武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 教育寮生 ×「農WORKツアー」現地での交流を通し、生産者目線から福島を知る4日間

~起業家精神を育む「学び」「成⻑」「つながり」の場を~

株式会社ジェイ・エス・ビー

 株式会社ジェイ・エス・ビー(本社:京都府京都市、代表取締役社長:森 高広 以下、当社)は、全国農業協同組合連合会(以下、JA全農)及び株式会社JTB(以下、JTB)と連携し、武蔵野大学のアントレプレナーシップ学部の教育寮の入居者を主な対象とした、「令和7年度農業繁忙期解消型労働力確保・供給モデル事業」の一つである農作業体験ツアー(農Workツアー)に参加しました。

【背景と目的】

 当社が東京都武蔵野市で運営する食事付き学生マンション「学⽣会館ラティエラアカデミコ三鷹」は、その一部を武蔵野⼤学のアントレプレナーシップ学部の教育寮として利用されています。当社は、武蔵野大学と連携を図り、起業家精神を育む同学部への学⽣⽀援として、寮費の補助と共に、「学び」「成⻑」「つながり」の場を創出するイベントを企画しています。

 今回、JA全農様より福島県の企画である「農Workツアー」を紹介いただき、さらに寮以外での新しい経験や発見の提供をテーマに、大学生向けの企画として計画を開始しました。また、当社オリジナルのツアーとすべく、JTB様にも今回の目的を共有し、生産者との交流機会等、教育寮ならではの視点および学生視点での課題発見や解決を生み出せないかと4日間の企画を作成しました。

 寮生を中心に、先般開催の「こども食堂」参加者や、募集協力いただいた商店街への声掛けも行い、15名が参加しました。

【概要・プログラム構成と主な体験】

日   時:2025年8月21日(木)~8月24日(日)3泊4日

活動エリア:福島県(南相馬・楢葉町)/小高園芸団地/JA ふくしま未来鹿島共選場

企   画:福島県・JTB/JA全農

参   加:武蔵野大学の教育寮生をはじめとする大学生、教育寮周辺の地域住民の方 15名

※本ツアーは、福島県の「農業繁忙期解消型労働力確保・供給モデル事業」に基づく助成金による県の費用負担にて実施されています。

実施内容:藍染体験/梨の選果・収穫/きゅうり選果・収穫/農家との交流会

     /ワンダーファーム/東日本大震災伝承館見学

●DAY1/8月21日 南相馬市での藍染体験

南相馬市の藍染文化は、東日本大震災後の復興の過程で広まりました。風評で休耕地となってしまった場所を利用し、藍の栽培を行っています。

南相馬市災害復旧復興ボランティアセンターの方々から、藍染めの成り立ちから、上手く染めるコツまで教えていただき、多様な模様の手ぬぐいを染め上げました。食料生産のみならず、「ものづくり」で地域を盛り上げる地元の方のお話も聞くことができました。

●DAY2/8月22日 梨の選果・収穫体験・生産者さんとの交流

鹿島町農協共同集荷場にて、旬の幸水を初めとする梨の選果作業に取り組みました。生産者の立場となって、梨1つ1つの色や表面を見て選定し、箱詰めから出荷前までの作業を行いました。
お昼は現地の梨の生産者の方と昼食を取り交流を行い、貴重なお話を聞くことができました。その後、収穫も行い、みずみずしい梨をいただきました。

■参加者の感想

・普段口にしている食材は目の前に出された時の形や色味しか見ていないが、実際には1つの食材に対して何人もの人が関わり、大切に育ててきた食材であることが身に染みて感じられた。

・生産者さんの後継者問題が深刻化していることはニュースや大学の勉強で学ぶことは何度かあったが、実際に自分たちが農業を体験させてもらって初めて後継者問題が想像以上に深刻化していることを学んだ

●DAY3 /8月23日 きゅうりの選果・収穫体験

小高園芸団地にて、きゅうりの収穫・選果作業を実施しました。

その後、JAふくしま未来「のれん分け方式」の新規就農者受け入れ支援についてお話をいただき、実際に民間企業で勤務後に農業経営を始めた生産者の方と情報交換を行いました。

また、収穫した新鮮なきゅうりを各自お土産にいただきました。

■感想

・中小規模の農家さんが増えれば規模は広がるなど農業について色々な視点から考えることができた。

・きゅうりは夏の時期に収穫するが、夏のハウスは暑くてかなり体力が奪われることを実感し、食が十分に取れている裏側には、農家さんの努力があることがわかった。

●DAY4/8月24日 東日本大震災伝承館見学

福島県双葉町にある県立施設で、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故という複合災害の事実と、それによる地域住民の経験や復興への歩みを伝えるための施設を訪れました。

■感想

・実際に被災された方々の証言や記録映像を見て、震災の恐ろしさと現実感のある悲しみが胸に迫ってきた。また、単なる資料館ではなく、「命を守ることの大切さ」や「人との絆」を感じられる場所だったと思う。被災後の助け合いやボランティアの活動、地域のつながりの大切さを知ることもできた。

・当時の被害がいまだに残っていることに驚いた。私たちが今「平和」に暮らせていることは決して当たり前ではないことがわかった。特に飾られていた写真で未だに見つかっていない行方不明の家族を探して海に潜り続けている男性の写真が印象的だった

・震災当時から今までのことが一分一秒単位で記されていて、すごく重く、生々しく感じた。私も震災当時は幼稚園生だったため体験はしているが、年々その記憶が薄れていってしまう。この事実があったことを忘れてはいけないし、ここから学んでいかなくてはいけないと感じました。

■ツアー全体を通しての参加者感想

・農家さんが一から心を込めて育ててくださった食材に感謝し、食べ物は残さずキレイに食べて、SDGsに貢献しようと思った。

・農業という生活に欠かせないことに少しでも関われて良かった。僕らのような年代で農業体験があるかないかだと雲泥の差があると思うので全世代が参加するべきだと思う。

・こういうツアーを増やして、交流をすることが必要。個人的なイメージだが、若者は農業に興味が無いわけではないと思う。接点がないだけだと思う。

・3泊4日がすごく早く感じられた充実したツアーでした。一週間位、地方で今回と同じように、地域の方との触れ合い、伝統文化に焦点を置いたツアーがあったら参加したいと思いました。

・実際の農業の現状と、福島での震災のことを知ることは、これからの日本を生きるどの人にとって大事な事だと思います。実際に農家になるのも良いですし、仕組みづくりの面でも役に立てそうなので、この体験は大きかった。

【当社概要】

社 名  : 株式会社ジェイ・エス・ビー

本社所在地: 京都府京都市下京区因幡堂町655番地

創 業  : 1976年12月

上 場  : 東証プライム(証券コード3480)

代 表  : 代表取締役社長 森 高広

U R L   : https://www.jsb.co.jp/

全国の学生マンション検索サイト: https://unilife.co.jp/

ジェイ・エス・ビーグループは1976年の創業以来、全国で学生マンションの運営管理を手掛け、現在では北海道から沖縄まで学生向け賃貸仲介店舗「UniLife(ユニライフ)」86店舗を展開、2025年4月時点で99,300室を管理しています。近年では、食事や家具家電付きの住まいの提供や、学生の「学び・成長」を支援する取り組みに力を入れています。

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会社概要

株式会社ジェイ・エス・ビー

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業種
不動産業
本社所在地
京都府京都市下京区因幡堂町655番地
電話番号
075-341-2728
代表者名
近藤 雅彦
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1976年12月