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フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
会社概要

フリースケール、インテリジェント・エッジの性能を利用しやすくし、ネットワークをより利用者指向にする新しいARMベースのQorIQマルチコア・プロセッサ・ソリューションを発表

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社

 

データパス・アクセラレーション搭載の新しいQorIQ LS1マルチコア・プロセッサおよび
近日発表予定のARM® Cortex®-A72コア・ベースのQorIQ LS2プロセッサにより、
業界最大クラスのネットワーク・プロセッサ・ポートフォリオを拡充

2015年6月22日米国Freescale Semiconductor, Inc.発表本文の抄訳です。

テキサス州オースチン-(フリースケール・テクノロジ・フォーラム)-ネットワーク仮想化が世界的規模で進展し、ネットワーク・エッジがインテリジェント化したことにより、利用者によるデータのアクセスはこれまで以上に高速化、安全化、そして利便化しています。ハードウェア/ソフトウェアの処理リソースとデータパス・オフロードを適切に組み合わせることで可能となる実装の柔軟性および性能の利用しやすさは、進化を続けるIoT(Internet of Things:モノのインターネット化)のバックボーンとなるダイナミックで柔軟なネットワークに必要な専用装置を、サービス・プロバイダやOEM各社が提供するための重要な要件です。

フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、こうしたニーズに応えるべく、消費電力を抑えて性能を最適化した64ビット対応のARM Cortex-A53コアをベースとするQorIQ(コア・アイキュー)LS1088A(オクタル・コア)とLS1048A(クアッド・コア)のマルチコア・プロセッサを発表しました。フリースケールの第2世代のデータパス・アクセラレーション・アーキテクチャ(DPAA2)を搭載するこの2つのプロセッサは、ソフトウェアでプログラミング可能なデータパス・オフロードを実現し、ネットワーク・エンジニアに対してARMをはじめとする各社により構想化された新たな仮想化ネットワークに向けた低消費電力かつ柔軟で費用対効果に優れたソリューションを実現する処理リソースを提供します。

業界最大クラスのARMマルチコア・ネットワークSoCの製品のポートフォリオを拡充するQorIQ LS1088A/LS1048Aプロセッサのベースとなるのは、最大1.5GHzで稼働するCortex-A53コアです。このプロセッサは、DDR4メモリ・コントローラ、およびL2スイッチ機能を備えた最大2個の10Gb/s Ethernetインタフェースと8個の1Gb/s Ethernetインタフェースを内蔵するなど、他に類を見ない高い統合性を提供します。さらに、超低消費電力を特長とし、インテリジェント・エッジのアクセス機器、NFVと仮想CPEソリューション、産業制御システム、およびインテリジェントNICアプリケーション向けに設計されています。

フリースケールのデジタル・ネットワーク部門担当副社長であるタレク・ブスタミは、次のように述べています。「フリースケールが昨年発表した新しい仮想化ネットワーク向けのQorIQ LS2ファミリは、現在量産化を進めています。加えて、業界に先駆けてCortex-A72コア・テクノロジの統合を予定しており、ポートフォリオは更に拡充されます。フリースケールは、こうした活動を継続し、データをより身近で利用しやすいものにすることで、利用者指向のネットワークを推進していきます。フリースケールのデータパス・オフロード機能と最新の64ビット対応ARM Cortex-A53コアを統合したQorIQ LS1088Aプロセッサは、低消費電力と高性能の最高レベルのバランスが図られており、バリュー・パフォーマンス・ティアとインテリジェント・エッジに高度なアーキテクチャ・ソリューションをもたらします。」

LS1088AおよびLS1048Aは、アクセス・アプリケーションおよびvCPEアプリケーションをターゲットとする初の超低消費電力の通信プロセッサで、フリースケールの第2世代プログラマブル・データパス・アーキテクチャ(DPAA2)の活用により、アクセラレータの高度な共有とシンプルでセキュアなネットワーク・インタフェースを通じて超高性能と使いやすさを両立します。DPAA2には、CPUで実行するソフトウェアの負荷を軽減するアドバンストI/Oプロセッサ(AIOP)をはじめとする複数の強力なアクセラレーション・エンジンが組み込まれています。次世代のデータパスは、その高性能により評価を得ているフリースケールの幅広いネットワーク・セキュリティ・エンジンの機能をさらに強化します。その成果が、きわめて高い利用価値、電力効率、および処理能力を備え、セキュリティ性能に優れた、この2つの通信プロセッサです。

フリースケールのもう1つの業界初:ネットワーク向けARM Cortex-A72
フリースケールはARMベース通信プロセッサのポートフォリオの拡充を続けており、次の通信プロセッサには業界で初めてARM Cortex-A72コアを採用する計画を発表しました。QorIQ LS2プロセッサ製品ラインへの搭載を予定しているCortex-A72コアは、最も先進で最高性能のARMv8-Aプロセッサ・コアです。Cortex-A72テクノロジは、クラス最高の性能を発揮すると同時に、全体の消費電力を削減します。

ARMの組込みセグメント・マーケティング担当副社長であるCharlene Marini氏は、次のように述べています。「フリースケールのデータパス・アクセラレーション・テクノロジとARMのCortex-A53/Cortex-A72コアは、モバイルおよびIoTのコネクティビティの進化に必要とされる迅速性と効率性により、インテリジェント・フレキシブル・クラウドの実現に大きく貢献するはずです。ARMとしては、データ・トラフィックおよび管理作業の複雑性の増大に対処するため、ネットワークの消費電力、コスト、および待機時間の課題を解決しなければなりません。それを可能にするのが、高効率の汎用処理能力と堅牢で効率的なパケット処理に適したDPAA2アクセラレーション・テクノロジを統合した、フリースケールのQorIQ LS1088AおよびLS1048A製品です。」

開発作業を軽減するエコシステムとソフトウェア
QorIQ LS1088A/LS1048Aプロセッサの開発サポートには、高度なハードウェア抽象化とソフトウェア開発効率化の機能を備えた包括的なソフトウェア開発ツールキットを投入する予定です。この2つの機能の組合せは、広く利用されているLinux®環境での使いやすさと高性能処理を両立します。このツールキットを利用すれば、基盤となるハードウェアを最大限に活用しつつ、ネットワークを介したリアルタイムの「ソフト」制御でネットワークの変化に容易に対応することができます。

フリースケールの包括的なイネーブルメント・エコシステムは、LinaroおよびOpenDataPath(ODP)テクノロジ向けAPIに加えて、インタフェース、アクセラレータ、およびネットワーク機能のセットアップ、初期化、テアダウンを容易化する管理ソフトウェアによって、使いやすさをより高めています。さらに、性能が最適化された実用的データパス・ライブラリであるフリースケールのVortiQaソフトウェア・ソリューションおよびさまざまな開発ツールとオープン・ソース・ソフトウェアの提供も予定します。

供給
フリースケールのQorIQ LS1088A/LS1048Aデバイスは、2016年第1四半期にサンプル供給を開始する予定です。

フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、セキュアな組込みプロセッシング・ソリューションによって”Internet of Tomorrow”(モノのインターネットの先にある、よりセキュアなIoTソリューション)を実現します。フリースケールのソリューションは、より革新的で、世界を繋ぎ、私たちの生活をシンプルで安全なものにします。また、世界的な企業の役割として、次世代のイノベータを育むために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育に貢献することを約束します。詳細は、http://www.freescale.com/のWebサイトをご覧ください。

フリースケール・テクノロジ・フォーラムについて
フリースケール・テクノロジ・フォーラム(FTF)は、業界で最も包括的な組込みエコシステムをテーマに掲げ、10年間にわたってイノベーションとコラボレーションを牽引してきました。FTFが提供するのは、現在および将来のモノのインターネット化に欠くことのできないセキュアな組込みソリューションを設計および完成させるためのトレーニングと専門技術です。FTFでは、4日間にわたる詳細なトレーニング、ハンズオン・ワークショップ、フリースケールやエコシステム・パートナーによるデモンストレーションが開催されたほか、同業種や先進的な知見をもった人々とのコラボレーションを促進しました。このフォーラムは世界中の開発者コミュニティから圧倒的な支持をもって受け入れられ、2005年に開催を開始して以来、世界中の参加者は約70,000人を超えています。FTFはテキサス州オースチンで2015年6月22日~25日の日程で開催されました。基調講演の様子やセミナ―資料、テクニカル・デモのビデオはhttps://ftf.freescale.com/?tid=FSHBNRJA_20150625のWebサイトをご覧ください。

FreescaleならびにFreescaleのロゴマーク、QorIQはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、 または登録商標です。 LayerscapeはFreescale Semiconductor Inc.の商標、または登録商標です。ARMならびにCortexはARM Ltd. またはEU/その他の地域における子会社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2015フリースケール・セミコンダクタ・インク

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会社概要

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社RSS
URL
http://www.freescale.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー 29F
電話番号
-
代表者名
ケンリック P. ミラー
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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