タムロン、ベトナム新工場稼働
事業拡大を見据え、世界三極生産体制を強化
総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:桜庭省吾、本社:さいたま市)は、生産キャパシティの拡大、安定供給体制の強化、そしてコスト対応力の強化を図るため、約40億円を投資し建設を進めていたベトナム第2工場「タムロンベトナム・ビンフック工場」が完工し、稼働を開始しました。
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本工場はレンズ加工、金属加工、成形、塗装、組み立てまでを一貫して行うことができる量産工場であり、2026年に量産体制の確立、2028年にはフル稼働を目指します。これを達成することで当社グループの生産キャパシティは2024年比で約1.2倍増となる予定です。当社は世界三極生産体制を敷いており、日本の青森工場は生産技術を確立させる「マザー工場」としての役割を担い、中国工場は中国国内向け製品の生産拡大、そしてベトナムの2つの工場はグローバル市場に向けた製品の生産拡大を図っていきます。
昨今、地政学リスクに加えて対中関税リスクも高まっていますが、このようなリスクの顕在化も見据え、当社は2023年より本工場の建設を進めてきました。目まぐるしく変化する社会において、当社はこれからも光学製品を世界中の顧客の皆さまのお手元に、確実にお届けできるよう、生産体制を整え強化してまいります。
【竣工式の様子】
2025年2月19日に行われた竣工式の様子
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■タムロンベトナム・ビンフック工場 概要
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<株式会社タムロンについて>
デジタル一眼カメラ用交換レンズをはじめとする、一般ユーザー向けの自社ブランド製品からOEM製品、そして各種産業分野に貢献する光学製品に至るまで、独創的な光学製品を供給している総合光学機器メーカーです。今後も豊かな創造性と先進的な高い技術力を駆使し、さまざまな産業分野に眼を向けて邁進するとともに、事業活動のあらゆる面で環境保全に配慮した活動を目指します。
<取扱光学製品>
ミラーレスカメラ用交換レンズ、一眼レフカメラ用交換レンズ、監視カメラ用レンズ、FA/マシンビジョン用レンズ、TV会議用レンズ、カメラモジュール、車載カメラ用レンズ、ビデオカメラ用レンズ、デジタルカメラ用レンズ、ドローン用レンズ、医療用レンズ、各種光学用デバイス部品 他
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