『若い世代のがんのことAYA世代（15～ 39 歳）がん患者さんに必要な医療と取り組み』／第192回ホロニクス公開医学講座動画配信

～AYA世代のがんについて学ぶ～

医療法人医誠会

2024年10月15日 14時09分

医療法人医誠会（大阪府大阪市　代表者：谷幸治）は、第192回ホロニクス公開医学講座『若い世代のがんのことAYA世代（15～ 39 歳）がん患者さんに必要な医療と取り組み』をテーマにしたホロニクス公開講座を開催。

その模様を10月10日(木)に動画配信しました。

本講座は、15～39歳のAYA世代がん患者さんに必要な医療、また若い世代にも多い乳がんについての動画をご覧いただけます。

▼YouTubeリンク

ホロニクス公開医学講座の詳細

AYA世代とは、思春期・若年成人のことを言い、15歳から39歳の患者さんが当てはまります。年間、約2万人の方が、がんと診断を受け、特に乳がんは20歳代から発症、30～39歳においてはAYA世代のがんとして最も多くなります。 AYA世代の患者さんは、診断時から治療にわたって、就学、就職、結婚、出産、子育てなどの様々なライフイベントに直結した、若い世代特有の悩みがあります。そのため、がんや生殖医療の医師などの専門家、看護師、薬剤師を含むさまざまな医療従事者が密に連携して診療、サポートを行うことが大切です。これらのサポートを行うための医誠会国際総合病院での取り組みをご紹介します。

1. AYA世代のがんについて

・AYA世代とは

・AYA世代の悪性新生物の内訳

・日本におけるAYA世代がんへのサポート強化について

2.乳がんと検診

・触診、マンモグラフィ、超音波検査、MRI（無痛MRI乳がん検査）

・若い世代に多いデンスブレスト（高濃度乳腺）とは

・MRIガイド下生検

3.AYA世代への支援

・外見のケア

・子供へのケア（遺伝カウンセリング）

・妊孕性の温存

・経済支援

4.まとめ

講師

医療法人医誠会　医誠会国際総合病院

乳腺外科　主任部長　医師　中内千暁

・日本外科学会外科専門医

・日本乳癌学会乳腺認定医・専門医・指導医

・マンモグラフィ精度管理委員会マンモグラフィ読影医

・日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会責任医師

・日本がん治療認定医機構がん治療認定医

・新リンパ浮腫研修修了

・日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療精度機構 JOBOCセミナー修了

・厚生労働省健康局がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

医療法人医誠会

医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は47診療科、総職員数1,893名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療ＤＸ、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。地域医療に貢献するとともに、国際医療ツーリズムにも挑戦します。また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車6台（ドクターカー４台・救急車2台）、医師１２名、看護師２４名、救急救命士３０名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の無料施設間搬送を行い、広域医療に取り組んでいます。その結果、令和３年度救急搬送件数が大阪府第１位、全国第１０位となりました。（出典：令和3 年度DPC 導入の影響評価に係る調査「退院患者調査」の結果報告について）
※ 2024年4月現在