ServiceNow Build Agentが、ガバナンスを標準搭載し、主要AIコーディングツールに全対応

ServiceNow Japan合同会社

  • ServiceNow Studioの「Build Agent」により、あらゆる開発者が自然言語プロンプトを使用して、本番環境に対応したアプリやAIエージェントの構築が可能に

  • ServiceNowのコンテキストとガバナンスを維持しながら、任意の統合開発環境(IDE)やAIコーディングエージェントからの構築を実現

  • 「App Engine Management Center」への無料アクセスにより、展開前にすべてのアプリのガバナンスを確保。刷新された「AI Agent Studio」がAIエージェントの大規模な作成を簡素化

※本資料は、2026年5月6日(米国時間)付けで米国ServiceNow, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。

ビジネス変革のための”AIコントロールタワー”であるServiceNow(NYSE: NOW)は本日、年次カスタマーおよびパートナーイベント「Knowledge 2026」において、ServiceNow Studio内の「Build Agent」の一般提供を開始したことを発表しました。さらに、そのコアスキルをCursor、Windsurf、Claude Code、GitHub Copilotへと拡張しました。これにより、開発者はServiceNow AI Platformの完全なコンテキストとガバナンスを維持しながら、任意の環境から開発を行うことが可能になります。また、「App Engine Management Center」への無料アクセスを提供することで、展開前のアプリケーションの管理を支援し、刷新された「AI Agent Studio」によって、開発者がAIエージェントを大規模に作成・拡大する方法を簡素化します。

AIコーディングツールの普及により、コード生成のスピードはかつてないほど向上しています。しかし、統制されたプラットフォームの外で構築されたアプリケーションは、リスクをもたらし、技術的負債の発生、コンプライアンス要件への未対応といった課題がよくあります。その結果、IT部門がセキュリティを確保するよりも速いスピードで、ガバナンスの効かないアプリが増殖する「シャドー開発」の問題が深刻化しています。採用されるはずのないアプリの構築は、AI投資の浪費に他なりません。同時に、現場の課題に最も近い立場にいるプラットフォーム管理者やビジネスアナリスト、シチズンデベロッパー(市民開発者)には、手軽に開発できるAIネイティブなツールが不足していることも課題でした。ServiceNowは、エンタープライズアプリケーションを構築できるユーザーを広げると同時に、構築されたすべての成果物がデフォルトでエンタープライズ標準を満たすよう支援することで、これら両方の課題を解決します。

ServiceNowのCreator WorkflowsおよびApp Engine担当グループバイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャーであるジティン・バスカ(Jithin Bhasker)は、次のように述べています。「Vibe codingは、構築のスピードを劇的に変えています。しかし、ガバナンスやエンタープライズ向けのランタイムがないスピード重視の開発は、一見完成しているように見えても、実運用には適さないアプリを生み出すことが少なくありません。私たちは、誰もがすでに使い慣れているIDEやコーディングエージェント、デザインツールなどを使用してServiceNow上で構築することを可能にし、展開した瞬間からその成果物がエンタープライズ要件を満たした状態であることを保証します。」

あらゆる場所で構築し、ServiceNow上ですべてを稼働・管理

開発者がServiceNow Studio内で作業する場合でも、好みのIDEから作業する場合でも、あるいはAIコーディングエージェントを使用する場合でも、その体験はAIネイティブであり、かつガバナンスが効いたものとなります。

Build Agentのコアスキルは現在ServiceNow SDKを通じて利用可能であり、開発者はどこで構築していてもプラットフォームのインテリジェンスをフルに活用できます。ServiceNow AI Platformに展開されると、すべてのアプリケーションはエンタープライズグレードの監査証跡、セキュリティチェック、コンプライアンス、拡張性、およびパフォーマンスを継承します。また、開発者は本番稼働前にテストと検証を行うための独自のサンドボックス環境を利用できます。稼働後、すべてのアプリケーションは、企業全体の業務を遂行するワークフロー、データ、システムに直接接続されます。プラットフォーム上で直接構築するセキュリティとコンテキストを好むユーザーのために、Build AgentにAnthropicのモデルを搭載しました。これにより、より長いコンテキストセッションが可能になり、開発者は継続性を失うことなくアプリケーション全体の構築を進めることができます。

さらに、Build AgentはMCPクライアントとして外部のパートナーツールとも接続し、Figmaからのデザイン仕様、Miroからの要件、GitHubからのコードコンテキストを取り込むことが可能です。

既存アプリケーションのカスタマイズと拡張

企業が毎年ServiceNow環境に対して行う数百万件のカスタマイズに対応するため、Build Agentはゼロから構築するカスタムアプリだけでなく、すぐに利用可能な(out-of-the-box)アプリケーションを含め、プラットフォーム全体で動作するようになりました。

これまで、こうした作業はServiceNow専門の開発者に委ねざるを得ず、需要に対してリソースが追いつかないことがビジネスのスピードを制約していました。今後、Build Agentはアプリケーションスコープをまたいで動作し、あらゆる開発者がAIネイティブな開発手法を通じて、既存のServiceNowアプリケーションやワークフローを直接カスタマイズおよび拡張できるようになります。

Build Agentは、ServiceNowの開発者コミュニティ向けの主要な開発環境であるServiceNow Studioにも組み込まれるようになりました。Build Agentは既存のデータモデル、設定、ポリシーを含むライブインスタンスを認識しているため、ワークフロー、カタログアイテム、UIコンポーネント、設定を含む完全なアプリケーションを単一のセッションで生成できます。

AIエージェントの大規模な作成と展開

エンタープライズ向けのAIエージェントの構築には、従来、プラットフォームに関する深い専門知識が必要でした。刷新された「AI Agent Studio」は、ガイド付きの対話型作成体験を提供することで、より幅広い層の開発者がAIエージェントを作成し、展開することを容易にします。

開発者がBuild Agentを使用してカスタムアプリケーションを構築すると、アプリ内のAIエージェントがデフォルトでアプリのワークフローに組み込まれるようになりました。これらのエージェントは、エンドユーザーに代わって質問への回答、洞察の提示、アクションの実行を行い、これらすべてがアプリケーションのコンテキスト内かつAIコントロールタワーの完全な監視下で行われます。アプリケーションは開発時だけでなく、展開後も継続的にスマートに成長します。

ServiceNow AI Platform上での稼働とガバナンス

AIネイティブな開発によってアプリやエージェントの作成スピードが加速する中、プラットフォームのガバナンスレイヤーは、エンタープライズの標準を満たさないものがリリースされないよう支援します。

App Engine Management Center (AEMC)」は、現在すべてのServiceNowの顧客に追加費用なしで提供しています。Build Agentを使用して構築する顧客は、AI支援による開発から統制された展開に至るまで、デプロイ承認、リリース管理、およびアプリケーションライフサイクルのガバナンスを受けることができます。

また、Build Agentには、生成された成果物を品質基準に照らして検証する自己修復型テストループが含まれており、生成されたものが長期的に信頼性と保守性を維持できるよう支援します。「カスタム指示(Custom Instructions)」機能を使用すると、顧客は独自の開発標準をBuild Agentにエンコードできるため、AI支援による開発に各組織独自のパターンやポリシーを反映させることができます。

 

ServiceNow Build Agentに関する顧客およびパートナーの声

Cox Automotive

Cox Automotiveのエンタープライズオペレーション担当アシスタント・バイス・プレジデント(AVP)であるジェイソン・リギンズ(Jason Riggins)氏は、次のように述べています。「スピード、精度、信頼性が極めて重要な自動車業界において、導入の課題は業務と顧客体験の両方に即座に影響を及ぼします。当社は、ServiceNowを活用して手動プロセスから脱却したことで、開発から本番環境に至るライフサイクル全体を、組み込みのガバナンスとともに自動化することができました。エラーを削減し、デリバリーを加速させ、より信頼性の高い本番環境への経路を構築し、さらに重要なのは、スピードとコントロールが両立する、AI駆動の自動化に向けた基盤を築いていることです。」

Plat4mation

Plat4mation (プラットフォーメーション)のCEOであるエルマー・デ・バルク(Elmer de Valk)氏は、次のように述べています。「ServiceNow Build Agentにより、私たちのチームはアイデアからエンタープライズ対応アプリケーションへの移行プロセスを一変させることができました。あるお客様との取り組みでは、旧来のプロセスを刷新し、数週間ではなく数時間で、本番稼働に対応した完全に機能するServiceNowワークフローを構築しました。Build Agentはアプリケーションの約80%を自動的に生成し、私たちのアーキテクトは初日から品質を管理することができました。このスピードとエンタープライズグレードの品質の組み合わせこそ、構築パートナーとお客様が待ち望んでいたものです。」

提供時期

  • すべてのアプリケーションスコープをサポートするServiceNow Studio内のBuild Agent:一般提供開始 

  • Claude Codeなどのエージェンティック開発ツールで使用可能なBuild Agentスキル:2026年4月より提供 

  • Build Agent MCPクライアントおよびエコシステム統合:2026年第2四半期に提供開始予定 

  • 刷新されたAI Agent Studio:2026年第2四半期に提供開始予定 

  • AEMCのフリーミアムティア:2026年第3四半期に提供開始予定

詳細な情報は、ServiceNow Storeをご覧ください。

 

追加情報

Build Agentに関する詳細は、こちらをご覧ください。

以上

ServiceNowについて

ServiceNow(NYSE: NOW)は、ビジネス変革を支える“AIコントロールタワー”です。ServiceNow AI Platformは、あらゆるクラウド、モデル、データソースと連携し、企業全体の業務フローを統合的に管理・自動化します。レガシーシステム、部門ごとのツール、クラウドアプリケーション、AIエージェントを一つにつなぎ、ビジネスのあらゆる領域で「インテリジェンス」と「実行」を結び付ける統合基盤を提供します。年間1,000億件以上のワークフローがプラットフォーム上で稼働しており、ServiceNowは分断されたオペレーションを連動した自律型ワークフローへと進化させ、確かな成果につなげています。ServiceNowがどのようにAIを人々の働き方に活かしているかについては、www.servicenow.com をご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、ServiceNowのAIプラットフォームのイノベーションに関する期待、信念、計画、意図について「将来見通しに関する記述」が含まれています。これには、将来の製品の機能および提供内容、ServiceNowにもたらされると期待される利益に関する記述が含まれます。将来見通しに関する記述は、既知および未知のリスクや不確実性の影響を受ける可能性があり、また、実際の結果がこれらの記述で示された内容や示唆された内容と大きく異なる原因となる不正確な前提に基づいている場合があります。このようなリスクや不確実性が現実のものとなる場合、または前提が誤っていることが判明した場合、当社の実際の業績は、当社が行った将来見通しに関する記述表明または示唆された業績とは大きく異なる可能性があります。当社は、将来見通しに関する記述を更新する義務を負わず、またその意図もありません。実際の業績が大きく異なる要因には、(i)製品機能および提供内容の実行における遅延や予期せぬ困難および費用、(ii)AIに関連する規制環境の変化、(iii)製品機能および提供への投資が売上によって正当化されるかどうかの不確実性が含まれます。ServiceNowの財務およびその他の業績に影響を与える可能性のある要因に関する詳細は、ServiceNowが米国証券取引委員会(SEC)に随時提出する書類に含まれています。

© 2026 ServiceNow, Inc. All rights reserved. ServiceNow、ServiceNowのロゴ、Now、その他のServiceNowマークは米国および/またはその他の国におけるServiceNow, Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名と製品名は、関連する各会社の商標である可能性があります。

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上場
海外市場
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設立
2013年09月