山口情報芸術センター「台湾文化特集『台Y祭』」トークイベントを開催 アートと歴史から山口と台湾のつながりを意識する
前者のトークイベントでは、台湾・台北市にあるアートセンター、台湾現代文化ラボ(C-LAB)からキュレーターの吳達坤(ウー・ダークン)を迎え、近年の 台湾における文化政策やメディアアートの状況、ひいては台湾の文化的な生態系について語ります。
また後者のトークイベントでは、山口県出身で、台湾を拠点に活動する文筆家の栖来(すみき)ひかりを 迎え、山口県を「台湾」という光で照らすことにより、多くの物語を万華鏡のように乱反射しながら浮かび上がらせます。メディアアートと歴史という異なる切り口から、台湾と山口の結びつきを描き出すこれらのトークイベントを通じて、知らなかった台湾が浮かび上がるでしょう。この機会にぜひご来場ください。
【開催概要】
●ゼロから無限の可能性を生む文化の生態系
日時:2023年7月22日(土)14:00~15:30
会場:山口情報芸術センター(YCAM)ホワイエ
登壇者:吳達坤(ウー・ダークン/台湾現代文化ラボ[C-LAB]キュレーター)
参加無料 ※要申込(先着順)、通訳あり 定員:100人
●台湾と山口の万華鏡
日時:2023年8月6日(日)14:00~15:30
会場:山口情報芸術センター(YCAM)ホワイエ
登壇者:栖来ひかり(文筆家・道草者)
参加無料 ※要申込(先着順) 定員:100人
※トークイベント終了後(16:00~17:30)には、スタジオDにて台湾のお茶とお菓子を愉しむ茶話会も開催。
主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団、台湾文化部(省)、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
技術協力:YCAM InterLab
企画制作:山口情報芸術センター(YCAM)
【登壇者】
●吳達坤 |アーティスト/キュレーター
現在、台湾現代文化ラボ(C-LAB)のコンテンポラリーアート・プラットフォームおよびテクノロジー・メディア・プラットフォームのディレクター。台北国際芸術村および宝蔵巌国際芸術村ディレクター、台湾芸文空間連線(TASA)チェアマン、関渡美術館チーフキュレーターを歴任。主な企画展に、「六本木クロッシング2016展:僕の身体(からだ)、あなたの声」(森美術館、東京)、「CHRONIQUES - Biennale of Digital Imagination 2020」(フランス・マルセイユ)、第13回光州ビエンナーレ・パビリオン・プロジェクト「Double Echoing」展(台湾C-LABパビリオン、韓国・光州、2021年)など。
●栖来ひかり |文筆家/道草者
山口県出身、2006年より台湾在住。台湾に暮らす日日旅の如く新鮮なまなざしを持って、失われていく風景や忘れられた記憶を見つめ、掘り起こし、重層的な台湾の魅力を日台のメディアや書籍で伝えている。日本での著書に『台湾と山口をつなぐ旅』(西日本出版社、2018 )、『時をかける台湾Y字路——記憶のワンダーランドへようこそ』(図書出版ヘウレーカ、2019)、『日台万華鏡——台湾と日本のあいだで考えた』(書肆侃々房、2023)など。
【申込方法】
下記ウェブサイトに用意された申込フォームに必要事項を記入のうえ、お申し込みください。
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