『ハウルの動く城』の原作者、ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる不朽の名作『九年目の魔法』が新装版で登場!
12月には同著者による傑作ファンタジイ『わたしが幽霊だった時』を新装版で刊行予定
株式会社東京創元社(本社:東京都新宿区、代表取締役:渋谷健太郎)は、英国ファンタジイの女王、ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる不朽の名作『九年目の魔法』(浅羽莢子訳/創元推理文庫)を9月19日に刊行いたします。

『九年目の魔法』は、自分の記憶が二重になっていることに気づいた19歳の少女・ポーリィが、自らの思い出を取り戻し、大切な人を救うために運命と闘う姿を描いた愛と成長の物語。ジョーンズ作品の中でも特に評価の高い本作を、新たな装いでお届けします。
著者のダイアナ・ウィン・ジョーンズは現代のイギリスを代表するファンタジイ作家として高い評価を得ています。数々の名作を世に送り出していますが、日本では宮﨑駿監督の映画『ハウルの動く城』の原作者としても広く知られています。
12月には、時空を超えた傑作ファンタジイ『わたしが幽霊だった時』の新装版を刊行予定です。ダイアナ・ウィン・ジョーンズの魅力あふれる作品世界を、この機会にぜひご堪能ください。
■書誌情報

九年目の魔法 【新装版】
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
浅羽莢子 訳
レーベル:創元推理文庫
ページ数:490ページ
発売日:2025年9月19日
価格:1,540円(税込)
ISBN:978-4-488-57215-0
Cコード:C0197
装画:Naffy
装幀:岡本歌織(next door design)
内容紹介:
この本、こんな題名だった? 壁にかかっているのもこんな写真じゃなかったはず。この九年間にあったことと、今おぼえていることが違っている。十歳の頃近くの屋敷のお葬式でリンさんと出会って、ずっと歳上の男の人なのに仲良くなって、それからとても恐ろしい何かが起こり始めた。『ハウルの動く城』原作の著者、英国ファンタジイの女王が少女の愛と成長と闘いを綴る現代魔法譚。解説=三村美衣
■著者プロフィール
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
1934年ロンドン生まれ。オックスフォード大学で学ぶ。3人の子どもを育ててから本格的な執筆活動を開始。現代のイギリスを代表するファンタジイ作家として高い評価を受けている。代表作に、ガーディアン賞を受賞した『魔女と暮らせば』を含む〈大魔法使いクレストマンシー〉シリーズ、スタジオジブリで映画化された『ハウルの動く城』の原作『魔法使いハウルと火の悪魔』、『九年目の魔法』、『わたしが幽霊だった時』、『ダークホルムの闇の君』、『グリフィンの年』などがある。2011年没。
■訳者プロフィール
浅羽莢子(アサバサヤコ )
東京大学文学部卒、英米文学翻訳家。主な訳書、キャロル『死者の書』『月の骨』、ジョーンズ『わたしが幽霊だった時』『九年目の魔法』、リー『堕ちたる者の書』『幻獣の書』、ピーク『タイタス・グローン』『ゴーメンガースト』など多数。2006年没。
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