三井不動産レジデンシャルは、環境負荷低減につながる新しいすまいとくらしの考え方として 『カーボンニュートラルデザイン』*を提案
コンセプトプランを世界最大規模のエレクトロニクス展示会「CES2022」に初出展
※2022年7月27日に本文中に記載された『AirLOGY』に関する数値等に対して誤りが確認されましたので、一部内容を修正いたしました。
三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:嘉村 徹)は、カーボンニュートラル社会の実現に向けたこれからのすまいづくりの考え方を「カーボンニュートラルデザイン」と位置づけ、コンセプトプランを世界最大規模のエレクトロニクス展示会「CES2022」(アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス、現地日付2022年1月5日~7日開催)に初めて出展いたします。
当社では、2012年に策定した「環境共創プログラム」、2021年11月に策定した脱炭素社会実現に向けた「グループ行動計画」をはじめ、マンションにおける環境負荷軽減に積極的に取り組んでおります。気候変動に対するグローバルな関心と対策の重要性が一層高まっている中において、環境に優しく自然に寄り添ってきた日本家屋の考え方を再認識し、日本家屋が持つ快適性をさらに進化させるためのテクノロジーを融合させた、新しいすまいづくりの考え方を提案いたします。
今後も当社住宅事業のブランドコンセプト「Life-styling × 経年優化」のもと、時代に求められる新しいすまいの在り方を検討し、多様化するニーズに応える商品・サービスを開発することで、持続可能な社会の実現・SDGsへ貢献してまいります。
『カーボンニュートラルデザイン』のポイント
当社独自の、環境負荷低減に貢献する新しいすまいづくりの考え方を「カーボンニュートラルデザイン」と位置づけ、CES2022にコンセプトプランを出展いたします。
・自然の力を活かしながら快適に過ごしていた昔のすまいづくりの知恵(パッシブデザイン)
・「効率的」かつ「抑制的」にエネルギーを使う最小限の技術補完
の2つを融合させることが、カーボンニュートラル社会における日本の住宅の新しい在り方と捉えます。この考え方は、今後の当社の分譲マンションにおいて順次展開してまいります。
◆昔のすまいづくりの知恵を体感できる、「1/1スケール(実物大)の日本家屋」を再現
日本のすまいは、大きな庇や縁側空間といった中間領域を利用して太陽光を調整したり、障子やふすまを開け放すことによって風の通り道を作ることができたり、五感で涼や季節の移ろいを感じたり、自然の力を利用しながら快適に暮らす工夫が施されてきました。
また、障子やふすまの開閉については、食堂・寝室・客間として使い分けたり、大空間にして冠婚葬祭までも自宅で行うなど、くらしのスタイルや用途に合わせて、汎用性の高い間取りを実現することも可能でした。これは、現代のように生活スタイルやライフステージに合わせてリフォームを行う必要がなく、永続的に住み続けることができる「ロングライフ住宅」であったとも言えます。
このような昔から馴染みのあった日本独特の「パッシブデザイン」を他国の来場者の皆様にも身近に感じていただけるよう、展示ブースでは伝統的な日本家屋の様式を再現。庭園スペースや縁側に実際に触れながら、エネルギーを使わない「パッシブ」なくらしを体感していただくコーナーを設置します。
◆「カーボンニュートラルデザイン」を模型と映像で紹介
現代社会はエネルギー消費による快適な生活と引き換えに、さまざまな環境問題に直面してきました。これからのすまいは利便性・快適性は残しながらエネルギー消費をコントロールしていく時代といえます。人々の生活様式や活動時間帯が多様化する現代のすまいにおいて、環境に優しく、より一層快適なくらしを実現するために、従来の日本家屋の知恵を取り入れながら、不足する部分を技術的に補完する最新テクノロジーとの融合が重要であると考えられます。
自然の力をうまく取り入れられる間取りと、「効率的」かつ「抑制的」にエネルギーを使う室内設備、さらにそのエネルギーは燃焼を伴わず環境にやさしい発電方式を採用するなど、日本の知恵と最新テクノロジーを組み合わせた現代~未来における新しいすまいの形を、マンション専有部の模型と映像で紹介します。
<パッシブデザインを生かした工夫例>
・季節ごとに室内の日射しを調整する、深い庇に守られた中間領域の設置(バルコニー、屋外廊下)
・常時通風させることが可能な通風口を設けた建具やサッシの採用
・季節の変化、ライフスタイルの変化などによって間取り変更が可能な「可動式キッチン」、
「可動式収納」、「ウォールドア」
<最新テクノロジーの主な例>
・「全館空調システムAirLOGY」:室温を均一にして快適性を保ち、消費電力およびCO2排出量を最大約39%
削減
・「家庭用燃料電池 エネファーム」:各住戸毎にお湯や電気を生み出すコジェネレーションシステムを設置
・「オンサイトでの太陽光発電」:バルコニー手摺・外壁利用による自家発電電力を共用部へ充当
【CES2022概要】
開催期間:2022年1月5日(水)~7日(金)※アメリカ現地日付
開催地 :アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス
出展ブース会場:Tech WEST, Sands Expo
出展カテゴリー:Smart Home 出展ブース面積:900ft²(約83.6㎡)
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。
目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標11 住み続けられるまちづくりを
三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:嘉村 徹)は、カーボンニュートラル社会の実現に向けたこれからのすまいづくりの考え方を「カーボンニュートラルデザイン」と位置づけ、コンセプトプランを世界最大規模のエレクトロニクス展示会「CES2022」(アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス、現地日付2022年1月5日~7日開催)に初めて出展いたします。
当社では、2012年に策定した「環境共創プログラム」、2021年11月に策定した脱炭素社会実現に向けた「グループ行動計画」をはじめ、マンションにおける環境負荷軽減に積極的に取り組んでおります。気候変動に対するグローバルな関心と対策の重要性が一層高まっている中において、環境に優しく自然に寄り添ってきた日本家屋の考え方を再認識し、日本家屋が持つ快適性をさらに進化させるためのテクノロジーを融合させた、新しいすまいづくりの考え方を提案いたします。
今後も当社住宅事業のブランドコンセプト「Life-styling × 経年優化」のもと、時代に求められる新しいすまいの在り方を検討し、多様化するニーズに応える商品・サービスを開発することで、持続可能な社会の実現・SDGsへ貢献してまいります。
『カーボンニュートラルデザイン』のポイント
当社独自の、環境負荷低減に貢献する新しいすまいづくりの考え方を「カーボンニュートラルデザイン」と位置づけ、CES2022にコンセプトプランを出展いたします。
・自然の力を活かしながら快適に過ごしていた昔のすまいづくりの知恵(パッシブデザイン)
・「効率的」かつ「抑制的」にエネルギーを使う最小限の技術補完
の2つを融合させることが、カーボンニュートラル社会における日本の住宅の新しい在り方と捉えます。この考え方は、今後の当社の分譲マンションにおいて順次展開してまいります。
*「カーボンニュートラルデザイン」とは、建築・設備・サービス・取り組みのあらゆる面で環境共生意識を高め、カーボンニュートラルの実現を目指すための考え方を表現した言葉です。
◆昔のすまいづくりの知恵を体感できる、「1/1スケール(実物大)の日本家屋」を再現
日本のすまいは、大きな庇や縁側空間といった中間領域を利用して太陽光を調整したり、障子やふすまを開け放すことによって風の通り道を作ることができたり、五感で涼や季節の移ろいを感じたり、自然の力を利用しながら快適に暮らす工夫が施されてきました。
また、障子やふすまの開閉については、食堂・寝室・客間として使い分けたり、大空間にして冠婚葬祭までも自宅で行うなど、くらしのスタイルや用途に合わせて、汎用性の高い間取りを実現することも可能でした。これは、現代のように生活スタイルやライフステージに合わせてリフォームを行う必要がなく、永続的に住み続けることができる「ロングライフ住宅」であったとも言えます。
このような昔から馴染みのあった日本独特の「パッシブデザイン」を他国の来場者の皆様にも身近に感じていただけるよう、展示ブースでは伝統的な日本家屋の様式を再現。庭園スペースや縁側に実際に触れながら、エネルギーを使わない「パッシブ」なくらしを体感していただくコーナーを設置します。
◆「カーボンニュートラルデザイン」を模型と映像で紹介
現代社会はエネルギー消費による快適な生活と引き換えに、さまざまな環境問題に直面してきました。これからのすまいは利便性・快適性は残しながらエネルギー消費をコントロールしていく時代といえます。人々の生活様式や活動時間帯が多様化する現代のすまいにおいて、環境に優しく、より一層快適なくらしを実現するために、従来の日本家屋の知恵を取り入れながら、不足する部分を技術的に補完する最新テクノロジーとの融合が重要であると考えられます。
自然の力をうまく取り入れられる間取りと、「効率的」かつ「抑制的」にエネルギーを使う室内設備、さらにそのエネルギーは燃焼を伴わず環境にやさしい発電方式を採用するなど、日本の知恵と最新テクノロジーを組み合わせた現代~未来における新しいすまいの形を、マンション専有部の模型と映像で紹介します。
<パッシブデザインを生かした工夫例>
・季節ごとに室内の日射しを調整する、深い庇に守られた中間領域の設置(バルコニー、屋外廊下)
・常時通風させることが可能な通風口を設けた建具やサッシの採用
・季節の変化、ライフスタイルの変化などによって間取り変更が可能な「可動式キッチン」、
「可動式収納」、「ウォールドア」
<最新テクノロジーの主な例>
・「全館空調システムAirLOGY」:室温を均一にして快適性を保ち、消費電力およびCO2排出量を最大約39%
削減
・「家庭用燃料電池 エネファーム」:各住戸毎にお湯や電気を生み出すコジェネレーションシステムを設置
・「オンサイトでの太陽光発電」:バルコニー手摺・外壁利用による自家発電電力を共用部へ充当
【CES2022概要】
開催期間:2022年1月5日(水)~7日(金)※アメリカ現地日付
開催地 :アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス
出展ブース会場:Tech WEST, Sands Expo
出展カテゴリー:Smart Home 出展ブース面積:900ft²(約83.6㎡)
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。
目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標11 住み続けられるまちづくりを
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