「週刊新潮」連載終了時から問い合わせ殺到の林真理子の新作『小説8050』。リアルな描写と息もつかせぬ展開で大反響につき、異例の事前重版決定!!
雑誌連載時から話題沸騰、発売日の問い合わせが営業部読者係に殺到した話題作『小説8050』。想像以上の手ごたえに、4月28日の発売を待たずに異例の事前重版が決定いたしました。
連載時からの読者の声
「はたから見れば恵まれていても、実は問題だらけ――。これぞ、家族の『ニュー・ノーマル』」(40代・女性)「主人公である父親の悔恨に胸を打たれ、10年ぶりに息子に謝ることが出来ました」(60代・男性)「わが家も、『まだ間に合う』かもしれない」(50代・男性)「ラストの息子のセリフに感動。自分の子供と重なって、ぬぐってもぬぐっても涙が止まりませんでした。真理子先生、ありがとう!」(50代女性)
著者・林真理子さんのコメント
「発売前からこんなに反響のある作品は、作家生活40年で初めて。真面目に生きてきて積み上げてきたものが、子どものせいで全て失われてしまう「8050問題」の恐怖は、誰にとっても他人事ではありません」
「引きこもり100万人時代」に生きるすべての日本人に捧ぐ、絶望と再生の物語を、ぜひご堪能ください!
林真理子著『小説8050』
2021年4月28日(水)発売
四六判ハードカバー400頁 定価1,980円(税込)
●あらすじ
従順な妻と優秀な長女にめぐまれ、完璧な人生を送っているように見える大澤正樹には、決して家族以外に知られたくない秘密があった。有名中学校に合格し、医師になることを目指していたはずの長男の翔太が、7年間も自宅に引きこもったままなのだ。「弟のせいで結婚ができない」――相手家族に結婚を反対された長女の悲痛な叫びに、正樹はついに息子と向き合う決意をするが……。
●著者紹介 林真理子(はやし・まりこ)
1954(昭和29)年、山梨県生れ。1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーになる。 1986年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、1995(平成7)年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、1998年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で島清恋愛文学賞、2020(令和2)年、菊池寛賞を受賞し、「同一雑誌におけるエッセーの最多連載回数」としてギネス世界記録にも登録される。そのほかの著書に『不機嫌な果実』『アッコちゃんの時代』『我らがパラダイス』『西郷どん!』『愉楽にて』など多数。
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