伊豆シャボテン動物公園でミナミコアリクイの赤ちゃんが誕生!
2025年1月8日に誕生した6番目の男の子、母アリクイと飼育員が力を合わせ“介添え哺育”で子育て中
伊豆シャボテン動物公園では、2025年1月8日(水)に「シャボテン温室」内の展示場にて、ミナミコアリクイの赤ちゃんが1頭誕生いたしました。
赤ちゃんはオスで、父「ドン」(推定16才以上)と母「ココア」(12才)の間に生まれた六男(ろくなん)です。
2025年2月3日(月)現在の赤ちゃんは、
頭胴長/約25cm、尾長/約18cm、体重/717g
と、順調に成長しております。
今までの子育てではすぐに赤ちゃんを放置してしまった母「ココア」ですが、複数回の出産を経験して母性が見られるようになりました。
今回の出産では、誕生当日から赤ちゃんを抱いたりおんぶしたり、しっかりと子育てをしております。
しかし、生後数日で赤ちゃんの体重の減少がみられたため、飼育員が授乳のサポートをする『介添え哺育』を開始いたしました。飼育員による授乳は1日3回行っており、誕生当時292gだった体重は2月3日(月)現在で717gまで増え、順調に成長中です。
母子の様子は、「シャボテン温室」内の展示場で見ることができます。
※赤ちゃんの体調によりご覧いただけない場合がございます。
★伊豆シャボテン動物公園のミナミコアリクイファミリー
★ミナミコアリクイとは
【学名】Tamandua tetradactyla
【英名】Southern tamandua
【分類】有毛目オオアリクイ科コアリクイ属 【分布】ブラジル、ベネズエラ、パラグアイなど の南米北中部
【体長】頭胴長35~90cm、尾長35~70cm 【体重】3.5~8.5kg
黒色のベストを着ているように見える背中のV字型の模様が特徴。樹上で生活をするため、尾の内側に毛は生えておらず木に巻き付けて移動ができる。前肢の大きなカギ爪も特徴で、この爪は木登りだけでなく威嚇をしたりアリ塚を壊したりするのに役立ち、壊したアリ塚やハチの巣から、アリ、白アリ、ハチなどを40cmほどにもなる長い舌を使って舐めとるように食べる。最近の研究では、ミナミコアリクイのメスは平均して約44日間の発情周期があることが分かっており、妊娠期間は130~190日ほど、1回の出産で1頭の子を産む。
伊豆シャボテン動物公園 公式ホームページ
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