2020年7月豪雨緊急支援開始 国際NGOセーブ・ザ・チルドレン
子ども支援の国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(理事長:井田純一郎/専務理事・事務局長:三好集、 本部:東京都千代田区、 以下セーブ・ザ・チルドレン)は、記録的な大雨に見舞われた九州南部の状況を受け、特に甚大な被害が報告されている熊本県を中心に、被災した子どもたちへの支援活動を開始します。
初動支援として、熊本県、福岡県、長崎県で、学童保育連絡協議会や災害医療支援組織をはじめとする連携団体を通じて、避難先で使用できる「緊急子ども用キット」1,000セット(予定)の配布を行います(詳細は次の通り)。なお、今後の緊急支援については、団体ウェブサイトやSNSなどでも随時報告します。
2020年7月豪雨緊急支援
- 支援開始予定日:2020年7月13日(月)以降
- 地域:熊本県人吉市、福岡県大牟田市・久留米市、長崎県大村市
- 支援の内容:緊急子ども用キット(ウェットティッシュや手指用消毒液などの衛生用品、おりがみなどの遊びのグッズ、ホイッスル、子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)のパンフレット、オンライン配信の「遊び」のコンテンツのパンフレットなど)
- 個数:1,000セット(予定)
セーブ・ザ・チルドレンは、記録的な豪雨により土砂崩れや河川の氾濫が相次いでいる熊本県を中心に、7月初旬より、九州各県の子ども・子育て支援組織や医療支援組織を通して、子ども関連施設や、避難所での子どもたちの状況について情報収集を続けています。また、7月1日からは、SNSを通して、「子どものための心理的応急処置(子どものためのPFA)」の情報発信や、避難所や車中泊で避難している子どもたちへオンライン配信の「遊び」のコンテンツ情報の発信もしています。
今後も、九州各県の連携団体などを通じて情報収集を継続するほか、これまで国内で発生した自然災害における緊急支援の知見をもとに、子どもたちや保護者、地域の支援ニーズにもとづき、子どもたちが日常性を回復し、災害時における子どもの権利保障を実現するために活動を展開していきます。なお、現時点においては、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、東京から被災地への緊急支援対応チームの派遣を検討しておらず、連携団体を通しての緊急支援を行っていきます。
■2020年7月豪雨緊急支援への個人の皆さまからのご寄付はこちら https://www.savechildren.or.jp/lp/emegency_kmj202007/
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