47都道府県別 生活意識調査2020
ソニー生命調べ/全国の20歳~59歳の男女4,700名(各都道府県100名)にアンケート
このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2020年10月29日~11月11日の14日間、全国の20歳~59歳の男女に対し、今年で6回目となる「47都道府県別 生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、4,700名(各都道府県100名)の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
【47都道府県 自慢ポイント】
◆暮らしやすさ自慢No.1は「静岡県」「兵庫県」
◆“食べ物の美味しさ自慢”“お酒の美味しさ自慢” 「新潟県」が二冠
全国の20歳~59歳の男女4,700名(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で自慢できることを聞き、自慢できると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。
【暮らしやすさ自慢】のランキングをみると、1位「静岡県」「兵庫県」(同率50.0%)、3位「東京都」(46.0%)となりました。静岡県は前回調査の8位から、兵庫県は前回の15位から大幅にランクアップしました。 (図1)
グルメについてのランキングをみると、【食べ物の美味しさ自慢】では、1位「新潟県」(65.0%)、2位「北海道」(61.0%)、3位「山形県」(59.0%)、【お酒の美味しさ自慢】では、1位「新潟県」(51.0%)、2位「高知県」(39.0%)、3位「鹿児島県」(35.0%)と、新潟県が二冠となりました。また、“酒どころ”新潟県は【お酒の美味しさ自慢】で5回連続1位となりました。 (図2)(図3)
(図1、2、3)
◆自県の好きなご当地グルメ 北海道「ジンギスカン」、秋田県「きりたんぽ」、群馬県「焼きまんじゅう」、
新潟県「イタリアン」、石川県「ハントンライス」、福井県「ソースカツ丼」、愛知県「味噌カツ」、
鳥取県「牛骨ラーメン」、岡山県「ホルモンうどん」、山口県「瓦そば」、福岡県「博多ラーメン」
各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で好きなご当地グルメを聞いたところ、北海道では「ジンギスカン」、宮城県では「牛タン」、秋田県では「きりたんぽ」、群馬県では「焼きまんじゅう」、東京都では「もんじゃ焼き」、神奈川県では「シュウマイ」、新潟県では「イタリアン(※)」、富山県では「鱒寿司」、石川県では「ハントンライス」、福井県では「ソースカツ丼」、山梨県では「ほうとう」、愛知県では「味噌カツ」、大阪府では「たこ焼き」、兵庫県では「神戸牛」、鳥取県では「牛骨ラーメン」、岡山県では「ホルモンうどん」、広島県では「お好み焼き」、山口県では「瓦そば」、香川県では「讃岐うどん」、福岡県では「博多ラーメン」、宮崎県では「チキン南蛮」、沖縄県では「沖縄そば」といった回答が挙げられました。 (図4)
(※)イタリア料理ではなく、新潟県独自の料理
(図4)
◆“教育水準の高さ自慢”“子育てのしやすさ自慢” 「福井県」が二冠
◆有名な出身者の多さ自慢 1位「沖縄県」
教育や子育てについてみると、【教育水準の高さ自慢】では、1位「福井県」(21.0%)、2位「秋田県」(18.0%)、3位「東京都」(17.0%)、【子育てのしやすさ自慢】では、1位「福井県」(34.0%)、2位「鳥取県」(28.0%)、3位「兵庫県」(26.0%)となりました。福井県は前回調査では【教育水準の高さ自慢】と【子育てのしやすさ自慢】で2位でしたが、今回はどちらも1位に順位を上げ、二冠となりました。教育力や子どもの学力の高さや、子育ての環境の良さを自負している人が多いのではないでしょうか。 (図5)(図6)
【有名な出身者の多さ自慢】では、1位「沖縄県」(30.0%)、2位「福岡県」(22.0%)、3位「兵庫県」(18.0%)と、前回調査の1位「福岡県」と2位「沖縄県」の順位が入れ替わる結果となりました。 (図7)
(図5、6、7)
◆自県の好きなご当地アイドル 青森県「RINGOMUSUME」、栃木県「とちおとめ25」、
新潟県「Negicco」、三重県「煌めき☆アンフォレント」、大阪府「NMB48」、
愛媛県「ひめキュンフルーツ缶」、福岡県「HKT48
各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で活躍する好きなご当地アイドルを聞いたところ、「AKB48」(東京都)や「SKE48」(愛知県)、「NMB48」(大阪府)、「HKT48」(福岡県)といった秋元康さんプロデュースのアイドルグループ、中田ヤスタカさんプロデュースの「perfume」(広島県)のほか、「RINGOMUSUME」(青森県)、「いぎなり東北産」(宮城県)、「とちおとめ25」(栃木県)、「Negicco」(新潟県)、「ほくりくアイドル部」(石川県)、「煌めき☆アンフォレント」(三重県)、「Fun×Fam」(和歌山県)、「Yamakatsu」(山口県)、「ひめキュンフルーツ缶」(愛媛県)、「Chimo」(大分県)といった回答が挙げられました。 (図8)
(図8)
◆自県の好きなご当地アニメ 北海道「ゴールデンカムイ」、岩手県・宮城県「ハイキュー!!」、
福島県「政宗ダテニクル」、茨城県「ガールズ&パンツァー」、群馬県「お前はまだグンマを知らない」、
山梨県「ゆるキャン△」、岐阜県「君の名は。」、滋賀県「けいおん!」、鳥取県「Free!」、
熊本県「夏目友人帳」
各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県が舞台となった好きなご当地アニメを聞いたところ、北海道では「ゴールデンカムイ」、岩手県と宮城県ではどちらも「ハイキュー!!」、福島県では「政宗ダテニクル」、茨城県では「ガールズ&パンツァー」、群馬県では「お前はまだグンマを知らない」、神奈川県では「スラムダンク」、福井県では「ちはやふる」、山梨県では「ゆるキャン△」、岐阜県では「君の名は。」、滋賀県では「けいおん!」、京都府では「響け!ユーフォニアム」、鳥取県では「Free!」、熊本県では「夏目友人帳」といった回答がみられました。 (図9)
(図9)
◆自県の好きなご当地ゆるキャラ 北海道「テレビ父さん」「メロン熊」、群馬県「ぐんまちゃん」、
千葉県「ふなっしー」、滋賀県「ひこにゃん」、奈良県「せんとくん」、熊本県「くまモン」
各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で活躍する好きなご当地ゆるキャラを聞いたところ、北海道では「テレビ父さん」「メロン熊」、群馬県では「ぐんまちゃん」、千葉県では「ふなっしー」、石川県では「ひゃくまんさん」、岐阜県では「ミナモ」、滋賀県では「ひこにゃん」、奈良県では「せんとくん」、鳥取県では「トリピー」、愛媛県では「みきゃん」、熊本県では「くまモン」といったキャラクターが挙げられました。 (図10)
(図10)
◆美男美女の多さ自慢 1位「福岡県」
◆方言のカワイさ自慢 2年連続1位「福岡県」
【美男美女の多さ自慢】では、1位「福岡県」(18.0%)、2位「秋田県」(17.0%)、3位「沖縄県」(13.0%)となりました。 (図11)
また、【方言のカワイさ自慢】では、1位「福岡県」(25.0%)、2位「宮崎県」(17.0%)、3位「熊本県」「沖縄県」(同率16.0%)となりました。福岡県は前回調査に続き2年連続1位でした。 (図12)
(図11、12)
◆自県の好きなご当地言葉 北海道「なまら」、岩手県「めんこい」、宮城県「だっちゃ」、秋田県「んだ」、
山形県「おしょうしな」、福島県「さすけねぇ」、茨城県「だっぺ」、長野県「ずく」、愛知県「でら」、
三重県「やん」、鳥取県・島根県「だんだん」、広島県「じゃけぇ」、山口県「ぶち」、
福岡県「好いとーと」、佐賀県「がばい」、大分県「よだきい」、宮崎県「てげてげ」、
鹿児島県「おやっとさぁ」、沖縄県「なんくるないさ」
各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で好きなご当地言葉を聞いたところ、「なまら」(北海道)や「めんこい」(岩手県)、「だっちゃ」(宮城県)、「んだ」(秋田県)、「おしょうしな」(山形県)、「さすけねぇ」(福島県)、「だっぺ」(茨城県)、「だんべ」(群馬県)、「だっけ」(新潟県)、「だら」(石川県)、「ずく」(長野県)、「だもんで」(静岡県)、「でら」(愛知県)、「やん」(三重県)、「おおきに」(京都府)、「なんでやねん」(大阪府)、「だんだん」(鳥取県・島根県)、「じゃけん」(岡山県)、「じゃけぇ」(広島県)、「ぶち」(山口県)、「ほなけん」(徳島県)、「まっこと」(高知県)、「好いとーと」(福岡県)、「がばい」(佐賀県)、「ばってん」(長崎県)、「よだきい」(大分県)、「てげてげ」(宮崎県)、「おやっとさぁ」(鹿児島県)、「なんくるないさ」(沖縄県)といった言葉が挙げられました。 (図13)
(図13)
【47都道府県のライバル意識】
◆隣県同士のライバル関係 「島根県がライバル」鳥取県民の71%、「鳥取県がライバル」島根県民の68%
◆“観光地”同士ライバル視? 「沖縄県がライバル」北海道民の37%、「北海道がライバル」沖縄県民の52%
全回答者(4,700名)に、【自県のライバルだと思う都道府県】を聞いたところ、「東京都」(3.6%)が最も高く、次いで、「大阪府」「福岡県」(同率2.9%)となりました。
東京都をライバル視している都道府県をみると、ライバル視率が最も高くなったのは「大阪府」(47.0%)で、以降、「神奈川県」(38.0%)、「千葉県」「京都府」(同率10.0%)が続きました。ライバル視している理由をみると、「大阪より都会だから」(大阪府・50代女性)や「大都市だから」(神奈川県・40代男性)といった、都市の規模や発展状況に関する回答が多く挙げられました。 (図14)(図15)
隣県同士でライバル視しているケースをみると、【埼玉県と千葉県】では、埼玉県民の47.0%が「千葉県」をライバルと回答し、千葉県民の49.0%が「埼玉県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「よくテレビなどで比較されているから」(埼玉県・20代男性)、「東京の近郊で同じくらいの水準の県だと思うから」(千葉県・40代男性)といった回答が挙げられました。 (図16)
【富山県と石川県】では、富山県民の59.0%が「石川県」をライバルと回答し、石川県民の42.0%が「富山県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「おしゃれな街があるから」(富山県・30代女性)、「隣県で特徴が似ているから」(石川県・20代女性)といった回答が挙げられました。 (図17)
また、【山梨県と静岡県】では、山梨県民の44.0%が「静岡県」をライバルと回答し、静岡県民の38.0%が「山梨県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「富士山のある県としてよく比較されるから」(山梨県・30代男性)、「富士山がまたがっているから」(静岡県・40代女性)といった回答が多くみられました。富士山をめぐってライバル意識が生まれていることがうかがえる結果となりました。 (図18)
【鳥取県と島根県】では、鳥取県民の71.0%が「島根県」をライバルと回答し、島根県民の68.0%が「鳥取県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「よく島根と鳥取を混同されるから」(鳥取県・30代女性)、「隣県でよく間違えられるから」(島根県・20代女性)といった回答が多くみられました。 (図19)
【北海道と沖縄県】についてもみると、北海道民の37.0%が「沖縄県」をライバルと回答し、沖縄県民の52.0%が「北海道」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「観光地という点でライバルだから」(北海道・50代男性)、「観光地として人気があるから」(沖縄県・50代女性)といった回答が多く挙げられました。お互いに“観光地”という理由でライバル意識を持っているようです。 (図20)
(図14~20)
【47都道府県 マネータイプ】
◆“倹約家”1位は「千葉県」「鹿児島県」、“浪費家”1位は「群馬県」「山梨県」
◆“マネー知識が豊富”1位は「東京都」
◆“家計管理が得意”1位は2年連続「福島県」
各都道府県民のマネータイプを探るため、全回答者(4,700名)に、マネー関連の意識や状況について聞き、マネー関連の意識や状況としてあてはまると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。
【自分は倹約家だと思う】では、1位「千葉県」「鹿児島県」(同率68.0%)、3位「和歌山県」「徳島県」「福岡県」(同率62.0%)、【自分は浪費家だと思う】では、1位「群馬県」「山梨県」(同率40.0%)、3位「北海道」「宮城県」「愛媛県」(同率38.0%)となりました。 (図43)(図44)
【自分はマネー関連の知識が豊富だ】では、1位「東京都」(24.0%)、2位「福島県」(22.0%)、3位「兵庫県」「愛媛県」「高知県」(同率20.0%)となりました。また、【自分は家計管理が得意だ】では、1位「福島県」(36.0%)、2位「滋賀県」(34.0%)、3位「京都府」「佐賀県」(同率33.0%)となり、福島県が2年連続1位に挙がりました。福島県民には、上手に家計管理をできると自負している人が多いのではないでしょうか。 (図45)(図46)
◆“ライフプラン作りが得意” 1位は「兵庫県」
◆“貯蓄上手” 1位は「鹿児島県」
◆平均貯蓄額 1位「東京都」583.2万円、2位「京都府」551.7万円、3位「神奈川県」541.5万円
◆1ヶ月のおこづかいの平均額 1位「東京都」35,650円、2位「大阪府」26,450円、3位「香川県」25,600円
【自分はライフプランを作るのが得意だ】では、1位「兵庫県」(27.0%)、2位「東京都」「滋賀県」「鹿児島県」(同率26.0%)、【自分は貯蓄上手だと思う】では、1位「鹿児島県」(38.0%)、2位「滋賀県」(37.0%)、3位「奈良県」(36.0%)と、滋賀県と鹿児島県はいずれのランキングでも上位2位に挙がりました。滋賀県民と鹿児島県民には、“ライフプラン作り上手”“貯蓄上手”を自負している人が多いことがわかりました。 (図47)(図48)
貯蓄額とおこづかい額についてみると、現在の貯蓄額の平均は、1位「東京都」(583.2万円)、2位「京都府」(551.7万円)、3位「神奈川県」(541.5万円)となりました。 (図49)
また、1ヶ月のおこづかい額の平均は、こちらも1位「東京都」(35,650円)、2位「大阪府」(26,450円)、3位「香川県」(25,600円)となりました。 (図50)
(図43~50)
◆Go To トラベル利用率 1位「東京都」2位「神奈川県」
◆Go To イート利用率 1位「東京都」2位「奈良県」
続いて、Go To キャンペーンの利用状況を聞き、“Go To トラベル”と“Go To イート”の利用率から都道府県ランキングを作成しました。
【Go To トラベルを利用した】では、1位「東京都」(35.0%)、2位「神奈川県」(34.0%)、3位「岩手県」「静岡県」「愛知県」(同率33.0%)、【Go To イートを利用した】でも1位「東京都」(39.0%)となり、以降、2位「奈良県」(29.0%)、3位「滋賀県」(28.0%)が続きました。東京都民には、Go To キャンペーンを活用して旅行や外食を楽しんだという人が多いようです。 (図63)(図64)
(図63、64)
【47都道府県 コロナ禍による生活への影響】
◆コロナ疲れを感じている 1位「千葉県」「兵庫県」
◆コロナ禍で家計が悪化した 1位「栃木県」
◆コロナ禍で近所づきあいが希薄になった 1位「岐阜県」
◆コロナ禍で友人づきあいが希薄になった 1位「新潟県」
各都道府県民が直面しているコロナ禍の実態を探るため、全回答者(4,700名)に、“コロナ禍による生活への影響”について聞き、自身にあてはまると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。
【コロナ疲れを感じている】では、1位「千葉県」「兵庫県」(同率70.0%)、3位「沖縄県」(69.0%)、【コロナ禍で家計は大打撃を受けた】では、1位「栃木県」(50.0%)、2位「愛知県」(49.0%)、3位「神奈川県」(47.0%)となりました。 (図65)(図66)
コロナ禍による人間関係への影響をみると、【コロナ禍で近所づきあいが希薄になった】では、1位「岐阜県」(38.0%)、2位「千葉県」(37.0%)、3位「栃木県」「佐賀県」(同率36.0%)、【コロナ禍で友人づきあいが希薄になった】では、1位「新潟県」(60.0%)、2位「東京都」「山梨県」「滋賀県」(同率58.0%)となりました。 (図67)(図68)
◆“新しい生活様式”に慣れてきた 1位「東京都」
◆コロナ禍で家族の絆が強くなった 1位「千葉県」「鹿児島県」
◆来年に対し明るい展望を持っている 1位「静岡県」「兵庫県」
【コロナ禍における新しい生活様式に慣れてきた】では、1位「東京都」(85.0%)、2位「新潟県」(82.0%)、3位「福井県」(80.0%)となりました。東京都民には、感染症拡大防止を意識した生活スタイルで過ごすことができるようになったと感じている人が多いのではないでしょうか。 (図69)
【コロナ禍で家族の絆は強くなった】では、1位「千葉県」「鹿児島県」(同率52.0%)、3位「大阪府」(50.0%)となりました。コロナ禍による影響を受けて家族の結束が強くなったという人が、千葉県民や鹿児島県民には多いようです。 (図70)
来年の展望について、【来年は明るい一年になると思う】では、1位「静岡県」「兵庫県」(同率47.0%)、3位「鹿児島県」(46.0%)となりました。 (図71)
(図65~71)
注:本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%とならない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n数を合計しても全体と一致しないことがございます。
◆暮らしやすさ自慢No.1は「静岡県」「兵庫県」
◆“食べ物の美味しさ自慢”“お酒の美味しさ自慢” 「新潟県」が二冠
全国の20歳~59歳の男女4,700名(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で自慢できることを聞き、自慢できると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。
【暮らしやすさ自慢】のランキングをみると、1位「静岡県」「兵庫県」(同率50.0%)、3位「東京都」(46.0%)となりました。静岡県は前回調査の8位から、兵庫県は前回の15位から大幅にランクアップしました。 (図1)
グルメについてのランキングをみると、【食べ物の美味しさ自慢】では、1位「新潟県」(65.0%)、2位「北海道」(61.0%)、3位「山形県」(59.0%)、【お酒の美味しさ自慢】では、1位「新潟県」(51.0%)、2位「高知県」(39.0%)、3位「鹿児島県」(35.0%)と、新潟県が二冠となりました。また、“酒どころ”新潟県は【お酒の美味しさ自慢】で5回連続1位となりました。 (図2)(図3)
(図1、2、3)
◆自県の好きなご当地グルメ 北海道「ジンギスカン」、秋田県「きりたんぽ」、群馬県「焼きまんじゅう」、
新潟県「イタリアン」、石川県「ハントンライス」、福井県「ソースカツ丼」、愛知県「味噌カツ」、
鳥取県「牛骨ラーメン」、岡山県「ホルモンうどん」、山口県「瓦そば」、福岡県「博多ラーメン」
各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で好きなご当地グルメを聞いたところ、北海道では「ジンギスカン」、宮城県では「牛タン」、秋田県では「きりたんぽ」、群馬県では「焼きまんじゅう」、東京都では「もんじゃ焼き」、神奈川県では「シュウマイ」、新潟県では「イタリアン(※)」、富山県では「鱒寿司」、石川県では「ハントンライス」、福井県では「ソースカツ丼」、山梨県では「ほうとう」、愛知県では「味噌カツ」、大阪府では「たこ焼き」、兵庫県では「神戸牛」、鳥取県では「牛骨ラーメン」、岡山県では「ホルモンうどん」、広島県では「お好み焼き」、山口県では「瓦そば」、香川県では「讃岐うどん」、福岡県では「博多ラーメン」、宮崎県では「チキン南蛮」、沖縄県では「沖縄そば」といった回答が挙げられました。 (図4)
(※)イタリア料理ではなく、新潟県独自の料理
(図4)
◆“教育水準の高さ自慢”“子育てのしやすさ自慢” 「福井県」が二冠
◆有名な出身者の多さ自慢 1位「沖縄県」
教育や子育てについてみると、【教育水準の高さ自慢】では、1位「福井県」(21.0%)、2位「秋田県」(18.0%)、3位「東京都」(17.0%)、【子育てのしやすさ自慢】では、1位「福井県」(34.0%)、2位「鳥取県」(28.0%)、3位「兵庫県」(26.0%)となりました。福井県は前回調査では【教育水準の高さ自慢】と【子育てのしやすさ自慢】で2位でしたが、今回はどちらも1位に順位を上げ、二冠となりました。教育力や子どもの学力の高さや、子育ての環境の良さを自負している人が多いのではないでしょうか。 (図5)(図6)
【有名な出身者の多さ自慢】では、1位「沖縄県」(30.0%)、2位「福岡県」(22.0%)、3位「兵庫県」(18.0%)と、前回調査の1位「福岡県」と2位「沖縄県」の順位が入れ替わる結果となりました。 (図7)
(図5、6、7)
◆自県の好きなご当地アイドル 青森県「RINGOMUSUME」、栃木県「とちおとめ25」、
新潟県「Negicco」、三重県「煌めき☆アンフォレント」、大阪府「NMB48」、
愛媛県「ひめキュンフルーツ缶」、福岡県「HKT48
各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で活躍する好きなご当地アイドルを聞いたところ、「AKB48」(東京都)や「SKE48」(愛知県)、「NMB48」(大阪府)、「HKT48」(福岡県)といった秋元康さんプロデュースのアイドルグループ、中田ヤスタカさんプロデュースの「perfume」(広島県)のほか、「RINGOMUSUME」(青森県)、「いぎなり東北産」(宮城県)、「とちおとめ25」(栃木県)、「Negicco」(新潟県)、「ほくりくアイドル部」(石川県)、「煌めき☆アンフォレント」(三重県)、「Fun×Fam」(和歌山県)、「Yamakatsu」(山口県)、「ひめキュンフルーツ缶」(愛媛県)、「Chimo」(大分県)といった回答が挙げられました。 (図8)
(図8)
◆自県の好きなご当地アニメ 北海道「ゴールデンカムイ」、岩手県・宮城県「ハイキュー!!」、
福島県「政宗ダテニクル」、茨城県「ガールズ&パンツァー」、群馬県「お前はまだグンマを知らない」、
山梨県「ゆるキャン△」、岐阜県「君の名は。」、滋賀県「けいおん!」、鳥取県「Free!」、
熊本県「夏目友人帳」
各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県が舞台となった好きなご当地アニメを聞いたところ、北海道では「ゴールデンカムイ」、岩手県と宮城県ではどちらも「ハイキュー!!」、福島県では「政宗ダテニクル」、茨城県では「ガールズ&パンツァー」、群馬県では「お前はまだグンマを知らない」、神奈川県では「スラムダンク」、福井県では「ちはやふる」、山梨県では「ゆるキャン△」、岐阜県では「君の名は。」、滋賀県では「けいおん!」、京都府では「響け!ユーフォニアム」、鳥取県では「Free!」、熊本県では「夏目友人帳」といった回答がみられました。 (図9)
(図9)
◆自県の好きなご当地ゆるキャラ 北海道「テレビ父さん」「メロン熊」、群馬県「ぐんまちゃん」、
千葉県「ふなっしー」、滋賀県「ひこにゃん」、奈良県「せんとくん」、熊本県「くまモン」
各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で活躍する好きなご当地ゆるキャラを聞いたところ、北海道では「テレビ父さん」「メロン熊」、群馬県では「ぐんまちゃん」、千葉県では「ふなっしー」、石川県では「ひゃくまんさん」、岐阜県では「ミナモ」、滋賀県では「ひこにゃん」、奈良県では「せんとくん」、鳥取県では「トリピー」、愛媛県では「みきゃん」、熊本県では「くまモン」といったキャラクターが挙げられました。 (図10)
(図10)
◆美男美女の多さ自慢 1位「福岡県」
◆方言のカワイさ自慢 2年連続1位「福岡県」
【美男美女の多さ自慢】では、1位「福岡県」(18.0%)、2位「秋田県」(17.0%)、3位「沖縄県」(13.0%)となりました。 (図11)
また、【方言のカワイさ自慢】では、1位「福岡県」(25.0%)、2位「宮崎県」(17.0%)、3位「熊本県」「沖縄県」(同率16.0%)となりました。福岡県は前回調査に続き2年連続1位でした。 (図12)
(図11、12)
◆自県の好きなご当地言葉 北海道「なまら」、岩手県「めんこい」、宮城県「だっちゃ」、秋田県「んだ」、
山形県「おしょうしな」、福島県「さすけねぇ」、茨城県「だっぺ」、長野県「ずく」、愛知県「でら」、
三重県「やん」、鳥取県・島根県「だんだん」、広島県「じゃけぇ」、山口県「ぶち」、
福岡県「好いとーと」、佐賀県「がばい」、大分県「よだきい」、宮崎県「てげてげ」、
鹿児島県「おやっとさぁ」、沖縄県「なんくるないさ」
各都道府県の在住者(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で好きなご当地言葉を聞いたところ、「なまら」(北海道)や「めんこい」(岩手県)、「だっちゃ」(宮城県)、「んだ」(秋田県)、「おしょうしな」(山形県)、「さすけねぇ」(福島県)、「だっぺ」(茨城県)、「だんべ」(群馬県)、「だっけ」(新潟県)、「だら」(石川県)、「ずく」(長野県)、「だもんで」(静岡県)、「でら」(愛知県)、「やん」(三重県)、「おおきに」(京都府)、「なんでやねん」(大阪府)、「だんだん」(鳥取県・島根県)、「じゃけん」(岡山県)、「じゃけぇ」(広島県)、「ぶち」(山口県)、「ほなけん」(徳島県)、「まっこと」(高知県)、「好いとーと」(福岡県)、「がばい」(佐賀県)、「ばってん」(長崎県)、「よだきい」(大分県)、「てげてげ」(宮崎県)、「おやっとさぁ」(鹿児島県)、「なんくるないさ」(沖縄県)といった言葉が挙げられました。 (図13)
(図13)
【47都道府県のライバル意識】
◆隣県同士のライバル関係 「島根県がライバル」鳥取県民の71%、「鳥取県がライバル」島根県民の68%
◆“観光地”同士ライバル視? 「沖縄県がライバル」北海道民の37%、「北海道がライバル」沖縄県民の52%
全回答者(4,700名)に、【自県のライバルだと思う都道府県】を聞いたところ、「東京都」(3.6%)が最も高く、次いで、「大阪府」「福岡県」(同率2.9%)となりました。
東京都をライバル視している都道府県をみると、ライバル視率が最も高くなったのは「大阪府」(47.0%)で、以降、「神奈川県」(38.0%)、「千葉県」「京都府」(同率10.0%)が続きました。ライバル視している理由をみると、「大阪より都会だから」(大阪府・50代女性)や「大都市だから」(神奈川県・40代男性)といった、都市の規模や発展状況に関する回答が多く挙げられました。 (図14)(図15)
隣県同士でライバル視しているケースをみると、【埼玉県と千葉県】では、埼玉県民の47.0%が「千葉県」をライバルと回答し、千葉県民の49.0%が「埼玉県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「よくテレビなどで比較されているから」(埼玉県・20代男性)、「東京の近郊で同じくらいの水準の県だと思うから」(千葉県・40代男性)といった回答が挙げられました。 (図16)
【富山県と石川県】では、富山県民の59.0%が「石川県」をライバルと回答し、石川県民の42.0%が「富山県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「おしゃれな街があるから」(富山県・30代女性)、「隣県で特徴が似ているから」(石川県・20代女性)といった回答が挙げられました。 (図17)
また、【山梨県と静岡県】では、山梨県民の44.0%が「静岡県」をライバルと回答し、静岡県民の38.0%が「山梨県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「富士山のある県としてよく比較されるから」(山梨県・30代男性)、「富士山がまたがっているから」(静岡県・40代女性)といった回答が多くみられました。富士山をめぐってライバル意識が生まれていることがうかがえる結果となりました。 (図18)
【鳥取県と島根県】では、鳥取県民の71.0%が「島根県」をライバルと回答し、島根県民の68.0%が「鳥取県」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「よく島根と鳥取を混同されるから」(鳥取県・30代女性)、「隣県でよく間違えられるから」(島根県・20代女性)といった回答が多くみられました。 (図19)
【北海道と沖縄県】についてもみると、北海道民の37.0%が「沖縄県」をライバルと回答し、沖縄県民の52.0%が「北海道」をライバルと回答しました。ライバル視している理由をみると、「観光地という点でライバルだから」(北海道・50代男性)、「観光地として人気があるから」(沖縄県・50代女性)といった回答が多く挙げられました。お互いに“観光地”という理由でライバル意識を持っているようです。 (図20)
(図14~20)
【47都道府県 マネータイプ】
◆“倹約家”1位は「千葉県」「鹿児島県」、“浪費家”1位は「群馬県」「山梨県」
◆“マネー知識が豊富”1位は「東京都」
◆“家計管理が得意”1位は2年連続「福島県」
各都道府県民のマネータイプを探るため、全回答者(4,700名)に、マネー関連の意識や状況について聞き、マネー関連の意識や状況としてあてはまると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。
【自分は倹約家だと思う】では、1位「千葉県」「鹿児島県」(同率68.0%)、3位「和歌山県」「徳島県」「福岡県」(同率62.0%)、【自分は浪費家だと思う】では、1位「群馬県」「山梨県」(同率40.0%)、3位「北海道」「宮城県」「愛媛県」(同率38.0%)となりました。 (図43)(図44)
【自分はマネー関連の知識が豊富だ】では、1位「東京都」(24.0%)、2位「福島県」(22.0%)、3位「兵庫県」「愛媛県」「高知県」(同率20.0%)となりました。また、【自分は家計管理が得意だ】では、1位「福島県」(36.0%)、2位「滋賀県」(34.0%)、3位「京都府」「佐賀県」(同率33.0%)となり、福島県が2年連続1位に挙がりました。福島県民には、上手に家計管理をできると自負している人が多いのではないでしょうか。 (図45)(図46)
◆“ライフプラン作りが得意” 1位は「兵庫県」
◆“貯蓄上手” 1位は「鹿児島県」
◆平均貯蓄額 1位「東京都」583.2万円、2位「京都府」551.7万円、3位「神奈川県」541.5万円
◆1ヶ月のおこづかいの平均額 1位「東京都」35,650円、2位「大阪府」26,450円、3位「香川県」25,600円
【自分はライフプランを作るのが得意だ】では、1位「兵庫県」(27.0%)、2位「東京都」「滋賀県」「鹿児島県」(同率26.0%)、【自分は貯蓄上手だと思う】では、1位「鹿児島県」(38.0%)、2位「滋賀県」(37.0%)、3位「奈良県」(36.0%)と、滋賀県と鹿児島県はいずれのランキングでも上位2位に挙がりました。滋賀県民と鹿児島県民には、“ライフプラン作り上手”“貯蓄上手”を自負している人が多いことがわかりました。 (図47)(図48)
貯蓄額とおこづかい額についてみると、現在の貯蓄額の平均は、1位「東京都」(583.2万円)、2位「京都府」(551.7万円)、3位「神奈川県」(541.5万円)となりました。 (図49)
また、1ヶ月のおこづかい額の平均は、こちらも1位「東京都」(35,650円)、2位「大阪府」(26,450円)、3位「香川県」(25,600円)となりました。 (図50)
(図43~50)
◆Go To トラベル利用率 1位「東京都」2位「神奈川県」
◆Go To イート利用率 1位「東京都」2位「奈良県」
続いて、Go To キャンペーンの利用状況を聞き、“Go To トラベル”と“Go To イート”の利用率から都道府県ランキングを作成しました。
【Go To トラベルを利用した】では、1位「東京都」(35.0%)、2位「神奈川県」(34.0%)、3位「岩手県」「静岡県」「愛知県」(同率33.0%)、【Go To イートを利用した】でも1位「東京都」(39.0%)となり、以降、2位「奈良県」(29.0%)、3位「滋賀県」(28.0%)が続きました。東京都民には、Go To キャンペーンを活用して旅行や外食を楽しんだという人が多いようです。 (図63)(図64)
(図63、64)
【47都道府県 コロナ禍による生活への影響】
◆コロナ疲れを感じている 1位「千葉県」「兵庫県」
◆コロナ禍で家計が悪化した 1位「栃木県」
◆コロナ禍で近所づきあいが希薄になった 1位「岐阜県」
◆コロナ禍で友人づきあいが希薄になった 1位「新潟県」
各都道府県民が直面しているコロナ禍の実態を探るため、全回答者(4,700名)に、“コロナ禍による生活への影響”について聞き、自身にあてはまると回答した割合から、都道府県ランキングを作成しました。
【コロナ疲れを感じている】では、1位「千葉県」「兵庫県」(同率70.0%)、3位「沖縄県」(69.0%)、【コロナ禍で家計は大打撃を受けた】では、1位「栃木県」(50.0%)、2位「愛知県」(49.0%)、3位「神奈川県」(47.0%)となりました。 (図65)(図66)
コロナ禍による人間関係への影響をみると、【コロナ禍で近所づきあいが希薄になった】では、1位「岐阜県」(38.0%)、2位「千葉県」(37.0%)、3位「栃木県」「佐賀県」(同率36.0%)、【コロナ禍で友人づきあいが希薄になった】では、1位「新潟県」(60.0%)、2位「東京都」「山梨県」「滋賀県」(同率58.0%)となりました。 (図67)(図68)
◆“新しい生活様式”に慣れてきた 1位「東京都」
◆コロナ禍で家族の絆が強くなった 1位「千葉県」「鹿児島県」
◆来年に対し明るい展望を持っている 1位「静岡県」「兵庫県」
【コロナ禍における新しい生活様式に慣れてきた】では、1位「東京都」(85.0%)、2位「新潟県」(82.0%)、3位「福井県」(80.0%)となりました。東京都民には、感染症拡大防止を意識した生活スタイルで過ごすことができるようになったと感じている人が多いのではないでしょうか。 (図69)
【コロナ禍で家族の絆は強くなった】では、1位「千葉県」「鹿児島県」(同率52.0%)、3位「大阪府」(50.0%)となりました。コロナ禍による影響を受けて家族の結束が強くなったという人が、千葉県民や鹿児島県民には多いようです。 (図70)
来年の展望について、【来年は明るい一年になると思う】では、1位「静岡県」「兵庫県」(同率47.0%)、3位「鹿児島県」(46.0%)となりました。 (図71)
(図65~71)
注:本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%とならない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n数を合計しても全体と一致しないことがございます。
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