「道の駅」の備蓄体制の構築を目指し 官民三者が協定締結 液体ミルクの備蓄で “防災”に加え “子育て支援”も推進
~ 「道の駅」で販売する商品の“在庫”が“備蓄”を兼ねる「道の駅ローリングストック法」を実施~
島根県飯南町、一般社団法人飯南町観光協会、江崎グリコ株式会社は、1月14日(木)、『道の駅 赤来高原における相互協力に関する連携協定』を締結し、防災の重要拠点の一つ「道の駅」において、災害発生時に熱源や器具を必要としない食品(乳児用液体ミルク、レトルト食品、菓子)の備蓄を三者協働で行います。中でも、液体ミルクでは、同所での常時販売を通じ、その商品在庫を備蓄としながら、売れた分を新たに補充していく「道の駅ローリングストック法」を実施することで、“防災”だけでなく“子育て支援”も強化します。
- “防災”と“子育て支援”の重要拠点「道の駅」
≪道の駅 赤来高原の外観≫
- 「道の駅 赤来高原」発の新たな取り組み「道の駅ローリングストック法」

今回、その手法を採り入れ、「道の駅 赤来高原」において、液体ミルクの販売を行うとともに、その商品在庫を多めに持つことで、それを備蓄にします。店頭で売れた分は新たに補充することで、備蓄量と賞味期限を保つことが可能です。また、賞味期限が近くなった商品については、地域住民等に配付し、災害時を想定した家庭でのトレーニングなどに役立ててもらいます。従来の備蓄では、賞味期限を迎えると廃棄しなければならなかったため、今回の「道の駅ローリングストック法」は、それらを解消する策として期待されています。そして旅行者や地域住民向けに「道の駅」で液体ミルクの販売をスタートすることで、“子育て支援”の強化も見込まれています。液体ミルクは、消毒済みの哺乳瓶に注げば、赤ちゃんにすぐに授乳することが可能です。この強みは特に外出時に発揮され、いつでもどこでもすぐに授乳することができるため、道路交通網での更なる普及が望まれています。
「道の駅 赤来高原」は、飯南町が飯南町観光協会に管理・運営を委託している施設です。飯南町では総合的な防災力向上策の一環として、同施設を拠点にその取り組みを進めるとともに、同時に子育て支援策の強化も図ることで、より魅力のある町づくりの実現を目指します。
- 「道の駅 赤来高原」に備蓄する江崎グリコの商品

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