタイプ』が日本上陸　中村史郎翻訳監修／山内一典推薦

カルチュア・エンタテインメントグループ株式会社

2025年12月23日 12時00分

カルチュア・エンタテインメント株式会社ネコパブ事業部は、サム三谷が執筆したサスペンススリラー&カーアクション小説「ザ・プロトタイプ」を12月26日(金)に発売します。

この「ザ・プロトタイプ」は、アメリカの「次世代インディーブック賞」のスリラー部門で金賞を獲得したほか、最近では「2025年レーサークリエイターアワード」を受賞したベストセラーで、日本語版ではカーデザイナーの中村史郎氏が翻訳監修をいたしました。また「グランツーリスモ」プロデューサーの山内一典氏からは「アクション満載で、スリルが尽きない小説」とご推薦をいただいております。クルマ好きはもちろん、サスペンス、青春の恋愛要素も盛り込んだ内容となっておりますので、男女問わず、幅広い年齢の方に楽しんでいただけます。

【ストーリー】

ストーリーは、野心的な自動車ジャーナリストでありゲーマーでもある25歳の青年ストックトン・クレイが、極秘プロトタイプ・スーパーカーのワールドプレミアへの謎めいた招待を受けるところからスタート。しかしその後、彼の命を狙う企てが起こり、CIAと世界のパワーバランスを崩しかねない狂気じみたロシア人科学者との銃撃戦の渦中に巻き込まれていくというもの。アメリカ、ヨーロッパ、日本を舞台に生き残りをかけて戦う中で、彼は自分自身の知られざる事実、そして自らの真の正体を知ることになります。

著者のサム三谷は、国際自動車ジャーナリストとしての20年にわたる経験を、初のフィクション作品に注ぎ込み、全米の特にクルマ好きの間で話題となりました。著者が得意とするドライビングテクニックや柔道技は主人公クレイの長所としてリアルに描かれ、アクション、陰謀、そして数々のどんでん返しにより意外な結末を迎えます。

【海外での評価】

「手に汗握る展開とリアルな自動車描写が圧巻」（Kirkus Reviews）

「アクションとサスペンスが見事に融合」（Publishers Weekly）

「アクション満載で、スリルが尽きない小説である。サム三谷は彼の深い自動車知識を活かした素晴らしい物語を描き出している。必読! 」山内一典（グランツーリスモプロデューサー）

「サム三谷の作家としての新たなキャリアは、鮮烈な滑り出しだ。キレがあり、現実的で、ノンストップのアクション。強く推薦する」ロバート・ヤング・ペルトン（NYタイムズ・ベストセラー作家、『License to Kill』『The World’s Most Dangerous Places』著者）

元国際自動車ライターであるサム三谷は、人を惹きつけて離さないストーリーを作り上げることに成功している。彼が生み出す魅力的な男女のキャラクターたちは、私たちを想像もしない世界へと運んでくれる。リサレニー・ラミレス（エミー賞受賞プロデューサー）

このエネルギッシュな小説には、ミタニの武道への深い関わりが随所に表れている。彼は読者をアクションの真っ只中に引き込み、まるでその場にいるような臨場感を味わわせてくれる。ランス・パグマイア（ボクシング・MMAジャーナリスト）

【著者紹介】

著者:サム三谷

カリフォルニア在住、日系2世の作家・ジャーナリスト。東京都立川市で生まれ2歳で渡米、家族のルーツは小説にも登場する東京都の三宅島。5 歳から柔道を学び段位は6段、コロナ禍まで自身の道場を12年間運営していた。カリフォルニア州立大学でジャーナリズムを専攻し、自動車雑誌『Road & Track』の国際編集者として活躍。緻密な取材とダイナミックなストーリーテリングが特徴。20年以上にわたり自動車ジャーナリストとして活躍したのち、UCLA でクリエイティブライティングを学習しサスペンス作家に転身。白人系作家が多いアメリカ小説業界で、日本にルーツを持つ作家としてアジア系の主人公にこだわり執筆活動を続けている。

旅行書「Fielding's Malaysia & Singapore』や「Best Motoring」DVD シリーズのゲストホストとしても活躍。「The Prototype」シリーズは自動車とアクションが融合したスリリングな3部作で、2作目の「RED MIST」3作目の「KEY TO THE EMPIRE」へと続き、米国で高い評価を受けている。

主な受賞歴

「The Prototype」 2019年Next-Generation Indie Book Awardsスリラー部門金賞

「The Prototype」 2025年Racer Creator Awards受賞

KABC「Eye On LA」L.A. TV Emmy（Best Sports Feature）受賞

翻訳:立見千香

脚本家・代表作は「弁護士一之瀬凛子」シリーズ（TBS 系）「もういちど地下鉄に乗って」（テレ朝系）など。また、ゲーム脚本家としても活躍。

翻訳監修:中村史郎

（株）SN DESIGN PLATFORM 代表取締役CEO

元日産自動車（株）専務執行役員チーフクリエイティブオフィサー

武蔵野美術大学、米アートセンターカレッジ卒。いすゞ自動車米国副社長、デザインセンター長などを歴任後、1999 年に日産自動車に移籍。日産のリバイバルに貢献する。2017年に日産自動車を退職したのち、ロサンゼルスと東京にS N D P 社を設立し、グローバルにデザイン活動を行っている。米国Eyes On Design Life Time Achievement などの世界的な賞を数多く受賞。クラシックカーへの造詣も深く、ペブルビーチなど欧米のコンクールの審査員を務める。著書に「ニホンのクルマのカタチの話」毎日新聞社。