「ストラテジックコンテンツマーケティング」の実現に向け、Sales Markerとchipperが業務提携を開始
〜生成AIとインテントデータを融合し、BtoBマーケティングの戦略設計と意思決定を高度化〜
国内初※1「顧客起点」で営業やマーケティング活動を戦略的に自動化する新しい成長モデル「インテントマーケティング」を実現する『Marketing Marker(マーケティングマーカー)』を開発・提供する株式会社Sales Marker(本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:小笠原 羽恭、以下:当社)は、記事コンテンツの効果を"見える化"するマーケティングツール「Creative Drive」を展開する株式会社chipper(本社:東京都品川区、代表取締役:十時悠径、以下:chipper)との業務提携を開始したことをお知らせします。
本提携では、生成AIによるコンテンツ制作および分析と、インテントデータ※2を活用した営業活動を融合させ、BtoBマーケティングにおける意思決定プロセスを一貫して最適化する仕組みを構築します。さらに、両社の技術を掛け合わせることで、購買意欲を持つ企業に、戦略的に設計されたコンテンツを届ける新たな手法「ストラテジックコンテンツマーケティング」の実現を目指します。
※1:2025年7月1日〜2025年7月15日 自社における「インテントセールス」でのリサーチ結果より
※2:インテントデータ=企業の購買意図を示すデータ

◾️背景および概要
マーケティング活動が複雑化・高度化する中、オウンドメディア記事やホワイトペーパー、動画などのコンテンツは、単なる情報提供の手段ではなく、企業の競争力を左右する“戦略資産”へと変化しています。近年では、生成AIの急速な進化により、コンテンツ制作の効率が飛躍的に向上しています。その一方で、量産されたコンテンツのビジネス成果を定量的に把握し、施策全体を戦略的に設計・改善していく視点がこれまで以上に求められています。
当社は、顧客や市場の「インテント(意思・関心・行動)」を的確かつタイムリーに特定し、これを起点にAIが最適なアプローチを自動で行うプロダクトを複数展開。BtoB企業における営業・マーケティング活動の高度化を支援してまいりました。
一方、chipperは、コンテンツ施策のROI最大化を支援する成果可視化ツール「Creative Drive」を提供しています。制作されたコンテンツが「どの顧客にどのような影響を与え、どの商談・成果に結びついたのか」を可視化し、戦略的なコンテンツマーケティングのPDCAを可能にしています。
本提携により、両社はインテントデータを起点としたターゲティングと、コンテンツ成果の可視化を統合し、戦略設計・配信・検証までを一貫して実行できる新たな運用体制を構築・提供します。
これにより、戦略的に設計されたコンテンツを、購買意欲を持つ企業に的確に届け、その効果を継続的に評価・改善する「ストラテジックコンテンツマーケティング」の実践環境を実現し、企業の持続的なマーケティング成果創出を支援してまいります。
◾️今後の取り組み
・共同マーケティング施策の展開
両社の強みを活かした共同セミナーやウェビナーの開催、ホワイトペーパーの共同制作などを通じて、BtoBマーケティングにおける新たな価値提供を目指します。
また、共同マーケティング施策の第一弾として、「ストラテジックコンテンツマーケティング」に関する共同セミナーを2025年9月上旬頃に実施予定となっております。
・技術連携によるソリューション強化
今後、両社のプロダクト間におけるデータ連携を進め、コンテンツの成果分析と営業活動の最適化をシームレスに実現するソリューションの提供を予定しています。
・新たなマーケティングモデルの構築検証
コンテンツと営業のデータ連携を活用したノウハウ発信や、新たなマーケティングモデルの構築検証を行い、BtoBマーケティングの進化をリードしてまいります。
◾️両社よりコメント
株式会社chipper 代表取締役 十時 悠径 氏
Sales Marker社との提携により、コンテンツ制作と営業活動が分断されていた従来のBtoBマーケティングの常識を変えていけると確信しています。今後も測れる”マーケティング”の進化に挑戦していきます。
株式会社Sales Marker 代表取締役CEO 小笠原 羽恭
インテントデータと生成AIを掛け合わせ、戦略的に情報を届けられる仕組みが整ったいま、マーケティングのあり方も転換期を迎えつつあります。
chipper社との提携を通じて、コンテンツとデータ、そしてアクションが分断されていたマーケティングプロセスをつなぎ直し、戦略と成果が一致する新しいマーケティングモデルを実装していきます。
「インテントマーケティング」とは
インテントマーケティングでは、Web上の検索や閲覧などの行動履歴データ(インテントデータ)をもとに、“今まさに関心を持っているテーマや課題”を読み取り、顧客のニーズに応じた情報を最適なタイミングで届けます。従来のように、仮説に頼るのではなく、顧客の行動からリアルな関心を捉えることで、届けるコンテンツや接点のあり方を根本から見直すことができます。
マーケティングや営業活動の効率を高めるだけでなく、顧客にとって価値のある体験を提供できることから、BtoB領域で注目を集めています。
▶︎詳細はこちら:https://sales-marker.jp/intent-marketing/
インテントマーケティングを実現する『Marketing Marker』とは
ターゲット企業のインテント(興味・関心)を可視化し、最適なマーケティング施策を導き出す次世代型マーケティングプラットフォームです。Web上の行動データや広告・コンテンツへの反応をもとに、「誰が・いつ・どのチャネルで・どのくらい関心を示したか」を明らかにすることで、成果につながる"勝ち筋"のある施策を素早く設計・実行できます。フェーズに応じたコンテンツの出し分けや自動化によって、CVR・商談化率の向上を支援。さらに、個人情報を扱わず企業単位で分析するセキュアな仕組みにより、マーケティングにおけるプライバシー保護も両立します。持続的な成長と売上最大化を実現するための、マーケターの意思決定を支えるプラットフォームです。
<主な機能と特徴>
1. インテントデータによる可視化と最適施策の発見
自社の広告・コンテンツに対する企業の反応をWeb上の行動データと独自データベースにより収集。
「どの企業が・どのくらい関心を示したか」を可視化し、勝ち筋のある施策を早期に特定。
2. フェーズに応じた自動コンテンツ出し分け
Webサイトに訪問した企業の検討フェーズ(興味・関心・比較検討など)に応じて、「ランディングページ(LP)」、「ポップアップ表示」、「入力フォーム」などを自動で切り替え。見込み顧客に合わせた最適な接点を提供し、CVR(コンバージョン率)や商談化率の向上に寄与します。
3. インテントが未形成の市場にも対応
インテントがまだない市場(潜在層)に対しては、「カテゴリー戦略」(市場全体をつくる視点)と、「エコシステム連携」(パートナーと共創による波及)により、ジェネレーション(需要創出)を支援。
▶『Marketing Marker』サービスページ:https://sales-marker.jp/marketing-marker/
株式会社chipperについて
社名:株式会社chipper
所在地:東京都品川区東五反田2-5-2 THE CASK GOTANDA 302
代表者:十時 悠径
設立:2017年2月20日
URL:https://corp.chipper.co.jp/
事業内容:Webマーケティング支援、SaaS事業
お問い合わせフォーム:https://corp.chipper.co.jp/contact/
株式会社Sales Markerについて
社名:株式会社Sales Marker
設⽴:2021年7⽉29⽇
代表者:代表取締役 CEO 小笠原 羽恭
所在地:東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー32階
URL:https://sales-marker.jp/corporate/
株式会社Sales Markerは「全ての人と企業が、既存の枠を越えて挑戦できる世界を創る」をパーパスに掲げ、最新のテクノロジーやデータを活用することでビジネスにおける最適で素早い意思決定を可能にするスタートアップ企業です。人の意思や関心、潜在的なニーズを意味する「インテント」を起点に、個人と組織の可能性を引き出し、挑戦の質とスピードを高めていくことを目指します。
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