SQUEEZE、suitebookとハードウェアを統合した「ホテル運営のOne Platform」構想を推進
〜 POS・KIOSKの連携で、ホテル運営業務と顧客体験をアップデート 〜

株式会社SQUEEZE(本店:北海道北広島市、代表取締役CEO:舘林 真一、以下SQUEEZE)は、
自社開発の次世代オペレーションプラットフォーム「suitebook」と連携するハードウェア
(POS・KIOSK)の拡充を通じ、ホテル運営のデジタル統合基盤「One Platform」構想の実装を
推進しています。ソフトウェアとハードウェアの一体化により、ホテル現場の業務効率化と顧客体
験の向上、リアルタイムなデータ活用を同時に実現します。
■ 背景
ホテル業界では、運営の効率化や省人化を目的としたシステム導入が進む一方で、清掃・会計・
チェックインなど、現場オペレーションの多くは依然として分断されたままです。SQUEEZEはこ
うした課題に対し、ソフトウェアだけでは解決できない“現場のリアル”に着目し、suitebookとハ
ードウェアの連携による一体的な運営基盤の構築を進めてきました。自社で全国約40施設(ブラ
ンド「Minn」など)を運営する強みを活かし、現場から得た知見をもとにプロダクト開発を行う
ことで、ホテル運営のデジタル変革(AX)を実践しています。
■ ハードウェアについて
【POS:売上データをリアルタイム統合し、運営効率と収益管理を高度化】

館内で発生するすべての売上・会計データを、リアルタイムで同期します。
「suitebook POS」はセルフレジ端末も提供し、アメニティやお土産、朝食券などの付帯商品を販
売。スタッフを介さず購入できるため、ゲストの利便性を高めつつ収益機会の最大化を両立して
います。
手作業による集計や締め処理を不要にすることで、会計ミスや報告遅延といった人的負荷を大幅
に削減。収益・稼働・在庫状況を正確かつタイムリーに把握できるようになります。
さらに、複数施設のデータを一元管理できるため、エリア単位・施設単位での収益分析や価格戦
略の最適化も可能に。POSの売上情報は、suitebook上で宿泊・清掃・稼働などのオペレーション
情報とも統合され、点在していたデータが一つにつながることで、経営判断のスピードと精度を
飛躍的に高めます。

【KIOSK:チェックイン体験をアップデートし、運営効率と顧客満足を向上】

「suitebook KIOSK」は、チェックイン業務をsuitebookとリアルタイムで連携し、フロント業務
の効率化と体験価値の向上を同時に実現します。
モバイルSuicaや交通系ICカードによる非接触認証、さらにパスポート読み取りにも対応し、海外
ゲストを含む幅広い利用者にスムーズなチェックイン体験を提供します。
MIWAなど既存のカードキーシステムとも連携できるため、大規模なシステム改修を行うことなく
導入が可能。館内の雰囲気を損なわないスタイリッシュなデザインと省スペース性により、限ら
れたフロントスペースでも柔軟に設置できます。
AIアバターによる案内や音声読み上げ、さらには遠隔でのスタッフサポートにも対応し、非対面な
がら温かみのある接客を実現。suitebookと統合されたチェックインデータは、宿泊・会計・オペ
レーション情報と一元化され、ゲスト動線の最適化やアップセル戦略にも活用可能。運営者は業
務効率化だけでなく、新たな収益機会の創出や顧客満足度向上を同時に実現できます。

■ 今後の展望
SQUEEZEは、suitebookを中心としたソフトウェア・ハードウェア連携をさらに広げていきま
す。
現在は、ゲストの滞在中の体験価値をさらに高めることを目的とした客室内ハードウェアの構
想・開発を進めています。このデバイスはsuitebookとのリアルタイム連携を前提に、案内、問い
合わせ、追加サービスの購入など、滞在中の多様なタッチポイントをより自然でストレスのない
形でつなぐことを目指しています。ゲストが必要な情報やサポートに直感的にアクセスできる“次
世代の客室体験”を実現する構想です。
suitebookに蓄積された宿泊履歴や購買データと組み合わせることで、ゲストの嗜好や滞在目的に
応じたパーソナライズを実現し、旅前の情報提供、旅中の案内・追加提案、旅後のコミュニケー
ションまで、すべてのフェーズで体験価値を高めていきます。
これらの取り組みにより、SQUEEZEはsuitebookを「オペレーションプラットフォーム」から
「マーケティングプラットフォーム」へと進化させ、ホテル運営の効率化と体験価値の最大化を両
立する基盤づくりを加速していきます。
■ 同時公開情報について

本リリースの背景やプロダクトチームの想いについては、同日公開のSQUEEZE公式Note
「DXの先へ ― SQUEEZEが挑む、リアルとテクノロジーをつなぐホテルハードウェア開発」で紹
介しています。
URL:https://note.squeeze-inc.co.jp/n/n4a350582dc10
■ SQUEEZEが展開する「AX Platform」
クラウド型宿泊管理システム「suitebook」を中心に、AIを活用しながらSaaSとBPOの両輪でホテル運営を支援します。アカウンティングやレベニューマネジメントといった経営領域から、フロント・清掃など現場業務までを一気通貫でカバー。従来のPMS(property management system)が担ってきた予約・宿泊管理の枠を超え、LOSなど収益性に直結するKPIやコスト管理まで包含することで、GOPの最大化を可能にするPMS( Profit Management System )へと発展しています。各施設の運営ニーズに合わせて柔軟にソリューションを提供し、効率化とサービス品質向上を同時に実現する次世代型の運営基盤で
す。

■ 株式会社SQUEEZEについて
会社名:株式会社SQUEEZE(SQUEEZE Inc.)
所在地:北海道北広島市栄町1丁目52番
創業:2014年9月1日
代表者:代表取締役CEO 舘林真一
事業内容:クラウド型宿泊管理システム「suitebook」を中心としたAX(宿泊運営のデジタル変革)プラットフォームの提供、AIを活用した収益最大化や業務効率化の支援、ホテル・宿泊施設の企画・運営、遠隔接客や清掃などの運営サポートサービス
公式HP:https://squeeze-inc.co.jp/
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