実際に起きたインシデント事例を“怪談”として披露するイベント「情シスだけが怖い話」が9月12日に実施決定! 〜サイバー攻撃の恐ろしさをプロの怪談師が表現〜

HENNGE株式会社

HENNGE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小椋一宏)は、システム管理者の日である本日7月26日、各企業の情報システム管理者である「情シス」のみなさまに向けたイベントの開催をお知らせいたします。
本イベントは「情シスだけが怖い話」と題し、情シスの皆さまが日々頭を悩ませているインシデント事例を怪談として紹介するものです。2024年9月12日(木)に、「神田明神ホール」にて開催いたします。

「情シスだけが怖い話」では、ランサムウェア攻撃などの重大な「インシデント」や、PC紛失、メール誤送信といった身近な「ヒヤリハット」への啓蒙として、プロの怪談師・夜馬裕氏と伊山亮吉氏が実話を元にした「ケーススタディ怪談」を披露。単純な事例紹介ではなく、怪談として「恐怖」を追体験いただくことで、情シスの皆さまの危機意識を高めつつ、社内に危機意識を共有いただくことを目的としています。


■イベント「情シスだけが怖い話」開催日時:

2024年9月12日(木) 

17時開演(16時受付開始)予定


■イベント「情シスだけが怖い話」公式サイトURL:

https://hennge.com/special/scarystory2024/


■イベント「情シスだけが怖い話」概要:

さまざまなインシデントやヒヤリハットの恐ろしさを痛感した情シスは、他の社員よりもそういったリスクに敏感になり、発生する前から察知できるようになることが、これまで多くの情シス担当者のお話を聞く中でわかってきました。本イベントでは、このある種超能力者的な“インシデントを霊視できる情シス”を「霊シス」と定義。参加した情シスが「霊シス」になれるよう、ただのケーススタディではなく、より恐怖を感じられる怪談に仕上げた「ケーススタディ怪談」を披露し、情シスの皆さまに「霊シス力」を高めていただきます。


・会場 :神田明神ホール (東京都千代田区外神田2丁目16-2 神田明神文化交流館2F)

・対象 :企業で情報システム部門に従事される方

・参加費:無料 (事前登録制) 
 ※本イベントは抽選制となっています。詳細は公式サイトをご確認ください。

・主催 :HENNGE株式会社


・タイムテーブル:

 16時〜

  開場

 17時〜18時30分

  講演

  ・実話を元にした4つのケーススタディ怪談

  ・新サービス「Tadrill」のご紹介

 18時30分〜20時

  懇親会


■情シスだけが怖い話」イメージ:

「鯖落ち」まであと13秒…

これは私が情シス1年生の時、拠点にあるサーバーラックのUPS交換を頼まれ、情シスの居ない拠点へ1人で出張しました。とても不安だったのですが、上司が「ビデオ会議で繋いで画面を見ながら指示するから大丈夫だよ」と言ってくれたので少し安心しました。


作業当日、UPS交換をするために、まずは今ささっているUPSのケーブルを抜きました。新しいケーブルを差し込もうとするのですが、何回やってもコネクターが合いません。挿すところが違うのか? 上司からは「早くして」「コネクターが合わないワケないでしょ!」と急かされますが、一向に挿さりません。

すると上司から「あれ、サーバーの予備電源は10分しかもたないけど大丈夫? 電源落ちたらネットも電話も全部止まっちゃうよ?」という一言が。そのタイミングで作業開始から9分47秒。急いで元のUPSを挿し直し、ギリギリで元の環境に戻すことができました。


後日原因を確認したところ、メーカーがコネクターの型が違うUPSを送っていたそうです。


戦慄の画面共有

これは私が自社の基幹システムのリプレイス案件を外注先と進めていたときのこと。要件に関する先方からのヒアリングが甘く、請負契約にもかかわらず、6ヶ月分の工数を増やさないと到底完成しないことが発覚し、追加の見積りを提示されたのです。

我々としてはもともと巨額の費用を計上していたこともあり、これ以上の追加費用は難しく、また「ヒアリングが甘いのではないか」とは初期段階から指摘していたところだったので、先方の要求を飲むわけにもいきません。


先方との会議前、部下と「私がなだめ役、部下がキレ役と役割分担してやろう」と打ち合わせて会議に臨みました。お互いに自社オフィスの会議室から繋いでのリモート会議。予定通り、部下にキレてほしいタイミングになったので「今だ!キレてみて!!」とチャットを送りました。

しかし、部下は一向にキレる気配がありません。それどころか、顔面蒼白でこちらを見て、なぜか目の前のテレビ会議モニターを指差しています。「どうしたんだろう…?」と思っておそるおそるモニターを見ると、先ほど送ったチャット画面が、先方とのテレビ会議画面にはっきりと共有されていました。


悪魔のスマホ契約

これは私がとある企業に情シスとして着任したときの出来事です。会社としてスマートフォンを100台ほど契約していたのですが、毎月の費用が1万円×台数かかっており、年間で1,200万円もの費用になっていました。


「おかしいな…会社でまとめて契約しているのに、個人で契約するのと同じ金額がかかっている気がする…」

しかし、上司や同僚に聞いても「前任の人からはその値段が正規って聞きましたよ」という回答しか得られません。おかしいな…変だな…と思い、契約してる会社にこっそり「企業向け価格はないのでしょうか?」と聞いてみました。すると「ありますよ、電話かけ放題で5000円以下になるプランが」との回答が。以来わたしはこの会社のことが何も信じられなくなりました。


■「情シスだけが怖い話」を語るプロの怪談師:


夜馬裕

怪談師/作家。猫、酒場、映画、料理、深海魚、お化け屋敷が好き。第7回『幽』怪談実話コンテスト優秀賞、怪談最恐戦2020優勝。漫画『厭談夜話』(原作担当)サンデーうぇぶり連載中。著作『厭談』シリーズ、『自宅怪談』『予言怪談』『代々木怪談』『趣魅怪談』他多数。


コメント

怪談で語られる恐怖とは、「未知なるモノ」が理不尽に襲い来る怖さです。それが避け難く、逃れ難いモノであるほど恐ろしい。情報システムの仕事で日々感じる恐怖もまた、怪談と根源は同じ。二つが融合した『霊シス怪談』こそ最先端の恐怖かもしれません。



伊山亮吉

1992年生まれ。横浜市出身。稲荷神社好き。事故や病気等で入院をすると、嬉々として病院内で怪談取材をする。怪談最恐戦2022優勝。Tokyo Kwaidan Festival 2024優勝。著書「実話奇談 異怪の門」(竹書房)


コメント

"怖い事"と一口に言っても、「根源的に変わらないもの」「時代と共に形を変えるもの」と様々だと思います。このイベントはまさに100年前には存在し得なかった恐怖の事象を語るものであり、その機会を頂けた事を現代の怪談師として大変光栄に思います。


■イベント内その他のコンテンツについて:


みんなで封印する「情シスだけが怖い話(番外編)」

イベントでは惜しくも語られなかった珠玉のエピソードを会場内に掲示します。参加者の皆さまには、特に怖かった話にお札を貼って封印していただきます。イベント後には、最も恐ろしかったエピソードに、おびただしいほどのお札が貼り付けられていることでしょう。



参加者全員プレゼント「標的型電子郵便封印札」

参加者の皆さまにはもれなく「標的型電子郵便対策札」を30枚セットでプレゼントします。いつどこで来るか分からない「標的型攻撃メール」への危機意識を高めるために、同僚や上司にプレゼントしてPCに貼ってもらいましょう。




危機意識が高まった「霊シス」同士で語らう懇親会

怪談を聞いて危機意識が高まったあとは、「霊シス」の皆さまで懇親会へご参加ください。創業81年目を迎えた「八芳園」が提供する美食に舌鼓を打ちながら、インシデントを未然に防ぐための情報交換をする場としてお使いください。



■「霊シス」にだけ視えるインシデントリスクイメージ:


車内編

・覗き見防止フィルムを使わずに情報漏洩するリスク

・PCを開いたまま離席することで情報漏洩するリスク


ランチ写真編

・SNSに投稿する写真に履歴書が映り込み情報漏洩するリスク

・ノートPCのヒンジ部にペンを置いており、このまま閉じると破損するリスク


飲み会編

・社員証をしたまま飲み会して個人情報が漏洩するリスク

・社用スマホを落として破損するリスク

・お盆代わりにノートPCを使って破損するリスク


  • 「Tadrill」について

HENNGEは標的型攻撃をはじめとした、受信メール経由のサイバー攻撃対策として、本イベントと同様に社内での危機意識を高められる新サービス「Tadrill(タドリル)」の提供を2024年7月より開始いたしました。標的型攻撃メールとは、特定の企業や個人を狙って取引先や業者になりすましたメールを送りつけ、機密情報などを詐取しようとするサイバー攻撃で、近年増加傾向にあります。昨今話題の「ランサムウェア」なども、標的型攻撃メールから感染することが多く、これにより機密情報漏洩や業務停止に繋がってしまう例も多数発生しています。

「Tadrill」は、標的型攻撃メールの社内訓練が簡単に実施でき、それによる報告フローの定着化で組織のセキュリティレベルを向上させ、ひいては企業の情報漏洩のリスクを下げるためのサービスです。

URL: https://hennge.com/jp/service/tadrill/


  • HENNGE株式会社概要

1996年11月に設立。「テクノロジーの解放で世の中を変えていく」を理念に、テクノロジーと現実の間のギャップを埋める独自のサービスを開発・販売しているSaaS企業です。複数のクラウドサービスのID/パスワードを統合管理するクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」や、クラウド型メール配信サービス「Customers Mail Cloud」を提供しています。2019年10月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。2022年4月、東証グロース市場に移行。社名の「HENNGE(へんげ)」は「変化(HENNKA)」と「チャレンジ(CHALLENGE)」を組み合わせ、あらゆる変化に挑むとの決意を表しています。


会社名:HENNGE株式会社

証券コード:4475

所在地:東京都渋谷区南平台町16番28号 Daiwa渋谷スクエア

代表者:代表取締役社長 小椋 一宏

URL: https://hennge.com/


<「Tadrill」に関するお問い合わせ先>

HENNGE株式会社

Corporate Communication Division

TEL:03-6415-3660

E-mail:info@hennge.com 担当:山本


*本プレスリリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区南平台町16番28号 Daiwa渋谷スクエア
電話番号
03-6415-3660
代表者名
小椋一宏
上場
東証グロース
資本金
3億2080万円
設立
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