ディープテック・スタートアップのエコシステム構築がテーマ「ASCII STARTUP TechDay 2025」来場者登録を開始!
日本のディープテックスタートアップエコシステムの構築・成長・発展に向けて、学術、産業、行政の垣根を越えて知を結集するカンファレンス
株式会社角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:加瀬典子)は、ディープテック・スタートアップのエコシステム構築をテーマにしたカンファレンス「ASCII STARTUP TechDay 2025」の事前来場者登録を開始しました。
「ASCII STARTUP TechDay 2025」は、2025年11月17日に東京・浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスで開催します。

近年、日本においてもディープテック・スタートアップへの注目が高まっています。しかし、スタートアップ側のノウハウだけでなく、成長を後押しするための仕組みなど、その支援体制は十分とはいえません。まだ事業に接続できていない優れた知的財産(研究成果)を所有する大学発スタートアップも増えつつあり、支援者側において資金提供や伴走支援のあり方についてディープテックならではの知見の強化とアップデートが課題です。
「ASCII STARTUP TechDay 2025」は、大学での支援担当、支援機関、投資家などの多くのエコシステム関係者が情報を交換し学び合い、ディープテック・スタートアップ支援の底上げに結びつけることを目的としています。支援者による知見の共有と連携強化によって、ディープテック・スタートアップが成長しやすいエコシステムを構築し、新たな産業を創出するイノベーションカンファレンスとして展開します。
主な内容
支援者にとって必要な課題を語り尽くすカンファレンスセッションを実施
・ディープテックに関わる最新トピック
・欧州の大学発エコシステムの最新状況
・ディープテックを加速させるビジネスサイドのあり方
・日本発スタートアップが主導権を握るためのルールメイキング戦略
ディープテック・スタートアップによる展示ブースを展開
・研究シーズや試作機、先端ソリューションを直接体験できる場を用意します。
イベント終了後にアフターパーティーを開催(有料)
・登壇者、出展者、来場者(有料)が立場を越えて交流できる場を創出します。
▶▶こんな方にオススメのイベントです
・スタートアップ支援に携わる関係者
・ビジネスとして、イノベーション推進に関わる企業関係者
・ディープテック・スタートアップ関係者
・ディープテックでの起業を考えている方
・企業内の新規事業・投資部門・購買などの担当者
・イノベーティブなサービスや製品、ビジネスのシーズに関心がある方
開催概要
名称:ASCII STARTUP TechDay 2025
日程:2025年11月17日(月) 13:00~18:00(予定)
会場:東京・浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス(現地のみ)
東京都台東区浅草橋1-22-16ヒューリック浅草橋ビル
・JR総武線「浅草橋駅(西口)」より徒歩1分
・都営浅草線「浅草橋駅(A3出口)」より徒歩2分
・JR京浜東北線・山手線「秋葉原駅(昭和通り口)」より徒歩10分
・東京メトロ「秋葉原駅」より徒歩10分
入場方法:事前登録制(無料)
※アフターパーティーチケット(有料)は後日発売予定です。
主催:ASCII STARTUP(株式会社角川アスキー総合研究所)
スケジュール(予定):
13:00~ 開場 <終日会場内ブース展示>
13:00~13:35 開会、基調講演:
14:00~14:30 セッション(1)
15:45~15:15 セッション(2)
15:30~16:00 セッション(3)
16:30~17:00 セッション(4)
~18:00 閉会、閉場
18:30~20:00 アフターネットワーキング
▶基調講演
「ディープテックエコシステムの「解像度を上げる」 ~変化と場面を見続けるために~」
【登壇者】
馬田隆明氏(東京大学 FoundX ディレクター)
【概要】
ディープテックエコシステムにいま求められているのは、ディープテック・スタートアップへの「解像度」を高めることです。ジャンルによっても大きく異なる業界構造やステークホルダーの関係性、支援環境などを広く、深く、構造的に理解することが求められています。そのような中で、東京大学 FoundXで支援を進める馬田氏が提唱する『解像度を上げる』という概念は、我々が直面している課題を解決するために不可欠と考えます。
基調講演では、ディープテック・スタートアップを支援する立場に求められる「解像度」を高め、次の一歩を踏み出すための示唆をお届けします・
▶セッション
「研究からビジネスへつなぐ欧州の最新手法〜日本の大学発エコシステムに足りないものは?~」
【登壇者】
澤田朋子氏(国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター STI基盤ユニット フェロー)
田路則子氏(法政大学 大学院 経営学研究科 経営学部 教授 博士(経営学))
モデレーター:ガチ鈴木(ASCII STARTUP)
【概要】
欧州における大学発ディープテック・スタートアップの最新潮流と、日本のエコシステムとの構造的な違いを明らかにします。フランスやドイツ、北欧などで進展する「リサーチャー主導の技術移転」、「大学と起業家の協働モデル」、「公的資金とVCの連携による支援体制」など、研究成果を社会実装に導く実践的アプローチを紹介します。欧州の事例から学ぶべきヒントを議論し、未来の日本型大学発エコシステム構築に向けた視座を提供します。
▶セッション
「新産業創出のルールメイキング戦略 〜変化する世界にスタートアップはどう適応する?~」
【登壇者】
小舘直人氏(エイターリンク株式会社 Head of IP & Standardization, Founding Member)
田中悠太氏(日揮ホールディングス株式会社 サステナビリティ協創ユニット イノベーション推進グループ Deputy Program Manager)
モデレーター:下農淳司氏(SFC研究所W3C 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科)
【概要】
地政学リスクの高まり、気候変動への対応、AIなどの急速な技術革新──世界は今、複雑かつ流動的な環境に直面しています。こうした変化の中で、新たな産業を切り拓くディープテック・スタートアップにとって、「ルールを読む」だけでなく「ルールを創る」視点が重要性を増しています。
本セッションでは、国際標準化に最前線で取り組む第一人者を招き、新産業のルール形成における日本の立ち位置と可能性を多面的に議論します。グローバル市場で使われる技術、サービスを生み出すうえで、いかにして標準化を戦略的に活用するか。スタートアップが早期からこの分野に関与するための実践的なアプローチとは何か。国、企業、現場の知見を横断しながら、ルールメイキングの最前線と、日本発イノベーションの可能性に迫ります。
▶セッション
「ディープテック・スタートアップに必要なビジネスサイドの構築〜創業経営者、人材流動化はできるか?~」
【登壇者】
窪田規一氏(株式会社ケイエスピー 代表取締役 社長)
成井五久実氏(株式会社インターホールディングス 代表取締役社長 兼 CEO)
モデレーター:品川優氏(株式会社An-Nahal Founder/CEO)
【概要】
地政ディープテック・スタートアップの創出において、技術シーズや研究成果は出発点にすぎません。実用化のみならず事業化へと進めていくには、ビジネスモデルの策定、プロダクトマーケフィットを目指す「ビジネスサイド」のメンバー構築が不可欠です。
本セッションでは、創業経営者のあり方、ビジネス人材の登用、そして産業界から大学・研究機関への人材流動の可能性について議論します。ディープテックならではの難しい経営課題や人材確保の構造的なハードルを把握し、外部人材との協働、創業経営者に求められる資質、組織の初期設計、さらには研究者自身が経営を担うべきかどうか、といった本質的なテーマにも踏み込みます。
※各セッションの開催時間や他セッション情報などの詳細は、公式サイトで随時発表します。
詳細および事前来場者登録は公式サイトをご確認ください
TechDay2025公式サイト:https://jid-ascii.com/techday/
ASCII STARTUPについて
先端テクノロジーの活用やオープンイノベーションといった企業の革新的取り組みなど、最先端のテクノロジー・ビジネスプレーヤーに関わる情報をお届けするウェブメディアです。スタートアップエコシステムのハブとしての発信を軸に、広範なネットワークも生かした事業共創の支援や、起業家育成にも取り組んでいます。
WEBサイト:https://ascii.jp/startup/
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