日本の美意識を体現するウオッチブランド<セイコー プレザージュ>より、独創の機構「スプリングドライブ」を初搭載した、新コレクションを発売

セイコーウオッチ株式会社

セイコーウオッチ株式会社(代表取締役会長 兼 CEO:服部 真二、本社:東京都中央区)は、日本の美意識を体現するウオッチ<セイコー プレザージュ>から、セイコー独自の駆動機構「スプリングドライブ※1」をはじめて搭載し、プレザージュの代名詞ともいえる「琺瑯(ほうろう)」ダイヤルを採用した新コレクション(2機種)を2019年10月11日(金)に全国および、海外市場において発売いたします。希望小売価格は各480,000円+ 税です。

左:SARR001、右:SARR003左:SARR001、右:SARR003

 <セイコー プレザージュ>は、100有余年に渡るセイコーの時計作りの歴史とノウハウを受け継ぐ、メイド・イン・ジャパンのウオッチブランドとして、その伝統とテクノロジーが融合した幅広い商品ラインアップを展開、日本の美学に根ざしたユニークなデザインや技術により、世界中で高い評価を獲得してまいりました。
 日本ならではの美意識や感性を追求し続けてきたプレザージュは、セイコーが生んだ革新的な機構「スプリングドライブ」を搭載することで、ブランドの次なる扉を開きます。

商品特徴
「スプリングドライブ」を搭載した、はじめてのプレザージュ
 ぜんまい駆動でありながら、従来にはない、日差±1秒以内という高精度を実現したセイコー独自の駆動機構である「スプリングドライブ」。機構としての独創性、実用性もさることながら、スイープ運針と称されるほど音も無く、ダイヤルの上を滑る秒針の動きは、とめどなく流れていく時の移ろいを感じさせます。
 構想から20年以上の開発期間を経て、卓越した匠の技と先端技術が融合したことで生まれたこの機構は、日本人が持つ繊細なものづくりへの美学を体現するのにふさわしいムーブメントであるといえます。



セイコーの腕時計のはじまり、琺瑯ダイヤル
 セイコーが生んだ国産初の腕時計「ローレル」のダイヤルにも用いられている琺瑯は、鉄製素材のダイヤルに、不純物のきわめて少ない粘土・純水・ガラス等を原料とする釉薬(うわぐすり)を塗布し、高温で焼成しています。琺瑯は古くから使用されている素材ですが、気温や湿度により釉薬の各成分比率を調整する必要があるなど、非常に高い技量を要すため、プレザージュの中でも限られたラインアップにのみ使用されています。永く、色褪せることのない美しい琺瑯ダイヤルは、琺瑯職人 横澤 満(よこさわ みつる)氏の監修により生み出されており、本作では、独特のみずみずしさをもった白色と、温かみのある艶が特徴的な黒色の2色で展開されます。

琺瑯職人 横澤 満(よこさわ みつる)
富士ホーロー株式会社(1971年入社)つくば工場 技術顧問
塗布面の厚さわずか0.01mm刻みの仕上がりを見抜く眼力を持つ匠。一般的な琺瑯製品は、小さい物でも10cm四方程度ですが、セイコーで使われているダイヤルは、3cm程度と小さく厚みなどにも制限があります。繊細に造り込まれるダイヤルに琺瑯を施すことができる日本有数の職人です。


日本デザイン界のパイオニア、渡辺 力氏の思想を受け継いだジャパニーズモダン
 ダイヤルのデザインは、日本におけるデザインの黎明期からインテリアやプロダクトデザインの分野で長年に渡り活躍した渡辺 力(わたなべ りき)氏のデザイン哲学を受け継ぎ、抑揚の効いた時分針と、氏が愛した「Didoni書体」を組み合わせることで、奇をてらわず、シンプルでいて美しい、時刻の読み取りやすいレイアウトを目指しました。時計の顔である「ダイヤル」の魅力を最大限尊重するため、装飾を排した潔いケースの造型により、軽快で日本らしいモダンなスタイルを実現しています。
 

インテリア・プロダクトデザイナー 渡辺 力(わたなべ りき)
(1911年~2013年)
日本のデザイン黎明期における先駆者として、日本インダストリアルデザイナー協会の創設等、社会・教育分野でのデザイン認知に多大な貢献。ミラノトリエンナーレ展金賞、毎日デザイン賞、紫綬褒章など受賞多数。「ヒモイス」「トリイスツール」また各地のプリンスホテルインテリア等を代表作に持つ、日本デザイン界を代表する存在です。時計に関しても深い造詣を持ち、セイコークロック、世界時計、日比谷第一生命ビル・ポール時計などを手がけ、細部にまでわたる配慮と信念を持った作り込み、見やすさ、美しさのバランスに定評があります。


商品仕様
<セイコー プレザージュ>プレステージライン 琺瑯ダイヤル スプリングドライブモデル
 

SARR001SARR001

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品番 SARR001 SARR003
希望小売価格 480,000円+税 480,000円+税
ケース ステンレススチール
(ダイヤシールド※2)
ステンレススチール
(ダイヤシールド※2)
ダイヤル 琺瑯(ホワイト) 琺瑯(ブラック)
ストラップ コードバン(ブラック) コードバン(ブラウン)
国内取扱店 セイコーブティック/
セイコーウオッチサロン
セイコーブティック/
​セイコーウオッチサロン
発売予定日 10月11日(金) 10月11日(金)

いずれもComfotex(※3)

【商品仕様】
ガラス素材:デュアルカーブサファイアガラス(スーパークリア コーティング※4)
裏ぶた:サファイアガラス(シースルー・スクリューバック)
防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)
耐磁性能:耐磁時計(JIS 耐磁時計1種)
ケースサイズ:[外径]40.0mm(りゅうず部含まず) [厚さ]13.1mm
アフターサービス:メーカー保証 保証期間1年間

【ムーブメント仕様】
スプリングドライブムーブメント キャリバー5R65
巻上方式:自動巻
時間精度:平均月差±15秒(日差±1秒相当)
(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)
パワーリザーブ:約72時間
石数:30石
付加機能:日付表示機能、パワーリザーブ表示機能

(※1)スプリングドライブ
機械式時計と同様にぜんまいのほどける力を動力源としながら、ICと水晶振動子により正確に精度を制御するセイコー独自の駆動機構です。電池が不要であること、温度変化や衝撃・振動など外部環境の影響をほぼ受けない安定した時間精度、さらに、流れるように滑らかな秒針の運び(スイープ運針)が特徴です。

(※2)ダイヤシールド
日常使いの擦り傷や小傷から、時計本来の美しい輝きやきれいな仕上げを守るため、セイコーが独自に開発した表面加工技術です。

(※3)Comfotex(コンフォテックス)
ガラスの存在を感じさせない「スーパークリア コーティング」と、時計を傷から守る「ダイヤシールド」により、腕時計に求められる快適性(見やすい、傷つきにくい)を実現する、セイコー独自の快適技術です。

(※4)スーパークリア コーティング
光の反射を99%以上抑制する透明被膜を、ガラスの表裏両面に施したセイコー独自の無反射コーティング処理です。太陽光や照明がまぶしい環境下でも、ガラスの存在を意識させません。また、表面の防汚膜により汚れがついても簡単に拭き取ることができます。

<お問い合わせ先>
セイコーウオッチ(株)お客様相談室 0120-061-012(通話料無料)

セイコーウオッチ(株)の公式Webサイトアドレス
https://www.seikowatches.com

<セイコー プレザージュ>の公式Webサイトアドレス
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/presage

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会社概要

セイコーウオッチ株式会社

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URL
https://www.seikowatches.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区銀座1丁目26-1
電話番号
03-3564-2111
代表者名
内藤 昭男
上場
未上場
資本金
-
設立
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