後方超小旋回油圧ショベル「ViO80-7」が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞
「ViO80-7」は、都市土木に最適な一台を目指して、8tクラスでありながらミニショベルのコンセプトを踏襲し、狭小地での旋回や側溝堀りといった細やかな作業を可能にしたモデルです。高出力化した自社製エンジンと先進の油圧システム「ViPPS2i」で最適な流量を制御し、掘削スピードは15%、登坂速度は10%の向上を実現しています※1。また、国土交通省が認定する燃費達成建設機械認定制度の2020年燃費基準において、最高評価である三ツ星認定の数値を達成し、「超低騒音型機械」の条件もクリアしています。環境性能に考慮した設計に加え、従来機からのパワーとスピードの進化を、力強さを表現したソリッド感のある外観デザインで表現しています。
運転席からのスイッチ操作でバケット・アタッチメントの交換が可能なダブルロッククイックヒッチ機能は、乗り降りや工具での作業が不要で、人手不足の現場において作業の効率化に貢献しています。
今回の受賞では、狭小地向けのコンパクトな油圧ショベルとして洗練されたデザインと先進的な機能性の融合により、使いやすさと効率性を両立させている点が評価されました。
■受賞対象について
製品名称:「ViO80-7」
https://www.yanmar.com/jp/construction/products/excavator/vio80_sv100/
審査員評価コメント:
狭小地向けのコンパクトな油圧ショベルとして洗練されたデザインが際立っている。広いグラスエリアが開放的な作業空間を提供し、外観からも視界の広さが感じられる。多機能なHMIとシンプルな操作系統により、効率的な作業と安全性を実現し、作業の負担を軽減すると共に、事業者の満足度向上も期待できる。ブランドカラーの赤と黒を基調としたカラーリングは、都会的で洗練された印象を醸し出し、最高の燃費基準達成と低騒音技術の導入によって、都市土木作業に最適なパフォーマンスを実現している。完成度の高いデザインと先進的な機能性の融合は、使いやすさと効率性を両立させ、ヤンマーのブランド価値を一層高めている。
グッドデザイン賞に関する詳細については、グッドデザイン賞公式サイトをご参照ください。
※1 自社測定方法に基づく従来機「ViO80-1B」との比較。
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
<注記>
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