イケアが7つの製品でレッドドット・デザイン賞2019を受賞

 

「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニーのイケアは、7つの製品でプロダクトデザイン部門におけるレッドドット・デザイン賞を受賞しました。

今回受賞に輝いたのは、BRUSEN/ブルーセン ソファ 屋外用（4月発売予定）、OMTÄNKSAM/オムテンクサム テーブル（6月発売予定）、SVALLET/スヴァレット ワークランプ（10月発売予定）、SYMFONISK/シンフォニスク スピーカー（2020年2月発売予定）、FOKUSERA/フォクーセラ レンジフード（国内販売予定無し）、FINSMAKARE/フィンスマカレ 強制対流式オーブン（国内販売予定無し）、FINSMAKARE/フィンスマカレ 電気オーブン 電子レンジ機能付き（国内販売予定無し）の7つです。レッドドット・デザイン賞は、国際的なデザイン賞の一つで、その年の優れた製品に与えられます。

イケアでは1つの製品を開発するのに2～3年かかります。なぜなら、開発のすべての段階に形、機能性、品質、サステナビリティ、低価格の要素を取り入れるからです。イケアではこれら5つの要素すべてを満たしたものをデモクラティックデザインと呼びます。デモクラティックデザインは、優れたデザインはすべての人が手に入れられるものでなければならない、というイケアの信念にもとづいています。

受賞製品の一例

・BRUSEN/ブルーセン ソファ 屋外用（価格未定・4月発売予定）
BRUSEN/ブルーセン ソファ 屋外用はカラフルなメタル製。みんなが驚くような、機能と美しさの融合を目指しました。同時に、ユニークで存在感のある製品にするために、材質と製造方法を工夫して最高の製品に仕上げました。
 

・OMTÄNKSAM/オムテンクサム テーブル（価格未定・6月発売予定）
OMTÄNKSAM/オムテンクサム テーブルは、サポートが必要な人が、安全で快適に、自立した毎日を送れるようにとデザインされたものです。
 

・SVALLET/スヴァレット ワークランプ（価格未定・10月発売予定）
SVALLET/スヴァレットは再生プラスチックを20％以上使用してつくられたワークランプで、デスクに個性を添えてくれます。シンプルなデザインは、どんなスタイルのお部屋や家にも馴染みます。
 

・SYMFONISK/シンフォニスク スピーカー（価格未定・2020年2月発売予定）
 SYMFONISK/シンフォニスク スピーカーは、イケアのホームファニッシングに関する知識とサウンドの専門家であるSonos（ソノス）の技術を融合。スピーカーは壁や、ほとんどのキッチンレールに取り付けられます。また、書棚の中で立てたり横にしたりして置くことも可能です。


「イケアの製品がレッドドット・デザイン賞を受賞できたことを、嬉しく、誇りに思います。受賞は優れたイケア製品に脚光を当てただけでなく、イケアのデザイン哲学である『デモクラティックデザイン』が多くの人々にとって優れたものであることを、あらためて私たちに教えてくれました。照明、ソファ、キッチン設備、テーブル、スピーカーのどれをデザインするにも、形、機能性、品質、サステナビリティ、低価格を考慮すれば、優れたデザインクオリティと成果が得られます」（Evamaria Rönnegård、デザインマネジャー、IKEA of Sweden）

今年のレッドドット・デザイン賞には5,500を超える応募が寄せられ、さまざまな国籍の専門家から成る独立した審査団が、個々のエントリー製品を審査しました。BRUSEN/ブルーセンは、コンテンポラリーデザインを集めた最大級の美術館、レッドドット・デザインミュージアムに展示されます。授賞式は、2019年7月にドイツ・エッセンにて開催予定です。

レッドドット・デザイン賞について
1955年に創設されたレッドドット・デザイン賞は、ドイツ・エッセンのDesign Zentrum Nordrhein Westfalenが主催する、世界でもっとも権威のある国際的なデザイン賞の一つです。
https://www.red-dot.org/