悩んでいませんか、赤ちゃんの夜泣き　睡眠と発達の仕組みを赤ちゃん学の専門家が解説します【NHKカルチャーオンライン講座】

生後6か月～1歳半くらいの赤ちゃんに見られる「夜泣き」。いつまで続くのか、どう対応したらいいのか、そもそもどうして起きるのか。睡眠の発達とその過程でおこる夜泣きについて、小児科医がお話しします。

3月10日（木）15時より、「夜泣きはどうして起きるの？赤ちゃんの睡眠の仕組み」講座をオンラインで開催します。子どもの成長や発達にとって大切な睡眠の発達と、その過程でおこる夜泣きについて、赤ちゃん学の第一人者として知られた小西行郎さんの妻・薫さんにお話しいただき、受講者からの質問にもお答えいただきます。見逃し配信もありますので、当日ご都合の悪い方、講座中にお子さんがぐずったり泣き出したりしないかとご心配の方も安心してご受講いただけます。

• 赤ちゃん学の講座、誕生までの道のり

この講座の企画者である私自身も2児の母です。我が子の赤ちゃん時代はとうに過ぎましたが、出産後は育児書などから赤ちゃんの成長に関するさまざまな情報に触れ、知識を得て、子育てをしてきました。

赤ちゃんが見せる一つひとつの成長、その小さな一歩一歩はその後の発達にどう影響するのか、ということへの興味を多くの方と共有できないか―そんな中でふと思い出したのが、「赤ちゃん学」という新しい学問領域を作り、2001年に「日本赤ちゃん学会」を設立された小西行郎さんのことでした。赤ちゃん学の第一人者である小西さんに、「知っているようで知らない赤ちゃんの不思議と科学」について、お話をしていただけないかと考えたのです。
 

 

小西薫先生

大変残念なことに、小西さんは2019年に亡くなられましたが、病床にあった小西さんが子育て世代に向けたメッセージとして残したたくさんのメモが書籍化されたと知りました。そのメモをまとめたのが、小西さんの妻でご自身も小児科医である薫さんです。薫さんに、親御さんに向けてお話をしていただけないかとご相談したところ、快くお引き受けいただきました。

 

 

• 今回は「睡眠」と、個人差が大きく悩みも深い「夜泣き」をテーマに

その昔、育児休職から復職した後の目の回るような忙しさと疲労感の強い日常の中で、夜泣きによって自身の睡眠が妨げられ、体力が回復できない分を何とか気力でカバーしていました。私と似たようなご経験をお持ちの方は多いことと思います。
我が子の夜泣きはさほどひどくなかったのですが、一晩中泣かれて困った、何をしても泣き止まない等、赤ちゃんによってはその程度が激しく、戸惑う親御さんの話も見聞きしてきました。

そこで今回は、子どもの成長・発達にとって、とても大切な「睡眠」をテーマに、赤ちゃんの睡眠の発達と、その過程でおこる夜泣きなどの問題、その時期に大切にしたいことについて、小西薫先生からお話をうかがいます。

 

見逃し配信もありますので、当日ご都合の悪い方、講座中にお子さんがぐずったり泣き出したりしないかとご心配の方も安心してご受講いただけます。
また、小西先生への事前質問も募集しています。睡眠や夜泣きについて、ご質問のある方は下記お申込みページ内にあるフォームからぜひお寄せください。

講座名:夜泣きはどうして起きるの？ 赤ちゃんの睡眠の仕組み
講師：医療法人社団すくすくの会すくすくクリニックこにし院長 小西 薫
受講形態：オンライン
開催日時：3月10日(木) 15:00～16:30   ※見逃し配信有り
受講料金：NHK文化センター会員・一般(入会不要) 税込3,300円
主催：NHK文化センターオンライン事業部

▼お申込みはこちらから
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1244773.html