フェイスブック「リブラ」:2020年の暗号資産ビジネスを展望する
出版記念新春講演会~日経イノベーション・ミートアップを開催
日本経済新聞社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 岡田直敏)は1月17日、米フェイスブックが発行を目指しているデジタル通貨「リブラ」をテーマとするセミナーを開催します。今年は大手金融機関やスタートアップ企業などが仮想通貨を使った新しいビジネスを相次いで立ち上げる見通しです。注目高まる暗号資産ビジネスを展望します。
「リブラ」は、ドルやユーロなどの法定通貨を裏付け資産とすることで価値を保つ仕組みです。 フェイスブックはリブラを通じて、銀行を介さず、スマホで手軽に送金や決済を利用できるグローバルな基盤の構築を目指しています。日本では2020年4月、
(仮想通貨)の交換業者や取引に関する規制強化策を盛り込んだ改正資金決済法と改正金融商品取引法が施行される予定です。大手金融機関やスタートアップ企業などが仮想通貨を使った新しいビジネスを相次いで立ち上げる見通しで、注目が高まっています。
メインスピーカーは国立情報学研究所の岡田仁志准教授です。先ごろ、リブラに関する電子書籍「リブラ 可能性、脅威、信認」を日本経済新聞出版社から出版しました。岡田氏はまた、日本経済新聞電子版の会員向けサービス「COMEMO」でも発言しています。長く電子マネーや仮想通貨について研究を重ねてきました。軽食や飲み物を提供するネットワーキングもあります。ぜひご参加ください。
◇【電子書籍】リブラ 可能性、脅威、信認
(書籍購入はこちらから)
https://www.nikkeibook.com/item-detail/35846
【刊行に寄せてからの引用】
デジタル通貨の発行をめぐって、世界は大きく揺れている。リブラに対抗して中国人民銀行は「央行数字貨幣」の発行を計画している。米国が消極的な姿勢を示す一方で、中国政府はブロックチェーンの積極的な活用を宣言する。EU離脱を好機と捉える英国は、英連邦諸国の経済を結集してデジタル通貨の覇権を目論んでいる。
激動の時代にあって、社会の変化を読み解くための羅針盤として、この本が少しでも役に立つことがあればと願っている。
【概要】
◇日時 2020年1月17日(金)19:00~21:00(開場18:30)
◇会場 日経渋谷センター(SOIL)
(東京都渋谷区渋谷1-13-9 渋谷たくぎんビル7階)
◇詳細申し込みはこちらから
https://eventregist.com/e/nim200117
◇参加費 3,000円(軽食付き交流会あり)
◇主催 日本経済新聞社
◇協力 日本経済新聞出版社
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