リーナー、間接材の「見えづらいコスト」をAIで可視化・分析する「AI支出管理プラットフォーム」を提供開始
株式会社LeanerTechnologies(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:大平裕介、以下「リーナー」)は、間接材の科目別実態をAIが自動分類・可視化する「AI支出管理プラットフォーム」を提供開始することをお知らせいたします。本サービス提供により、煩雑でコスト最適化がされにくい間接材購買の調達コスト構造改革の実現をサポートします。

■「AI支出管理プラットフォーム」提供の背景と目的
リーナーは「調達のスタンダードを刷新する」をミッションに掲げ、企業の調達・購買業務を変革するサービスを提供しています。
これまで、間接材管理システム「リーナー購買」の提供を通じて、購買業務をデジタルで一元管理することで、「コスト削減」「ガバナンス強化」「業務効率化」を実現してまいりました。現場の使いやすさを追求し、主要ECサイトの横断検索を可能にすることで、購買業務を抜本的に改善しています。導入前から成果創出まで一貫した伴走支援で、お客様の購買課題を解決し、コア業務への集中を強力に支援してまいりました。
昨今、世界的な物価高騰や円安の進行、エネルギーコストの上昇は、企業経営におけるコストマネジメントの重要性をかつてなく高めています。中でも、購買単価が低く件数が多い間接材購買の管理は煩雑化し、「見えづらいコスト」となりがちです。この間接材コストは企業の収益構造を圧迫する看過できない課題となっています。
しかし、従来の間接材購買管理システムは、プロセスのデジタル化や効率化に留まるケースが多く、データに基づいた効果的な改善活動につながらない「データ活用の壁」が残っているのが現状です。

当社が購買管理経験者431名を対象に行った調査では、「間接材調達の実態を科目ごとに正しく把握できていますか?」という質問に対し、「非常に正確に把握できている」との回答は約13%にとどまっています。

また、間接材調達の実態を把握できない理由における調査では。「承認プロセスが紙やメールで行われ、データとして集約されていないため」というアナログな業務フローが原因であることに続き「科目の選択肢が多すぎたり、わかりにくく、どれを選ぶべきか迷うことが多いため」(30.0%)「購買品目や科目が細分化されすぎており、集計・分析が困難であるため」(29.2%)と分析項目の細かさが管理を煩雑にしています。

さらに、間接材調達の科目を正しく把握する「取り組みがなされていない理由」についても調査したところ、最も多かった回答が「調達プロセスが標準化されていないため」(30.0%)、次いで「購買履歴やデータが一元管理されていないため」(26.4%)となりました。この結果から、間接材の購買管理は、プロセスのデジタル化・効率化に留まり、正確なデータに基づいた効果的な改善活動につながらない「データ活用の壁」が残っている現状が改めて浮き彫りになりました。
そこで、企業の調達コスト構造改革を真に推進するためには、支出全体を統合的に管理し、データに基づいた意思決定と実行が不可欠です。この抜本的なコスト構造改革をサポートするため、データ基盤とAI技術を組み合わせた「AI支出管理プラットフォーム」を開発し、提供を開始いたしました。
■「AI支出管理プラットフォーム」について
AI支出管理プラットフォームは、これまで蓄積された購買データを独自のアルゴリズムでAI解析し、手作業では困難だった購買品目や科目の詳細な分類・分析を自動化します。
このAI分析に基づき、「購入先のバラつき」や「カテゴリー内単価の比較」などを自動で可視化します。これにより、集中購買や標準化の推進に直結する示唆を得られます。
本プラットフォームは、組織ごとの間接材購買における課題を可視化し、「どの費目を優先的に改善すべきか」を明確にします。これにより、コスト最適化に向けた最適なPDCAサイクルを実行する業務の仕組みづくりを可能にします。
■「AI支出管理プラットフォームリリースセミナー」を開催
間接材の科目別実態をAIが自動分類・可視化する「AI支出管理プラットフォーム」の提供を開始するにあたり、本サービスの概要や、間接材におけるデータ管理やコスト削減の実態について解説いたします。

開催日時:2025年10月22日(水) 16:00~16:30
配信方法:Zoomによるオンライン配信
参加費:無料
▼詳細・お申し込みはこちら▼
■調査概要
調査主体:株式会社LeanerTechnologies
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年9月22日~9月23日
調査対象:間接材購買管理業務の経験者、または間接材購買管理業務の従事者(有効回答数N=431)
■会社概要
株式会社LeanerTechnologies
「調達のスタンダードを刷新し続ける」をミッションに、ソーシングの高度化を実現するソーシングDXクラウド「リーナー見積」、購買プロセスを一元管理する購買プラットフォーム「リーナー購買」を提供しています。
企業の調達部における過去のデータや取引先・社内関係者とのコミュニケーションなど、業務プロセスをデジタル化し、蓄積されたデータの活用を促進することで、調達部門の生産性と企業の利益率向上を実現するサービスを提供します。
法人名:株式会社LeanerTechnologies
代表者:代表取締役大平裕介
所在地:東京都品川区西五反田7丁目23−1第3TOCビル9F
設立:2019年2月22日
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