「脳が喜ぶ瞬間」は特別な出来事ではなかった 全国から1,816作品が寄せられ、作品から見えた“日常の小さな幸せ”の価値 東野幸治さん・又吉直樹さんが脳の健康について語る

-アルツハイマー月間に「あなたの日々に、脳の健康も」コンテスト最終作品を発表-

日本イーライリリー株式会社

日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:カーラ・アルカサル、以下、日本イーライリリー)は、9月の世界アルツハイマー月間に合わせ、「あなたの日々に、脳の健康も」コンテスト作品発表会を9月16日に開催しました。本コンテストには全国から短歌部門に1,617作品、フォトメッセージ部門に199作品の応募総数1,816作品が寄せられ、散歩や読書、家族との会話など、日常の中にある多様な「脳が喜ぶ瞬間」が集まりました。発表会では、全国から寄せられた応募作品の中から選ばれた最終作品を発表するとともに、「脳の健康」をテーマにした専門家講演やトークセッションを実施しました。トークセッションには、芸能界の第一線で活躍を続ける東野幸治さんと又吉直樹さんが登壇し、自身の「脳が喜ぶ瞬間」や日々の生活の中で大切にしていることを交えながら、脳の健康について活発な意見を交わしました。

本発表会は、日本イーライリリーが2026年5月15日に発表した「あなたの日々に、脳の健康も」キャンペーンの一環として開催されたものです。同キャンペーンは、一人ひとりが日常生活の中で脳の健康について考え、その維持に向けた意識を高めるきっかけづくりを目的として展開されています。また当日は、イーライリリー・アンド・カンパニーが実施した「アルツハイマー病に対する意識・認識に関するグローバル意識調査」の日本における結果も紹介されました。調査では、アルツハイマー病に関する理解には課題が残る一方、当事者・介護者の多くが「もっと早く診断を知りたかった」と回答しており、早期の気づきや受診の重要性が改めて示されました。

◆井原涼子先生が語る、脳の健康とアルツハイマー病への早期の意識づけの重要性

発表会の冒頭では、東京都健康長寿医療センター 健康長寿イノベーションセンター 臨床開発ユニット長の井原涼子先生が講演を行いました。井原先生は、近年の研究によってアルツハイマー病による脳の変化は、自覚症状が現れる以前から始まることが分かっており、その要因の一つとしてアミロイドβというタンパク質の脳への蓄積が知られていると説明しました。脳の健康を維持するためには、身体活動、食生活、人との交流、知的活動などを含めた日々の生活習慣が重要であると紹介しました。

また、リリーが2026年4月~5月に実施した「アルツハイマー病に対する意識・認識に関するグローバル意識調査」にも触れました。調査では、日本における調査対象となった一般生活者の約半数(48%)が「認知症は加齢に伴う正常な現象」と捉えており、アルツハイマー病の原因の一つとされる、脳内に蓄積するアミロイドβについて「知っている」と回答した割合は25%にとどまるなど、疾患への理解にはなお課題があることが示されました。一方で、MCI(軽度認知障害)などの診断を受けた人の67%、調査対象となった介護者の84%が「もっと早く診断を知りたかった」と回答しており、本人のみならず家族や周囲の人々にとっても、アルツハイマー病への正しい理解と早期診断への意識が重要であることが示されました。こうした結果について井原先生は、「アルツハイマー病に関する正しい知識の普及と、脳の健康への関心を高める取り組みが重要である」と述べ、早期から脳の健康を意識することの意義を解説しました。

※グローバル調査は別紙参照

◆芸能界の第一線を走り続ける東野幸治さんと又吉直樹さんが語る「脳が喜ぶ瞬間」

続いて行われたトークセッションでは、「脳の健康を守るために今できること」~“私の脳が喜ぶ瞬間”から考える、アルツハイマー病と早期気づき~をテーマに、井原先生と東野幸治さん、又吉直樹さんが意見を交わしました。

トークでは、まずそれぞれにとっての「脳が喜ぶ瞬間」について語りました。又吉さんは「今まで思い浮かばなかったような、新しいシチュエーションを執筆できた瞬間」、東野さんは「新しい人と出会い、会話する時間」を挙げ、日常の中にある喜びや人とのつながりの大切さについて語りました。

また、脳の健康について話が及ぶと、東野さんは、「仕事柄脳の不調は一番起きてほしくないと思っており、気をつけていきたい」と振り返り、又吉さんも、「脳の健康については、もう少し年をとってから考えるものだと思っていたが、早めに考え始めるというのが大事と思った。脳の健康のためにも、新しいことに挑戦していきたい」とコメント。それぞれが脳の健康を身近なテーマとして捉えるようになった変化を語りました。

さらに、井原先生からアルツハイマー病による脳の変化は症状が現れる10~20年以上前から始まることや、正しい理解の重要性について説明を受けると、東野さんは、「自分も家の鍵を忘れたり、共演者の名前を忘れたり、もの忘れが増えてきた」と自身の経験を話しつつ、「新しい人に会ったり、手先を使うことをしたり、心が動くようなことに挑戦することが大事だと思った」とコメントしました。また、又吉さんも自身のエピソードを語り、「同世代にも、早くから脳の健康について考え始めるように呼び掛けたい」と話しました。トークセッションは終始和やかな雰囲気で進行し、来場者にとって脳の健康やアルツハイマー病について正しく知り、身近なテーマとして考える機会となりました。

◆コンテスト作品を通じて見えてきた、多様な「脳が喜ぶ瞬間」

発表会では、「私の脳が喜ぶ瞬間」をテーマに募集した短歌部門およびフォトメッセージ部門の最終作品を発表しました。応募作品では、「家族との会話」「散歩・運動」「読書」「趣味への没頭」「ペットとの時間」といった日常的なテーマが多く見られました。特別な出来事ではなく、日常の中の小さな喜びが多く寄せられ、脳の健康が日々の習慣や人とのつながりと深く関わっていることを示唆する結果となりました。

歌壇賞受賞作家として活躍する短歌部門審査員長の東直子さんは、「愛犬や家族との生活、自然の美しさなど、様々な『脳が喜ぶ瞬間』が描かれていたことが印象に残った。何気ない日常の発見や感動が、限られた文字数で豊かに表現されておりとても素敵な作品ばかりだった」と総評しました。

また、木村伊兵衛写真賞を受賞したフォトメッセージ部門審査員長の浅田政志さんは、最終作品の審査を振り返り、「写真の魅力は、言葉がなくてもその場の空気感や撮影者の気持ちが伝わることだと思う。応募作品からは喜びや楽しさが自然に感じられ、見る人の共感を呼ぶ作品が多かった。今回のコンテストもだが、自分が撮った写真を見返し、過去を振り返る時間は、脳が喜ぶ時間にもつながるのではないかと感じた」とコメントしました。

◆参加型コンテストの今後の展開

今回発表された最終作品は、今後、一般投票による最終選考へと進みます。また、9月17日から21日までの5日間、KITTE丸の内にて「あなたの日々に、脳の健康も」コンテスト作品展示会を開催します。会場では、コンテスト最終作品の展示に加え、来場者が脳の健康やアルツハイマー病について正しく知り、自身や大切な人の脳の健康について考えるきっかけとなる展示を実施します。

 

~「あなたの日々に、脳の健康も」コンテスト作品展示会 開催概要~

開催日時:9月17日(木)~21日(月)11:00~19:00

場所:KITTE丸の内 1F アトリウム

住所:東京都千代田区丸の内二丁目7番2号

展示内容:

   ・短歌&フォトメッセージ 各最終作品4作品

   ・脳の健康について“学びの展示”

   ・「あなたの日々に、脳の健康も」コンテスト作品投票 

日本イーライリリーは、アルツハイマー病に関する正しい理解の促進とともに、「脳の健康」を誰もが日々意識できる身近なテーマとして社会に浸透させることを目指し、今後も啓発活動を継続してまいります。

                                            以上

「あなたの日々に、脳の健康も - 私の脳が喜ぶ瞬間 短歌&フォトメッセージコンテスト」 最終作品

<短歌>

総応募数:1,617作品

<フォトメッセージ>

総応募数:199作品

脳の健康について

「脳の健康」とは、運動や感情、感覚、触覚などのさまざまな領域において、脳が適切に機能している状態をあらわす言葉です。年齢や性別を問わず、私たち誰もが意識すべき、身近なテーマであり、私たちは誰もが、日々の生活の中で「脳」と向き合っています。

しかし、なかでも重要なのは、脳の健康には何かを考える・学ぶ・思い出すといった力がどの程度保たれているかという、認知機能の健康状態も含まれる点です。ある程度の変化は自然な老化によるものですが、より深刻な認知機能の低下がみられる場合は、アルツハイマー病などによる認知症が原因となっているケースもあります。こうした変化は、自覚に至る以前の段階から、連続的かつ段階的に進行しうることが、近年の医学研究により広く認識されるようになってきました。一方で、日頃の生活習慣における早期からの意識づけが、脳の健康維持に寄与しうることも示されています1-3)。

日本イーライリリーについて

日本イーライリリー株式会社は、米国に本社をおくグローバル製薬企業イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人として、最先端の科学技術を基盤とした革新的医薬品の研究開発および供給に、50年以上にわたり継続的に取り組んでいます。ダイアベティス(糖尿病)、肥満症、がん、アルツハイマー病を含む中枢神経系疾患、自己免疫疾患など幅広い領域において医療の可能性を切り拓き、誰もが必要な医療を安心して受けられる社会づくりや、人々の健康で豊かな人生の実現に貢献してまいります。

詳細は当社ウェブサイトをご覧ください。https://www.lilly.com/jp

 

1) Alzheimer's Association. 2025 Alzheimer's disease facts and figures. Alzheimers Dement. 2025;21(5):3708-3821.

doi:10.1002/alz.70235

2) Porsteinsson AP, Isaacson RS, Knox S, et al. Diagnosis of early Alzheimer's disease: clinical practice in 2021. J Prev Alzheimers Dis.

2021;8:371-386. doi:10.14283/jpad.2021.23

3) Livingston G, Huntley J, Liu KY, et al. Dementia prevention, intervention, and care: 2024 report of the Lancet standing Commission.

Lancet. 2024;404:572-628.

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医薬・製薬
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会社概要

日本イーライリリー株式会社

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URL
https://www.lilly.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
兵庫県神戸市中央区磯上通5-1-28 LILLY PLAZA ONE Bldg
電話番号
078-242-9071
代表者名
Simone Thomsen
上場
未上場
資本金
127億7250万円
設立
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