国土交通省「第2 回地域価値を共創する不動産業アワード」特別賞受賞地域資源である川辺の利活用で実現した、予約の取れない自治会館「みずべのアトリエ」(南荻島出津自治会館Ⅱ)
ポラスグループ 中央グリーン開発株式会社
ポラスグループ 中央グリーン開発㈱(本社:埼玉越谷市、代表取締役社長:戒能 隆洋)は、国土交通省が発表した『第2 回地域価値を共創する不動産業アワード』において、【活動名称:新規分譲地の開発要件であった「集会所施設の設置」を、新旧住民が緩やかにつながる『まちのコミュニティ拠点』へ】で特別賞を受賞しました。
【地域価値を共創する不動産業アワード】について(当該ホームページより一部抜粋)
国土交通省では、令和3 年5 月に、業種を超えて地域の新たな価値・可能性を創造することを目的として『「ひと」と「くらし」の未来研究会』を設置し、その中で、各地域のコミュニティは「未来に向けたインフラ」であり、不動産業・賃貸住宅管理業は「社会に必要不可欠なクリエイティブ産業」と位置づけ、業種を超えたプレイヤー同士の「共創」が
地域に新たな価値をもたらすことを確認したところです。それを受け、新しい資本主義実行計画フォローアップ(令和4 年6 月7 日閣議決定)において、「地域に密着した不動産業者や不動産管理業者が地方公共団体や住民等と共に地域づくりやコミュニティづくりに取り組むことで、新たな地域価値を共創することを推奨する」表彰制度を2022 年度に創設することとされ、2022 年秋に国土交通省において「地域価値を共創する不動産業アワード(国土交通省不動産・建設経済局長賞)」を創設いたしました。
『地域価値を共創する不動産アワード』
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/kyousou_awards/
【活動概要】
「みずべのアトリエ」(南荻島出津自治会館Ⅱ)は、戸建分譲の開発要件に沿って新設された自治会館です。ハード面(宅地開発)においては、隣接する元荒川沿いに自治会館と公園を配置してカヌー乗り場も新設するなど、地域資源である川辺を含めた一帯を「まちのリビング」と位置づけて計画し、誰もが気軽に立ち寄ることのできる「地域のコミュニティ拠点」を整備しました。自治会長の働きかけで行政による整備も進み、2021 年3 月にカヌー乗り場、2022 年3 月には川側への階段を設置し、「みずべのアトリエ」ができたことで人が集まるようになりました。ソフト面に関しては、計画段階から、行政・自治会・近隣大学等と共創し、住民参加型による新たな拠点づくりを丁寧に進めてきました。その結果、「地域ニーズの把握」と全国的な課題となっている「担い手不足の解消」に成功し、まちづくりサポーターとして34 名が登録するとともに、自治会長の世代交代もできました。オープンから5 年が経過し、今日では年間延べ2,000 名以上が来訪して様々な集いやイベントが開かれる『予約の取れない自治会館』となっています。
「みずべのアトリエ」(南荻島出津自治会館Ⅱ)HP:https://mogs-house.jimdofree.com/
■ 選定理由: 全国的に集会所機能の衰退が課題となる中で、自治会が主役となり、自治会館をうまく活用してコミュニティーセンターとして機能させており、住民自らが率先して活動し、自治体を含めた多様な主体を巻き込んだ活動を行っている点が高く評価されました。 |
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