第19回『CIO Japan Summit 2025』の主要議題と基調講演に日本ハッカー協会の杉浦 隆幸氏、バブソン大学の山川 恭弘氏の登壇決定!!
マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッド (本社: 英国/ 日本支社代表: 雪下 大輔、以下「マーカスエバンズ」) は、2025年5月12日 (月) ~13日 (火) に、ITリーダーが一堂に会するビジネスサミット『CIO Japan Summit 2025』を開催します。
イベント概要
マーカスエバンズは、2025年5月12日 (月) ~13日 (火) に第19回目となる『CIO Japan Summit 2025』を開催いたします。本サミットは、IT関連部門の統括責任者、最先端のIT関連のサービスを持つソリューション企業が一堂に会し、2日間にわたり講演・ディスカッション・1to1ミーティング・ネットワーキングなどを通じて、IT業界における課題や解決策について議論をしていただく場です。
『CIO Japan Summit 2025』の主要議題
・生成AIとDX推進の新たな局面
生成AIが企業のDX推進にどのように貢献するのか、具体的な事例と課題を通じて、次なる展開への道筋を探る
・企業文化の変革と意識改革のアプローチ
伝統的な企業文化とデジタル化とのギャップを埋め、変革を実現するために必要なリーダーシップとコミュニケーション戦略を模索する
・人材の戦略的確保と育成
専門性の高いIT/AI部門と幅広いスキルを持つ事業部門の人材融合の重要性を認識し、組織的アプローチを構築する
・グローバルで打ち勝つための必要な要点
海外の生成AIやITトレンドを理解し、日本がデジタルブレイクスルーを実現するための戦略を確立する
・組織防衛の要
サイバーセキュリティを経営の中心に据え、次々と襲いかかる脅威から組織を守り、強固な防御体制を築き上げる
・データ越境の是非
価値ある情報は国境や組織の垣根を越えて共有すべきか、安全性を最優先に保持すべきか、バランスを問う
注目の基調講演
他では聞けない講演をお届けしたいという思いから、今年も本サミットでは豪華な登壇者を基調講演にお招きします。
お一人目の日本ハッカー協会の杉浦 隆幸氏は、日本のホワイトハッカーの第一人者であり、国全体のセキュリティー水準を高めるデジタル庁のセキュリティ戦略官としても貢献されてきました。
お二人目は、起業家教育部門で31年間連続全米ナンバーワンを誇る大学であり、数多くの有名企業の経営者を輩出してきたバブソン大学から、アントレプレナーシップ准教授の山川 恭弘氏にご登壇いただきます。
サイバー戦争時代の最前線 ―エシカルハッカーが警鐘を鳴らす日本のセキュリティ課題と対策
近年、サイバー攻撃は国家間の戦争手段として活用され、作戦行動の一部として、重要インフラの破壊や関係者の殺戮、機密情報の窃取が行われている。サイバー空間はもはや戦場の一部と言っても過言ではない。しかし、経営サイドが情報セキュリティを理解していない組織や予算の少ない組織では攻撃に対する対応が遅れがちである。
ハッカーは、攻撃者と同様の視点から攻撃可能な面を把握し、防御策を提案する重要な役割を担っている。本講演では、日本のハッカーの第一人者である杉浦氏が、“ハッカー目線”を踏まえながらどのように防壁を築くべきかを解説いただく。同時に、日本のセキュリティレベルの問題点を浮き彫りにし、企業や政府が今後取り組むべき具体的な施策を提示いただく。
進化し続けるサイバー脅威に立ち向かうため、私たちは危機感を持ち、セキュリティ対策を着実に実行する必要があるという。本講演を通じて、セキュリティ意識向上の必要性や、強固な社会を構築するために今日から始められる具体的アクションを学んでいく。
バブソン大学流、失敗を力に変える ― 日本企業経営者も学んだアントレプレナーシップの真髄
バブソン大学は、起業家教育部門で31年間連続全米ナンバーワンを誇る大学である。豊田章男氏(トヨタ自動車株式会社代表取締役会長)、岡田元也氏(イオン株式会社取締役兼代表執行役社長)、阿部修平氏(スパークス代表取締役社長)、佐藤誠一氏(佐藤製薬代表取締役社長)など、数々の著名な日本企業のリーダーを輩出してきたこの大学で、山川恭弘准教授は起業道、失敗学、経営戦略を教えている。
アントレプレナーシップにおいては常に「失敗」という言葉がついて回る。失敗をネガティブに捉えるのではなく、そこからいかに価値を創出するかが重要である。山川准教授は、「失敗を想定し、許容し、奨励しよう」というメッセージを通して、失敗は誰にでも訪れるものであり、それをポジティブに活用し、次のステップへ進むための学びに変えることの大切さを説いている。この考え方こそが個人や組織の成長を促し、イノベーションを生み出す土壌を育むことにつながる。今回の講演から日本企業のさらなる飛躍につながるためのヒントが得られるだろう。
・Act quickly with the means at hand. 行動こそ全てに勝る。
・Pay only what you can accept and afford to lose. 失敗は必然。
・Bring others along to your jouney. 周囲を巻き込め。
登壇者プロフィール
一般社団法人日本ハッカー協会
代表理事
杉浦 隆幸
一般社団法人日本ハッカー協会 代表理事。Winnyの暗号の解読にはじめて成功、ゲームのコピープロテクトの企画開発をはじめ、企業や官公庁の情報漏洩事件の調査コンサルティングを行う。昨今では仮想通貨の安全性確保、Androidアプリの解析や、電話帳情報を抜くアプリの撲滅、ドローンをハッキングで撃墜するデモや、自動車のハッキングなどを行う。テレビなどの出演多数。
バブソン大学
アントレプレナーシップ准教授
山川 恭弘
国内外の大学において、起業道、失敗学、経営戦略の分野で教鞭をとる。慶應義塾大学法学部卒業後、エネルギー業界にて新規事業開発やスタートアップ設立の経験を持つ。ピーター・ドラッカー経営大学院にて経営学修士課程修了 (MBA)。テキサス州立大学にて国際経営学博士号取得 (PhD)。起業・経営コンサルに従事するとともに自らもベンチャー企業のボードメンバーを務める。ベンチャーカフェ東京共同創立者・顧問。WEIN社外取締役、JWLIエグゼクティブコーチ。経済産業省推進「J-Startup」推薦委員、文科省起業教育有識者委員他。アントレプレナーシップに関する多数の学術論文を執筆。近著は『バブソン大学で教える世界一のアントレプレナーシップ』(講談社)。
参加枠
・ IT部門統括責任者
日本を代表する企業のIT部門の責任者の方が対象です。講演、ネットワーキング、参加者同士のディスカッション、ソリューション企業とのミーティング等を通じて最新の知見を得るとともに新たな人脈の拡大に活用していただけます。
・ ソリューション企業
IT関連のソリューションをもつ企業が対象です。参加されているトップ企業のIT部門の決裁権者と1対1でミーティングできる機会があります。
■開催概要
【名称】 CIO Japan Summit 2025
【日程】 2025年5月12日 (月) ~13日 (火)
【会場】 ホテル椿山荘東京
【主催】 マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッド
■詳細は下記よりご覧ください
https://events.marcusevans-events.com/25hpr
■お問い合わせ・申し込み
広報担当(齋野)
Email: MizukiS@marcusevansjp.com
■マーカスエバンズとは
マーカスエバンズ(marcus evans)は1983年の設立以来、戦略的意思決定に必要な最先端のビジネス情報をイベントにおいて提供しております。当社の誇るグローバルネットワークを駆使し、年間150以上のビジネスサミットを企画・運営・開催。日本支社では、マーケティング・IT・人事・知財・医療・製造業・などのイベントを開催しております。
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