【新型コロナで定年世代に価値観の変化】シニア世代、新型コロナ収束後やりたいこと宣言

アクトインディ株式会社

アクトインディ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:下元敬道)の100%子会社であるせいざん株式会社 (事業所:東京都港区、代表取締役:岩田貴智)が企画・運営する定年世代向け情報サイト「エンパーク」(https://en-park.net/)は、40代以上の定年世代を対象とした新型コロナの影響に関するアンケート調査を実施しました。(調査期間:2020年4月9日~5月7日)

【本リリースのポイント】
  1. 収束後の望みは外出・再会・買物
  2. 新型コロナで定年世代に価値観の変化

【総括】
新型コロナの影響が続く中、感染への不安は依然として大きく、思うように外出できないことや親戚や友人と会えないことも心に重くのしかかっている人は少なくない。だからこそ、収束後にはその辛抱していた分を発散させたいということで、外出や再会、買い物を楽しみたいという気持ちが高まることに深くうなずける。
また、これまでの日常とは大きく異なる状況下で、価値観の変化もみられている。これまでは少しでも体調が悪ければ気兼ねなく病院へ行くことができたが、今は病院へ行くことがさらなるリスクへもつながることを懸念して通院を控える人も多い。そんな状況も「健康」に対する意識を高く押し上げている要因ではないだろうか。また、「家族との時間が増え、愛おしさが深まった」という声にもあるように、家族という最小単位の社会生活に多くの時間を費やすことになったことで、改めて「家族」と向き合いその価値観が変化しているようだ。新型コロナがもたらす悲しみや損失の大きさは計り知れないが、自由で便利で快適な暮らしの当たり前が当たり前でなくなったことで、私たちは生活を支えてくれている多くの人々がいたことに気づき、感謝の気持ちを持って向き合うことができる大切な機会として、この時期を耐えて乗り越えていなかければならないのだろう。


1. 収束後の望みトップ3は外出・再会・買物
現在、新型コロナによる影響での困りごととして一番多かったのは「感染に関する不安があること」で約8割。「外出できないこと」(約7割)、「親戚や友人に会えないこと」(約4割)が続いた。男女別で一番大きな差があったものは「親戚や友人に会えないこと」で、男性が約3割であったのに対し、女性では約5割と半数近くに上っていた。

新型コロナが収束した後にやりたいことについては、1位が「お出かけ(旅行も含む)」、2位が「親戚や友人と会う」、3位が「買い物」となっており、感染の不安を除いた現在の困りごとがそのまま反映されるような結果となった。また、多くの項目において女性の方が積極性が高い傾向がうかがえるが、「スポーツ」については男性が女性よりも7ポイント高い結果となった。


新型コロナ収束後のご自身の宣言があれば教えてください(自由回答、一部抜粋
  • 会えなかった家族、友達を抱きしめたい!!(48歳女性・自営業)
  • より免疫力をあげることにお金を使おう!(64歳女性・主婦)
  • 全ての人が社会と関わりを持っていることを深く自覚したので、今後は自分の行動により責任を持ちたい(62歳男性・専門職)
  • しがない年金生活でどこへも行けないけれど、コロナ収束後は心穏やかに過ごしたい(77歳男性・無職)
  • 観劇をしたいのですがすべて延期延期で緊急事態宣言後は中止となってしまいました。収束したらみたい舞台がたくさんあります!(40歳女性・主婦)
  • 仕事に感謝。平常に感謝!!(56歳男性・会社員)
  • また瀬戸内海の見える場所に住みたいという自分の気持ちが分かったので、引っ越ししたい!(52歳女性・主婦)
  • 数年前に病に倒れ、以来車椅子生活です。もう一度自分の足で歩きたくてリハビリに励んでいましたがコロナの影響で今リハビリができません。コロナが収束したらまたリハビリ頑張るぞ!!(55歳男性・会社員)
  • 孫に会いに行くぞ!(62歳男性・無職)
  • 休暇を取り両親との時間を過ごしたい!(53歳女性・会社員)
  • 渋谷のスクランブル交差点のような人がたくさんいるところを心置きなく歩きたい(58歳女性・主婦)
  • ボランティアをして、日本を支援出来たら嬉しいなと思います(40歳女性・公務員)
  • 入院中の父に会いに行きたい!(40歳女性・主婦)
  • 体がなまってしまっているので、運動するぞ!!(40歳女性・パート)
  • がっつり仕事して今までの収入減分を取り戻すぞ!!(45歳男性・会社員)
  • 就職した息子と飲みに行く(49歳男性・会社員)
  • 人生楽しむぞぉー!(71歳男性・自営業)
  • たくさんの人に会い大交流をしたい(42歳男性・会社員)
  • 理容店、病院等、たまった用事を済ます(54歳男性・会社員)
  • 外食したい!おうちごはん飽きた〜〜(47歳女性・会社員)
  • 競馬場に行くぞ!万馬券よ、待っていろ!(48歳女性・主婦)
  • マスクをしないで、思いっきり深呼吸するぞ~!(45歳男性・自営業)
  • 趣味の海釣りを再開するぞ!(59歳男性・会社員)
  • お洒落で雰囲気のあるお店のカフェ巡りをしてインスタに載せる写真を撮るぞ!!(今、カフェ巡りができなくなってインスタに載せる写真を撮れない)(47歳女性・無職)
  • 御朱印帳を埋めるべく、神社を巡る旅に出たい!(46歳男性・公務員)
  • 東京で一人暮らしをしている娘に会いに行きます!(55歳女性・会社員)
  • 自粛中に連絡を取り合った友達全員に会う(42歳女性・専門職)
  • お気に入りのお店をたくさんまわる!カフェや美味しいビールをだすバーへも行きたい!!応援するぞ!!(54歳女性・パート)
  • コーチをしている学童野球チームの子ども達とたくさん野球をするぞ!!!(40歳男性・専門職)
  • 孫達を思いっきり外で遊ばせ、爺ちゃんの好感度爆上げを狙う!(64歳男性・自営業)
  • 田舎に墓参りしに行きたい(45歳男性・パート)
  • 海外旅行に行きたい!世界遺産めぐりします!(52歳女性・主婦)
  • 夫とゆっくり温泉旅行に行きたい(59歳女性・主婦)
  • 御朱印集めを再開したい!(47歳女性・会社員)

2. 新型コロナで定年世代に価値観の変化

 

新型コロナの影響で今までの自身の価値観に変化が生じたと回答した割合は約5割で、男女別でみると、女性の方が価値観に変化があった割合が男性と比較して10ポイントほど多かった。

価値観に変化があったと回答した人に、どのような変化があったのかを質問したところ、「健康」に対する価値観が上がったと回答したのは約8割であった。その他、価値観が上がった割合が高かったのは「家族」、「お金」であった。一方、価値観が下がったと回答した割合が一番多かったのは「仕事」(約2割)であった。


価値観の変化について、思うことやエピソードなど(自由回答、一部抜粋)
  • 普段の当たり前の生活が、世界全体の協力によって成り立っていたことに気付いた(55歳女性・パート)
  • 日常生活への感謝を強く感じるようになりました。在宅時間が増え、家のこと、家族のこと丁寧に向き合えるようになりました(72歳女性・主婦)
  • 仕事や家族での食事、友人との他愛のない会話がどれほど大切だったか改めて感じました。当たり前の事が当たり前であることってすごいな、と思いました。また、大変な時に貯金のある人はなんとかやっていける。改めてお金って大切だなと思いました(48歳女性・パート)
  • 以前は潔癖症に対してネガティブな印象も持っていたが、動く度に手を拭いたり触るものを拭いたり、清潔を保つことに神経質になった。コロナきっかけに潔癖症に近い状態になっている。(48歳女性・主婦)
  • 離れている息子たちが、心配だ。何もなければよいのだか。また同居の妻が、もし私が感染して死亡したら・・・と考えた。急遽生命保険にも入った(63歳男性・無職)
  • 不景気になるだろうしお金は大切。でも、健康であることはもっと大切(41歳女性・パート)
  • 行動が制限されているので時間の有効な使い方を学びました(54歳男性・会社員)
  • お金で解決できないことが沢山あることに気付いた(70歳男性・無職)
  • 遊びに出られないとストレスがたまりますが、中学校の休校で孫がず~っと我が家に居ます。ちょっと嬉しい誤算でした!!(69歳男性・パート)
  • 家族との時間が増え、愛おしさが深まった(52歳男性・会社員)
  • 人の本質が見える。こんな人だったのかと、ますます信頼できる人と距離を置く人が真っ二つです(52歳女性・会社員)
  • モノの大切さを痛感しています。マスクをハンカチで手作りしたり~持っているモノで代用する工夫や知恵を学びました(44歳女性・主婦)
  • 医療従事者なので、コロナによって、自身の仕事が皆から必要とされていることを改めて感じた(41歳女性・専門職)
  • 事業の多角化をより一層深刻に考えるようになった(40歳男性・自営業)
  • 無意識に周りの人と比べて、自分は 恵まれていない、損していると感じていたが、周りとの関わりがなくなり、ここ1ヶ月の自分自身や、家族との関わりの中で、今、生活ができ、食事ができ、家族との関わりのある事がとても幸せだと感じるようになりました(40歳女性・会社員)
  • 自粛で家にいる機会が増えた為、家族との絆が深くなったと思う(44歳男性・会社員)

3. プロファイル(回答者全体の571サンプルの内訳)
性年齢比率
  40代 50代 60代 70代以上
男性 20% 15% 12% 5%
女性 27% 12% 7% 1%

 

職業
主婦・主夫 21%
会社員(フルタイム勤務) 36%
パートタイム勤務・アルバイト 15%
公務員 3%
専門職 3%
自営業 7%
無職 13%
その他 2%

 

【エンパークについて】
大人のためのbetterlifeマガジン「エンパーク」(https://en-park.net/)は、2012年3月に葬儀やお墓選びなどの終活・供養に特化したメディアとしてスタートし、2019年9月に定年後の「生きがい」に出会うヒントを発信する情報サイトとしてリニューアル。エンパークは、「社会の輪の中で、生きがいを持ち、心豊かに過ごす高齢者があたりまえにいる未来」の一助となることを目指しています。

【会社概要】
せいざん株式会社
所在地: 東京都港区北青山2-12-9 実相寺内
代表取締役: 岩田貴智
事業内容: シニア関連事業(納骨堂運営、Webサービス運営、寺院支援)、大人のbetterlifeマガジン「エンパーク」(https://en-park.net/)の運営等 
https://www.sei-zan.net/
TEL:03-6804-2411

アクトインディ株式会社
所在地: 東京都品川区西五反田1-27-2 ヒューリック五反田ビル8F
代表取締役: 下元敬道
事業内容: 子育て支援事業、「子どもとお出かけ情報 いこーよ」の運営等 https://iko-yo.net/
URL: https://actindi.net/
TEL:03-5435-1055
FAX:03-5435-0564

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田1-4−28 三田国際ビル23階
電話番号
03-6777-7807
代表者名
下元敬道
上場
未上場
資本金
6000万円
設立
2003年06月