【岐阜県高山市】春節を前に、市長による外国人観光客へのマナー啓発の実施

旅行者マナー啓発に関わる取り組み「with Respect」を開始

高山市

マナー啓発チラシを貼る田中市長

古い町並や奥飛騨温泉郷などがある岐阜県高山市は、国内外からの多くの観光客が訪れる有数の観光地です。特に外国人観光客数はコロナ禍で一時落ち込んだものの、2024年は宿泊者数ベースで過去最高(2019年)の61万人を上回る勢いで回復しています。しかし、観光客の増加に伴い、旅行者のマナーに関する課題も顕著化しています。

こうした中、高山市では観光客に対して住民生活や環境、伝統などを尊重して過ごしていただきたいとの想いから、観光客へのマナー啓発のキャッチフレーズを「with Respect」とし、「敬意をもって」来訪者にお越しいただく、そして来訪者をお迎えする、これから飛騨高山にとっての大切な言葉にしたいと考えています。

with Respect「敬意をもって」

with Respect「敬意をもって」

Care for Locals,Environment and Tradition「地元の人(の生活)、環境、伝統を大切に」

Walk Mindfully「周りに配慮して、譲り合って歩く」

Carry Your Trash「ごみを持ち帰ることでまちをきれいに保つ」

Stay Quiet「日が暮れたら近所のために静かに過ごす」

春節(旧正月)※の大型休暇には、中華圏の国・地域や東南アジアから多くの観光客が訪れることを受け、令和7年1月28日(火)、田中明高山市長と観光担当職員がマナー啓発を呼びかける街頭巡回を実施しました。

多くの観光客が立ち寄る、古い町並や宮川朝市、国史跡「高山陣屋」にある公衆トイレなどを中心に回り、マナー啓発メッセージ「with Respect」をトイレに貼ったり、観光客へ直接チラシを配布したり啓発を行いました。

チラシには、「with Respect(敬意をもって)」のタイトルで、「地元住民、環境、伝統を大切に」「ごみは持ち帰って」「夜間は近隣住民のために静かに」など、地域住民や文化等への配慮や共感を促すメッセージを英語、中国語、韓国語で記載しています。また、公衆トイレに貼ったチラシには、「トイレットペーパーはゴミ入れに捨てず、流してください」とお願いしています。

田中市長は、シンガポール、中国、マレーシアなどから来た観光客に「高山を楽しんでいますか?」と英語で話しかけながらチラシを配り、飛騨高山の気持ちとしてメッセージを丁寧に伝えました。「飛騨高山のまちは長年にわたり地域の人たちが守ってきたものなので、市民も観光客もお互いに尊重する気持ちをもっていただければ」と話しています。

外国人観光客に向けたマナー啓発メッセージ「with Respect」は、これからも市内の看板やバス車内での動画など引き続き発信を行い、住民と観光客が共に気持ちよく過ごせるまちづくりを進めます。

※春節(旧正月)休暇期間:1月28日(火)~2月4日(火)

外国人観光客に丁寧に説明

【本件に関するお問い合わせ】

高山市役所観光課

住所:〒506-8555 岐阜県高山市花岡町2丁目18番地

電話:0577-35-3346

FAX:0577-35-3167

メールアドレス:osd@city.takayama.lg.jp

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会社概要

高山市

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URL
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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話番号
0577-32-3333
代表者名
田中 明
上場
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資本金
-
設立
1936年11月